福井市にある国見岳森林公園は、国見岳(標高656m)の山頂付近に整備された公園です。
公園では、国見岳の豊かな自然の中でバーベキューを楽しんだり、綺麗な広い芝生広場で遊んだりすることができます。
撮影した場所は、公園の管理事務所と芝生広場周辺の限られた範囲ですが、思わずシャッターを押したくなるポイントがたくさんありました!
▲ログハウスと北極星
現在は使われていないログハウスの上には、カシオペア座、隣には北極星が輝いていました。
キャンプ場として機能していたころは、「満天の星も一緒に楽しんでいたのだろうなぁ」と想像を巡らせました。
▲国見岳森林公園管理事務所と夏の大三角
管理事務所の上には、夏の大三角が見えていました。
夏の大三角が西の空に傾く時間が、少しずつ早くなっています。
今の時期は、日付が変わるころになると、西の空に傾きはじめます。
▲芝生広場の特徴的な樹木(管理事務所の横)
管理事務所の横には、一度見たら忘れられない特徴的な樹木が枝を伸ばしており、 撮影していて、ウキウキ、ワクワク、楽しい気持ちになりました。
▲木星、ナイスシュート!?
芝生広場には、ブランコなどの遊具が設置されており、 その中にバスケットのゴールを見つけました。
近づいてみると、なんと!? 天の川を背景に、木星がゴールを決めているように見えました^^/
▲サボテンみたいな街灯と天の川
芝生広場の街灯のシルエットは、サボテンのように見えました。
写真の上のあたりに夏の大三角、左下には明るい木星が写っています。
ところで、皆さんは「パーゴラ」をご存じでしょうか?
パーゴラを知らない私は、公園の入り口に建てられた看板に「パーゴラ」という表記を見つけ、気になって行ってみました。
▲パーゴラと樹木、木星、土星
パーゴラと表記のあった場所には、休憩所がありました。
自宅に帰ってからウィキペディアを見ると「パーゴラとは、住宅の軒先や庭に設ける、つる性の植物をからませる木材などで組んだ棚。」とありました。
パーゴラとは、いわゆる藤棚のことでした。
無知を公表しているようで恥ずかしいですが、星が良く見えただけでなく、一つ語彙も増えて嬉しい夜を過ごすことができました^^/
皆さんも、知らないこと、不思議なことがあったら、ぜひ挑戦してみてください。
その先には、きっとワクワクが待っているはずですよ☆
今回は、福井市の国見岳森林公園の星空を紹介しましたが、皆さんのお住まいの地域でも、近くに星がきれいに見られる場所があるかもしれません。
晴れて星が見られたら、以下のポイントを守りながら、ぜひ星空を見上げてみてください^^/
~星空観察のときに気をつけたいポイント~
■安全管理:昼間の内に、危険な場所、立ち入ってはいけない場所がないか確認しましょう。また、山へ行く場合には、クマよけの鈴やオーディオなど、音の出る物を身に付け、複数人で行動しましょう。
■ライトの使用:星の観察・撮影をしている人がいたら、ライトの使用は必要なときだけ。
■ゴミは必ず持ち帰ろう。
■民家などが近くにあるときは、大きな声など出さず、夜間はお静かに。
マナーを守って、星空を楽しみましょう^^/
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※紹介している写真は、星が見やすいように画像処理をしています。そのため、実際に人が見た星空とは異なります。
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