2026年手帳選びに!タイプ別手帳&日記まとめ。書店員イチオシの“書く”気分を上げる日記本も。

2026年手帳選びに!タイプ別手帳&日記まとめ。書店員イチオシの“書く”気分を上げる日記本も。

スマホで予定を管理するのが当たり前の今、手書きの手帳や日記が密かに人気を集めているそう。

自分に合った“記録(ログ)を楽しむ時間”をはじめませんか。

今回は、タイプ別おすすめの手帳と、書店員がセレクトする日記本4選をご紹介します。

\教えてくれた人/
西野谷貴樹さん
「LOFT」西武福井店チーフ。文房具からコスメ、キャラクター雑貨やインテリアなど幅広く取り扱っている

タイプ別 おすすめの【手帳】

マンスリーブロックタイプ

\こんな人におすすめ/
手帳初心者や月単位でざっくりと予定を管理したい

1カ月の予定を見開きで確認できるカレンダー形式。

1日ごとの枠は小さいが、予定の全体像を把握しやすく、長期スケジュール管理やプライベートと仕事の共用に便利。

ページ数が少なく手帳自体が薄いため、持ち運びにも便利。

MATOKA マンスリーダイアリー/税込1,430円

 

ウィークリータイプ

\こんな人におすすめ/
予定が多くスケジュール時間も細かく書きたい人、またはメモスペースとして活用したい

1週間分の予定管理とメモを同時にまとめられ、見開きで週全体を確認できるため、予定の流れや空き時間がすぐに把握できます。

1日の記入欄が横に広く、ToDoリストを記入したりひとこと日記をつけたりなど用途に合わせてカスタマイズしやすい。

NOLTYキャレルB6ウィーク1/税込2,255円

 

ウィークリーブロックタイプ

\こんな人におすすめ/
細かく時間管理をせず、その日のタスクやメモを自由に書きたい

週単位で大きなブロックに日ごとの予定を書く形式。

1日分のスペースが縦に広く記入の自由度が高いため、予定管理以外にも日記やメモ、アイデアを書き込みやすい。

ライフログとしても書き残せます。

LABCLIP シマエナガトリオ/税込2,200円

 

バーチカルタイプ

\こんな人におすすめ/
会議や外出など、1日の細かいスケジュールを細かく管理したい

1週間の予定を見開きで表示し、1日を時間軸で区切るタイプ。

縦軸に時間、横軸に日付が並ぶので、早朝から深夜まで予定を管理できます。

細かく書き込めるので1日の流れを直感的に把握できます。

空きスペースにはタスクやひとことメモなどを記入できます。

高橋書店 フェルテ 月間ブロック+ 週間バーチカル/税込1,628円

 

ガントチャートタイプ

\こんな人におすすめ/
複数のプロジェクトを並行して進めたり、長期的なタスクを確認したい

横軸に日付、縦軸に進行中のプロジェクトや日々の体調管理や仕事、プライベートなど、さまざまなタスクを記入でき、ひと目で管理しやすい。

期間や進捗を視覚的に追えるため、仕事の納期を逆算することもでき、チームでの共有にも役立ちます。

A.P.J A5ガントチャートダイアリー/税込1,210円

 

タイプ別 おすすめの【日記】

デイリータイプ

\こんな人におすすめ/
日々を丁寧に振り返りたい、絵を描いたりアイデアメモを書き留めたい

1日1ページ分のスペースが確保され、文字数制限なく書けるので、1日の出来事を多く記入したい人やライフログに便利。

ほかにもイラストを描いたり写真やチケットを貼ったりするなどスクラップブックとしても使え、自由にアレンジができます。

高橋書店 ポケットダイアリー/税込1,650円

 

3年日記

\こんな人におすすめ/
コンパクトなスペースで簡潔に書きたい。過去の自分を振り返りたい

1ページに同じ日付のスペースが3年分あり、1冊に3年間分の日記が書けます。

1日分の記入欄は数行単位なので無理なく続けやすく、3年分の同じ日をひと目で比較できるため、成長や変化を感じやすい。

続けることで「3年間の自分史」を積み重ねられます。

高橋書店 3年横線当用新日記/税込2,970円

 

ティータイムにつける日記

\こんな人におすすめ/
日記のルーティンをつくりたい、忙しいけれど「自分時間」を持ちたい

朝・夜・週末の3パターンで選ぶ、書く時間やシーンを想定した日記帳。

朝はコーヒーを飲みながら昨日を振り返り、今日の予定を記す。

夜はカフェオレとともに1日を整理し明日を思い描く。

週末は紅茶を片手に一週間をまとめ来週の計画をする。

シーンごとにレイアウトも工夫されています。

ダイゴー【新装版】週末と紅茶と日記帳/税込880円

 

未来を描く日記

\こんな人におすすめ/
計画的に夢や目標を叶えたい、忙しい毎日を整理したい

「未来を予約する」をコンセプトにした「CITTA DIARY(チッタダイアリー)」。

思いついた夢や予定を「ワクワクリスト」に書き出し、未来から逆算して日々の行動を週間・月間ページに計画するのが特徴。

やりたいことを叶えるまでの道筋を立てると共に手帳に書き込む楽しさを生み出してくれます。

CITTA DIARY 2026/税込4,070円

 

自分の字で自由に毎日を整理する。

近年、手帳は「スケジュール管理」だけの道具から、日々を彩る暮らしの記録へと進化しています。

学生や社会人に根強い人気のビジネス手帳はもちろん、カラフルなデザインやキャラクターもの、持ち歩きやすいコンパクトサイズなど多様な選択肢があり、自分に合った一冊を見つける楽しみが広がっています。

さらに、スタンプやシール、写真を活用し“デコる”スタイルも人気です。

 

また、最近注目されているのが「ライフログ」。

予定を書くだけでなく、その日の出来事や気分、旅の思い出や子どもの成長、カフェめぐりなどを形式にとらわれず自由に残すことで、記録が暮らしのアルバムに大変身

日記を書くのが苦手な人でも、「今日は食べたものだけ」「その日のひとことだけ」など、目的をしぼった書き方なら続けやすい

同じ手帳を毎年使い続ける人もいれば、働き方や生活の変化に合わせて新しいタイプに挑戦する人も。

「スケジュール用に一冊、ライフログ用にもう一冊と、用途ごとに分けて使うのもおすすめです」と、ロフトの西野谷さん。

大切なのは「毎日書かなければと気負わない」こと。

空白のページがあっても、それも自分の生活の一部だといいます。

 

ペンを持ち、手で書くことで記憶に残りやすく、思考の整理にもつながるアナログ手帳

自分にぴったりの一冊と出合い、自由なスタイルで「書く時間」を楽しみたい。

 

本選びのプロが選ぶ
おすすめ日記本

日記にはその人が感じた日常の発見や心の動きが表れます。

4人の書店員の方々が心揺さぶられた日記本をセレクト。

誰かの記憶を通すことで、明日の自分に書き残したくなる1行が見つかります。

「石垣りんの手帳 1957年から1998年の日記」

『石垣りんの手帳 1957から1998年の日記』取材・文・編集:織田桂 発行:katsura books

\この本を紹介する人/
「わおん書房」廣部貴子さん
Instagram

手書きならではの暮らしの息吹を感じる。

1957~98年まで、詩人・石垣りんさんが日本興業銀行で配布される小さな手帳に書き続けた30冊の日記を、そのまま複写しまとめた1冊。

何時にどこへ行き、何を買い、誰と会ったのかが丁寧に綴られた本からは時代の空気までもが静かに息づき、活字では感じられない、詩人の生活者としてのリアルな姿が垣間見えます。

【廣部さんの愛用手帳】RHODIA バーチカルタイプ

 

「わたしは思い出す I remember 11年間の育児日記を再読して」

『わたしは思い出す I remember 11年間の育児日記を再読して』 企画:AHA[! Archive for Human Activities/人類の営みのためのアーカイブ] 発行:remo[NPO法人記録と表現とメディアのための組織]

\この本を紹介する人/
「あわい読書室」丸山幸さん
Instagram

見知らぬ誰かと重なる今と未来の子育て。

仙台市に暮らす女性が東日本大震災の9カ月前、娘の誕生から11年間を綴った育児日記を再記録化。

後半には、作中によく出てくる言葉を辞書のようにまとめ、物語をたどれる工夫も。

異なる場所で暮らす誰かの記録なのに、震災や子育ての情景がふと自分の記憶と重なります。

他者の日記を通して、これからの子育てへの期待や気付きを与えてくれます。

【丸山さんの愛用手帳】KURASHI&Trips PUBLISHING 3年日記

「ちょっと踊ったりすぐにかけだす」

『ちょっと踊ったりすぐにかけだす』著者:古賀及子 発行:素粒社

\この本を紹介する人/
「古書 灯台」奥野早輝子さん
Instagram

笑いと気づきが転がる母子の毎日スケッチ。

普段ならスルーしてしまうような日常のささいなできごとを楽しんだり、心動かされる瞬間が鮮やかに映し出されたエッセイストの古賀及子さんの日記エッセー。

2人の子どもとの何気ないやりとりや母親としての想いなど、大きな起伏はないけれど、観察眼一つで日常はこんなにも豊かになるんだと思わせてくれます。

【奥野さんの愛用手帳】すみっコぐらし マンスリータイプ

 

「富士日記(上)」

『富士日記(上)』著者:武田百合子 発行:中央公論新社

\この本を紹介する人/
「ちえなみき」宮地亜希子さん
Instagram

富士山麗で暮らした13年分の日々。

日記文学の中で最高峰とも呼ばれる「富士日記」。

著者・武田百合子さんが、夫であり作家の武田泰淳と娘の3人で富士山麓に住んだことを機に始めた記録。

上中下巻でまとめられた中には、買い物の内容や近隣の人との交流などの暮らしが淡々と書かれています。

日常を飾らずに書く百合子さんの文章には、彼女の魅力的な人柄が詰まっています。

【宮地さんの愛用手帳】キャンパスダイアリー マンスリータイプ

 

※掲載内容に誤りや修正などがありましたら、こちらからご連絡いただけると幸いです。

※本記事の情報は取材時点のものであり、情報の正確性を保証するものではございません。最新情報はお電話等で直接取材先へご確認ください。

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writer : ふーぽ編集部

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