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プロイスラーが子どものころ住んでいたボヘミア地方では、昔話がさかんに語られていました。プロイスラーのおばあさんも、たくさんの昔話を孫たちに話してくれたそうです。その体験がこの本の下敷きになっているのでしょう。
一つ一つのお話は、5、6ページと短いものばかりです。その多くは、気味悪い真夜中の時間の出来事ですが、怖い話、悲しい話もあれば、ほろっとする話もありますよ。
シリーズには、ほかに、『真夜中の鐘がなるとき 宝さがしの13の話』、『地獄の使いをよぶ呪文 悪魔と魔女の13の話』があります。
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