ピュアだから拓けた“ご近所農園”の道。【生活芸人・田中佑典のふくい微事記~南越前町編~】

    ピュアだから拓けた“ご近所農園”の道。【生活芸人・田中佑典のふくい微事記~南越前町編~】

    こんにちは、生活芸人の田中佑典です。

     

    往復約900km。福井県を徒歩で横断する「微遍路(びへんろ)を終え、歩んだ道のりをもとに「微住街道」をマッピング。

    街道の途中で出合った出来事を「微事記」として記し紹介します。

    今回は【南越前町編】です。

    【⇒過去の記事一覧はこちらから


      田中 佑典
      さん

      台湾と日本をつなぐプロデューサー。
      一定期間地域に滞在し、“ゆるさと”づくりをする旅『微住』の提唱人。
      2021年東京から福井市にUターン。
      ホームページ
      Twitter

       

      ピュアだから拓けた“ご近所農園“の道。

      微遍路の道中、南越前町南条では、切り花農家の「野村フラワーフラワー」こと野村直樹くんにお世話になった。

      彼はJR南条駅にほど近い古民家で、菊を中心に年間約20種類の花の栽培販売をしている。

      【⇒野村フラワーフラワーInstagram

      いつも笑顔でチャーミングな野村くん

       

      彼は大阪で生まれ育ったが、おじいちゃんが南条で菊農家をしていたため、子どもの頃からよく手伝いに来ていたのだそう。

      その後、大学は農学部に進学。

      大学1年の夏休み、おじいちゃんの所へ菊を買いに来たご近所さんとおじいちゃんの微笑ましいやりとりを目にしたことがきっかけで、花農家への興味が芽生え始めた。

       

      卒業後、長野の農業大学校に入学。

      地元の花農家と出会いや花の仕事に携わることで、自分は花を仕事にしようと決意する。

      子どもの頃、おじいちゃんの家へ遊びに来た時の一枚

       

      一方、農村の維持の難しさも知り、地域おこしにも興味を持つようになる。

      そんな小さな経験のチリツモの結果、南条に移住し、おじいちゃんの花農園を継いだのだ。

      おじいちゃんから引き継いだハウスの前にて

       

      移住後は、今庄宿の民宿「玉村屋」の運営にも携わるほか、仕事場の拠点をシェアハウスにする準備も始めている。

      「近年、農家が観光客に向けて農園を開き、農作物を販売する傾向が多い中で、僕は“ご近所農園”でありたいと思ってます。

      なぜならおじいちゃんが続けてきた“花を通した住民との交流”が自分にとって農業を始める原動力だったから。

      高齢化による担い手不足の中、まちの人たちに花農家が近くにあってよかったと思ってもらえるよう、頑張っていきたいです」。

       

      ふわりと優しい口調とはうらはらに、地に根を張るように力強く話す野村くんの姿は、まさに彼が育てる花のようだ。

      ドライフラワーの在庫部屋はとても幻想的

       

      何気ないきっかけをピュアにキャッチすることは難しい。

      理屈で決めてしまう方が安心だからだ。

      しかし、彼は一つ一つの偶発的な小さなきっかけを“ご縁”だと感じて進み、オリジナルの道を拓いた。

      それは不思議なことに、地図上では示されないルートを歩いた微遍路にもつながっている。

       

       

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