ドーナツはなぜ穴が開いてる? 発祥は? 歴史や流行、保存方法などドーナツにまつわる豆知識。

    ドーナツはなぜ穴が開いてる? 発祥は? 歴史や流行、保存方法などドーナツにまつわる豆知識。

    こんにちは、ふーぽ編集部です。

    気が付けばいつのまにかそばにいる。そんな友達みたいな存在のドーナツ

    しかし実のところ、いつどこからやってきたのか

    なぜ穴が開いているのか

    知っているようで知らないことばかり。

    今回は、少し深掘りすればきっともっと好きになる、ドーナツの豆知識をお届けします。

      《ドーナツとは?》

      やわらかい生地をリング状または扁平状に成形してたっぷりの油で揚げた、またはその形状のもの。

      『ドーナツの歴史物語』より引用

       

      【1】ドーナツの歴史は人類の歴史。

      (イメージ)

      歴史はなんと古代エジプトまでさかのぼります。

      紀元前15世紀頃、エジプトを統治した王・トトメス3世に仕えた高官の墓の壁画には、2人の人物が生地を油で揚げている様子が描かれ「脂の中に入れ、パン菓子を揚げる」と短い説明文が添えられています。

      小麦粉と酵母でパンを作る文化の始まりはさらにさかのぼりますが、ドーナツの原型といわれる揚げ菓子が史上に現れたのは、これが最古といわれています。

      その後、交易や移民などにより西欧からインド、中国やアメリカへと「油で揚げた菓子」は海を越えて広まり、発展。

      ハレの日のための祝い菓子や庶民のおやつとして各地域に根付きました。

       

      【2】その穴には深い?!理由(わけ)がある。

      現在のドーナツに近いものは16世紀、オランダで食べられていたボール状の揚げ菓子「オリークック」といわれています。

      これがアメリカに伝わると、中央にクルミがのっていたことから「dough(生地)」「nuts(ナッツ)」と呼ばれるようになりました。

      しかし穴はまだ開いていません。

      諸説あるが、記録上穴の開いた揚げ菓子が登場するのは1847年

      米・メイン州の船乗りハンソン・グレゴリーが航海中でも食べられるようにと揚げ菓子に穴を開け、舵に突き刺して食べていたとのこと。

      また、当時はクルミが手に入りにくく、飾りの代わりに穴を開けたとの説もあります。

      しかし、火がまんべんなく通るように真ん中に穴を開けた説が、理論上叶っているといえます。

       

      【3】世界に広がるドーナツの仲間。

      世界を見渡すと、あちこちで揚げ菓子文化が根付いています。

      例えば西欧では星型に生地を絞って揚げるスペインの「チュロス」やバラジャムを詰めたポーランドの「ポンチキ」

      アメリカでは四角く成形し米油で揚げる「ベニエ」やハワイのロコフード「マラサダ」

      日本では琉球王朝時代に中国から伝わったとされる沖縄の「サーターアンダギー」など。

      郷土色を映す多種多様なドーナツは、どれも長く愛され続けてきたソウルフードです。

       

      【4】“ふわふわ”か“サクサク”か、発酵と食感との関係。

      ひと口にドーナツといっても、その食感はさまざま。

      広くドーナツ作りに利用されるのは、パンにも使われるイースト

      発酵の過程でアルコールと炭酸ガスが発生するため、生地にたくさんの気体が入り、ふわふわとした食感になります。

       

      一方、天然酵母で発酵させると、イーストよりも生地を膨らませる力が弱いため、もちもちとした弾力のある食感になります。

      また、発酵させないのがいわゆる「オールドファッション」ドーナツ。

      生地にベーキングパウダーを入れることで、発酵せずに膨らますことができ、サックリとした食感になります。

      さらに卵を入れるシュータイプの「クルーラー」に。

       

      “ふわふわ”か“もちもち”か、または“サクサク”か…。

      発酵過程によって食感が変わるのも、ドーナツの面白さ。

      理解しながら食べれば、よりおいしく感じられそうです。

       

      【5】第5次ブーム到来中。まだまだ進化は続く。

      左/韓国から上陸した「クアベギ」(ザクザクチキン753)中/ふわもち生地の「生ドーナツ」(マールイノ)右/ 卵・乳製品不使用。「VENUTS」(からだあいかん)※カッコ内は販売店名

      日本で最初にドーナツブームが起こったのは「ミスタードーナツ」や「ダンキンドーナツ」が登場した1971年

      2003年に「ミスタードーナツ」が「ポン・デ・リング」を販売すると、もちもち食感に火が付き第2次ブームに。

      2006年に「クリスピー・クリーム・ドーナツ」が上陸すると、第3次ブーム到来。

      2013年にはコンビニドーナツが台頭して第4次を迎え、そして現在。

      しっとりふわもち食感の「生ドーナツ」専門店「I’m donut?」が東京に誕生すると全国にドーナツ店が広がり、第5次ブームに(編集部調べ)

      同時に韓国発祥の「クアベギ」の上陸や、植物性の素材で作られたヴィーガンドーナツが登場するなど、個性溢れるドーナツが台頭しています。

       

      【6】翌日もおいしく味わう保存法。

      ドーナツは油の酸化が大敵。冷凍保存袋に入れたらしっかりと空気を抜くのがポイント。解凍したら速やかに温め、早めに味わいましょう

      まとめてたくさん買ったり、作りすぎたら冷凍保存を。

      ドーナツは水分量が少ないため、冷凍・解凍しても食感や味わいが損なわれにくいのが嬉しいところ。

      ただし、生のフルーツやカスタードクリーム、生クリームなどが含まれるものは、保存中に変質する可能性があるので冷凍保存には向いていません。

      1個ずつぴったりとラップで包み、ジップ付きの冷凍用保存袋に入れて、冷凍庫へ。

      手作りのものは人肌に冷ましてから包みます。

      保存がきくのは約2週間

       

      食べる時は冷凍庫から出し、ラップをはがして皿に30分ほど置いて自然解凍を。

      シュガーコーティング系はそのまま、サクサク系はトースターで約2分、ふわふわ系は電子レンジで約10秒温めればおいしさがよみがえります。

       

      参考:『ドーナツの歴史物語』ヘザー・デランシー・ハンウィック著(原書房)、『パンの文化史』舟田詠子著(講談社学術文庫)

      ※掲載内容に誤りや修正などがありましたら、こちらからご連絡いただけると幸いです。

      ※本記事の情報は取材時点のものであり、情報の正確性を保証するものではございません。最新情報はお電話等で直接取材先へご確認ください。

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