10月1日にオープンした「一乗谷朝倉氏遺跡博物館」は当時の暮らしを学べる癒しの空間だった! 見どころをご紹介。

10月1日にオープンした「一乗谷朝倉氏遺跡博物館」は当時の暮らしを学べる癒しの空間だった! 見どころをご紹介。

こんにちは、ふーぽ編集部です。

 

2022年10月1日に福井市安波賀町にオープンした「福井県立 一乗谷朝倉氏遺跡博物館」。

最近では、一般募集した愛称が決定し、メディアなどでは「あさみゅー」の名前で紹介され始めていますよね♪

 

そんな、開館間もない博物館に、編集部も早々入館してきました! 

館内の見どころを選抜しながら、詳しくご紹介します。

 

【福井県立 一乗谷朝倉氏遺跡博物館は、予約・入替制を導入しております。入館には必ず事前に公式サイト(記事の最後から行けます)の専用フォームから予約が必要です。 】

\エントランス(受付)/

 

こちらは入館すぐのところにあるエントランス。

写真に写っているのは有人の受付ですが、向かって左手には自動受付機があり、そこで入場料を支払います。

※入場には事前予約が必要です。当日でも空きがあればその場で予約可能。

 

 

受付横はカフェ「CARAMON」がオープン。

ドリンクやパフェやワッフルなどの軽食のほか、和定食やハンバーグなどしっかりおなかを満たすメニューもありますよ。

 

 
 
 
 
 
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\フロアマップ/

 

1階は遺構展示室や体験コーナーがあり、2階は実寸大で再現された朝倉館もあります。

 

博物館は、福井県年縞博物館を手掛けた建築家・内藤廣氏の設計

開放的で洗練された空間で、じっくり歴史を眺めることができます。

 

さぁ、中に進んでいきましょう!

 

ガイダンス(1階)

朝倉氏遺跡の概要が分かりやすくまとめられています

 

1階入って左手は、ミニシアター

「一乗谷朝倉氏遺跡」が発見されたことにより、日本で初めて城下町の全体像が明らかになりました。

ミニシアターでは、そんな遺跡発掘の経緯や越前朝倉氏の歴史を映像で紹介しています。

 

MAPを使って地理的な朝倉氏遺跡の位置を確認

デジタル技術を駆使し、来場者にも優しい作りになっています

 

また、越前朝倉氏の一族の系譜や年表、遺跡の魅力を伝えるパネル展示も。

 

デジタルパネルに映し出される立体の地図を使って、遺跡の全貌を見ることができます。

 

日本遺産「石がたり」に関するパネルなども展示されています

 


ガイダンスの向かい側は、のどかな景色を眺めながら遺跡見学のルート情報を確認できます。

遺跡の見どころを紹介したハンドブックなども配布されており、博物館の前後で、近隣の朝倉氏遺跡にもおでかけしたくなりますね。

 

探究ラボ・体験学習スペース(1階)

1Fの広いスペースを使用して解説されています

思わず覗いてみたくなるような顕微鏡まで!

 

さらに進むと、遺跡の発掘調査や遺構を守る仕事についてわかりやすく紹介されたコーナーがありました。

 

顕微鏡や計測具があり、考古学調査を体験することができます。

めくり絵本や、やきものパズルなど手で触って遊びながら学べるので、子どもと一緒に来場した方には特におすすめ。

 

遺構展示室(1階)

 

1階の一番奥にあるのは、石敷遺構(いしじきいこう)の露出展示

 

なんとこちら、博物館を建設する際に偶然見つかった遺跡をそのまま展示しているとのこと!

遺跡を研究した結果、戦国時代の川港「一乗の入江(いりえ)」の船着き場、または道路があったことが分かったそうです。

 

清廉な空気が流れる400年以上前の遺構を目の前にし、背筋が伸びました!

 

 


続いて、2階に上がってみましょう! 

 

基本展示室(2階)

 

2階に上がって左手の基本展示室では、朝倉氏の歴史と城下町一乗谷について、約170万点の出士品をもとに紹介しています。

 

生活用品や職人の道具、武器武具、遊芸の道具を、当時の使い方がわかるイラスト共に展示

 

昔の人々の生活に迫る研究の成果が集められています

 

基本展示室の見どころはなんといっても、遺跡内の平面復元地区の一部を1/30スケールで再現したという巨大ジオラマ

武家屋敷や寺院、町屋などが再現され、当時の一乗谷の情景が広がります。

 

ジオラマにもストーリーが込められており、想像するのもこのエリアの楽しみ♪

当時の暮らしぶりが細部まで!

 

ジオラマの中を歩いているような「ストリートビュー」も見られるので、本当に自分が城下町に迷い込んだような体験ができますよ。

 

ちなみに「基本展示室」のお向かいは、期間ごとに企画が入れ替わる「特別展示室」。

現在は、開館記念特別展Ⅰ「発掘調査の歩み」を展示しています。(2022年10月現在)

なお、特別展を見たい場合は入場料金が異なるのでご注意を。

 

朝倉館原寸再現(2階)

 

基本展示室からさらに奥に進むと、朝倉家5代当主・義景の居館の一部を原寸で再現した朝倉館があります。

 

 

24畳ある会所では、500年以上前に描かれた大徳寺真珠庵蔵「四季花鳥図」の復元模写が障壁画として展示されています。

 

 

越前和紙で精巧に作られたスイセンやキクが咲き乱れる中庭・・・。

清々しい木の香りに満ちたお館・・・。

そして窓からは水田や山々の絶景・・・。

朝倉氏は100年以上にわたり越前を支配し、繁栄を極めました。

当時の反映を様々な視点から再現しており、一乗谷朝倉氏の反映を肌で体感できる空間です。

 

 

歴史を感じつつ、とても癒やされる空間です

 

いかがでしたか?


戦国時代にタイムスリップしたかのように、当時の暮らしを学べる「一乗谷朝倉氏遺跡博物館」。

洗礼されたデザインの空間と安波賀町のどかな景色が相まって、ちょっとした癒しスポットにもなりそうです。

(さらにもっと体感したい!遺跡を歩てみたい方はこちらの「実際に遺跡を歩いてみた」レポート記事をチェック!)

 

\博物館の場所はここ╱

 

一乗谷朝倉氏遺跡博物館は一乗谷朝倉氏遺跡のすぐ近くにあります。

駐車場は博物館のちょうど裏側で、収容数は約200台。

 

なお、入場には予約が必須。当日でも空きがあれば予約できるので、事前にチェックしておきましょう。

※入場予約のみ。入場料は博物館入口の自動受付機で支払います。

※特別展観覧には別途料金が必要です。

⇒予約はこちら

 

 

また、博物館のオープンに合わせ、JR越美北線では、ラッピング列車の運行も開始しました! 

 

列車は、黒色がベースで、蒔絵(まきえ)のようなタッチで描かれたデザイン。

金色や朱色を使って甲冑(かっちゅう)を着て疾走する騎馬武者や、朝倉氏の家紋「三つ盛り木瓜(もっこう)」が描かれています。

 

乗車して博物館に行く場合は、JR福井駅からなら約15分、「一乗谷駅」が最寄り駅ですよ。(下車後徒歩約3分)

 

一乗谷朝倉氏遺跡博物館

福井県福井市安波賀中島町8-10
☎0776-41-7700

開館・閉館日は、開館カレンダーよりご確認ください

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※掲載内容に誤りや修正などがありましたら、こちらからご連絡いただけると幸いです。

※本記事の情報は取材時点のものであり、情報の正確性を保証するものではございません。最新情報はお電話等で直接取材先へご確認ください。

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writer : ふーぽ編集部

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