【パパッと作れる♪ スイーツ時短レシピ】~「マグカッププリン」「ぐるぐるマフィン」など~

【パパッと作れる♪ スイーツ時短レシピ】~「マグカッププリン」「ぐるぐるマフィン」など~

福井新聞の紙面で第1・3・4木曜に連載中の「時短でカンタン 毎日ごはん」。忙しい毎日でも "ちゃちゃっと作れる" 時短レシピを紹介しています。


今回は、コツのいらない! 子どもが喜ぶ簡単お菓子づくりスイーツレシピ編です
難しい手間や工程は必要ナシ!! 手軽でおいしいおやつレシピを紹介します♪

福井新聞に掲載されたレシピをまとめたレシピ集は、年に2回発行しています。※次回は2024年5月中旬発行予定。
レシピ集は、福井新聞読者の方に、最寄の販売店よりプレゼントしています。

福井新聞の購読や試読をご希望の方は、お近くの福井新聞販売店または、福井新聞社 販売局(☎0776-57-5170)までご連絡ください。
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\今回教えてくれた方/

お菓子教室「アトリエ・アプレミディ」主宰
若林 嘉織 さん

趣味の教室でお菓子作りの楽しさに目覚め、会社を辞めて渡仏。フランス・リヨンで腕を磨き、2013年、越前市に「アトリエ・アプレミディ」を開講しました。現在は少人数制で、一回ごとのレッスンを実施中。教室の予定や内容はブログで確認を!

 

難しい手間や工程は必要ナシ!!
手軽でおいしいおやつレシピを伝授。

子どもができたら一度は憧れる“手作りおやつ”。ただ、実際には忙しくて時間がなかったり、材料や道具を揃える準備の段階で挫折してしまっている方も多いのではないでしょうか?「おかずは毎日作るから得意なんだけど、お菓子作りはどうも苦手なのよね・・・」という声もよく聞かれます。

越前市でお菓子教室を開く若林先生曰く「おかずは自己流でもおいしく作れますが、お菓子は材料を正確に量ったり、工程通りに進めないと失敗してしまうのが難しいところ。卵の泡立て方ひとつとっても、“このお菓子にはこのくらい”という加減がそれぞれ違うので、苦手意識を持ってしまう人が多いようですね」と話します。

そこで今回は材料をできる限り少なくし、家にあるものでパパッと作れる簡単レシピを紹介します!!先生のレシピは材料がすべてg(グラム)で表記されているため、計量カップいらずなのもうれしいポイント。また、ビニール袋やボウルの中に材料を次々投入して混ぜ合わせていくので、面倒な洗い物が劇的に少ないのも助かります。

頑張らなくても思い立ったらすぐ作れる今回のレシピ。どれも簡単なのに味は本格的なので、ぜひ一度挑戦してみてくださいね。

 
 
昔ながらの素朴な味
マグカッププリン

たった3つの材料で美味しいプリンが完成!!
金属のプリン型ではなく、マグカップに入れて蒸すことで時間をかけてゆっくり中まで熱が入るので、なめらかに失敗なく仕上がります。素朴でやさしい甘さは子どもも大人も大満足のおいしさです。

【材料】(マグカップ5個分)

【プリン液】
・全卵 3個
・砂糖 30g+25g
・牛乳 400g
【後がけ用カラメルソース】
・砂糖 40g
・水 15g(大さじ1)
・お湯 30g(大さじ2)

 

【道具】

・ボウル
・スケール(はかり)
・泡立て器
・ゴムべら
・茶こし
・鍋(※テフロン鍋が便利)

 

【作り方】

ボウルに全卵・砂糖(30g)を入れて、卵白を切るように泡立て器で混ぜる。

鍋に牛乳と膜張り防止の砂糖(25g)を入れ、鍋肌に小さな泡が出てくるまで温める。

➀の卵液に➁で温めた牛乳を入れ、泡立て器でよく混ぜる。

➂のプリン液を茶こしやザルなどで濾し、マグカップに注ぐ。

大きめの鍋に布巾を敷いて、マグカップを入れ、カップの1/3ほど被る量のお湯を張り、弱火にかける。お湯が軽く沸騰したらとろ火にし、鍋の蓋を少しずらした状態で約30分蒸す。

鍋に砂糖と水を入れて中火にかけ、お好みの色になったら火を止めてすぐにお湯を入れ(はねるので注意!)、ふたをする。プリンにかけて冷やす。

 
 
順番に混ぜて焼くだけ
ぐるぐるマフィン

ボウルに次々材料を入れて、グルグル回せば生地の完成!
はちみつを入れてしっとり仕上げたマフィンは、焼き立てはもちろん冷めてもおいしくいただけます。チョコ以外のアレンジも楽しめそう♪

【材料】(6㎝のマフィンカップ6個分)

・薄力粉 85g
・ベーキングパウダー 小さじ1
・純ココア 10g
・全卵(常温) 1個
・砂糖 50g
・はちみつ 10g
・サラダ油 40g
・牛乳 40g
・板チョコ 1枚(50g)

 

【道具】

・ボウル
・スケール(はかり)
・泡立て器
・ゴムべら
・茶こし
・型

【作り方】

大きめのボウルに全卵を割り入れ、砂糖・はちみつを入れて泡立て器でグルグルしっかり混ぜる。

サラダ油を3~4回に分けて入れ、その都度しっかり混ぜる。さらに牛乳を入れ、よく混ぜる。

あらかじめふるっておいた粉類(薄力粉・ベーキングパウダー・純ココア)を入れ、軽めに混ぜる。混ぜすぎるとふくらみが弱くなって高さが出なくなるので、粉が見えなくなったらOK。

マフィンカップの半分まで生地を入れ、板チョコ1/2枚を割り入れる。さらに残りの生地をカップの7~8分目まで入れて、残りのチョコをトッピング。予熱した170℃のオーブンで約23分焼く。

 
 
袋でシャカシャカ振るだけ
2色のブール・ド・ネージュ

子ども一人でも作れちゃう、ビニール袋を使った簡単クッキー。
洗い物も出ないので、調理後の片付けがラクなのも魅力です。卵が入っていない生地はホロッとサクサクの食感が楽しめます。

【材料】(16個分)

・薄力粉 50g
(抹茶味の場合は+抹茶2g)
・きな粉 10g
・砂糖 10g
・塩 1つまみ
・サラダ油 20g
・粉糖 10g
(抹茶味の場合は+抹茶1g)

 

【道具】

・ビニール袋
・スケール(はかり)
・包丁

【作り方】

ビニール袋に粉類(薄力粉・抹茶・砂糖・塩・きな粉)を計り入れ、空気を入れて口を閉じてよく振り混ぜる。

➀のビニール袋にサラダ油を計り入れて、ムラがなくなるまで指先でよく揉み込む。

ビニール袋の上から生地を握って棒状にする。袋を切り開いて16等分にカットし、手でボール状に丸める。

予熱した170℃のオーブンで約20分、うっすらと焼き色がつくまで焼く。冷めたらビニール袋にクッキーと粉糖と空気を入れ、振り混ぜる。

 
 
フードプロセッサーで作る
さくさくスコーン

フードプロセッサーがあれば、ふるう・混ぜる・こねる作業が一瞬で完了!!
中に入れるもののアレンジで甘系・塩系と多彩なバリエーションが楽しめます。

【材料】(5㎝大 6個分)

・無塩バター 40g
・薄力粉 120g
・ベーキングパウダー 小さじ1/2
・砂糖 20g
・塩(有塩バターの時は無) 1つまみ
・牛乳 15g
・プレーンヨーグルト 20g
・全卵 1/2個(25g)
※アレンジはくるみ・アーモンド・レーズン・クリームチーズ・チョコなどお好みで!

 

【道具】

・フードプロセッサー
・ボウル
・スケール(はかり)
・ゴムべら

【作り方】

バターは予め1㎝角に切って、冷蔵庫で冷やしておく。

フードプロセッサーに粉類(薄力粉・ベーキングパウダー・砂糖・塩)をすべて入れ、ガガッと回して混ぜる。

➁に➀の冷たいバターを加え、サラサラの粉チーズ状になるまでよく回す。

➂に液体類(牛乳・ヨーグルト・卵)を加える。

粉気がなくなりポロポロになるまで回す(※一つにまとまる前に止めるのがポイント!)。アレンジの具材はここで生地に混ぜ込む。

生地を6等分する(1個40g程度)。サイドだけを整えて(単一乾電池をイメージ)天板に置き、予熱した180℃のオーブンで約23分、程よい色まで焼く。

※掲載内容に誤りや修正などがありましたら、こちらからご連絡いただけると幸いです。

※本記事の情報は取材時点のものであり、情報の正確性を保証するものではございません。最新情報はお電話等で直接取材先へご確認ください。

ふーぽ編集部
writer : ふーぽ編集部

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