“微シュラン”3つ星の絶品おすし【生活芸人・田中佑典のふくい微事記~福井市殿下地区編~】

“微シュラン”3つ星の絶品おすし【生活芸人・田中佑典のふくい微事記~福井市殿下地区編~】

こんにちは、生活芸人の田中佑典です。

 

往復約900km。福井県を徒歩で横断する「微遍路(びへんろ)を終え、歩んだ道のりをもとに「微住街道」をマッピング。

街道の途中で出合った出来事を「微事記」として記し紹介します。

今回は【福井市殿下地区編】です。

 

【⇒過去の記事一覧はこちらから


田中 佑典
さん

台湾と日本をつなぐプロデューサー。
一定期間地域に滞在し、“ゆるさと”づくりをする旅『微住』の提唱人。
2021年東京から福井市にUターン。
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殿下の美味しい空気と朝の光、お母ちゃんたちの笑顔から元気をもらう

福井市殿下地区には、微遍路の中で特に思い出に残る料理がある。

その名は殿下の郷土料理「葉ずし」だ。

殺菌作用に優れ、ご飯がつきづらい油桐の葉


立つ日は朝6時から地区の集会場で地元のお母ちゃんたちと葉ずし作りのお手伝いをさせてもらい、出来上がったものはお弁当に持たせてもらった。

この日は真夏日。

神社の木陰で口にした葉ずしのおいしさは、今でも忘れられない。

微遍路の道中、葉ずしの美味しさに感動


お寿司と言っても新鮮な魚がのっているわけではない。

甘く煮た金時豆、ひじき、しいたけ、油揚げ、にんじんなどが入った酢飯を油桐の葉に包み込み、「美味しくな〜れ」と願いながら握るのだ。

具材のバランスを見ながら丁寧に握る

「美味しくなーれ」と願いを込めて

これほど美味しく感じるのは、地域の食材でいかに美味しいものを作るかという先人の知恵と、手間暇がかけられているからだろう。

名付けて “微シュラン”3つ星の“ごっつお”を、ぜひ一度味わってほしい。

 

そんな「葉ずし」を次世代に伝えようと、地元のお母ちゃんたちで結成したのが「殿下道草だんごの会」だ。

約12年前にだんごづくりからスタートし、現在はスーパー元気なお母ちゃんたちが葉ずしをはじめ、五平餅、花桃のジャムなど地域の食材でなんでも作っている。

「殿下道草だんごの会」の個性豊かなお母ちゃんたち


リーダーの佐々木昭子さんは「山間部では隣近所が数軒という場所も多く、高齢になると外に出る機会も少ない。この活動を通して自分たちの暮らしをいかに楽しむかを大事にしてます」と話す。

ムードメーカーや、手が器用でマメな人、“畑のヌシ”と呼ばれるほど食材や料理に詳しい人など、メンバーは個性豊か。

まさに葉ずしの具材のようにちょうどいいバランスで1つになっている。

 

今後の目標は、さらに葉ずしの文化を広げていくため、ワゴンを作り、各地のお祭りや行事に出店することだそう。

あなたのまちにピンクのポロシャツが目印の殿下のお母ちゃんたち、そして葉ずしがやってくる日も、近いかもしれない。

 

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