『お得に寄付して地域の魅力も発見。』
都市部と地方で住民税による収入を均一化するために作られた「ふるさと納税」。
好きな自治体に寄付をすることで翌年の住民税が控除されるだけでなく、返礼品がもらえるため活用する人は年々増えています。
「実はこの制度は、福井県が発祥と言われているんですよ」と「さちふる」の代表・笹川さん。
福井県では約3万2千人がふるさと納税を利用し、その数は今後も増えていくだろうと話します。
ふるさと納税では、住民税として居住市町に納めるはずのお金を、自分のふるさとや応援したい自治体に寄付することができます。
返礼品がもらえるのはもちろん、寄付金の使い道も公開されていて、自分が良いと思った使い方を選んで寄付できるのも特長です。
税金の使い道を自分で決められるのは貴重なので、リピーターも多いです。
返礼品の種類はグルメをはじめ、伝統工芸品や日用品、体験チケットなどさまざまで、寄付を通して地域の魅力を新たに発見できるのもポイントのひとつ。
福井では海産物や米、スイーツのほか、イベントで使える感謝券などユニークな返礼品も注目を集めています。
また、新規事業を支援するクラウドファンディング型の寄付などもあります。
住民税が実際に控除されたかどうかは、翌年の住民税通知書を確認しないとわかりません。
左下にある備考欄に控除額が記載されるので、忘れずにチェックしましょう。