季節のめぐみで、手仕込1年「ちりめん山椒」<5月>

季節のめぐみで、手仕込1年「ちりめん山椒」<5月>

こんにちは、ふーぽ編集部です。

季節の恵みを保存食や調味料に。ひとつひとつ丁寧に仕込むレシピを紹介する「手仕込一年」

今回は「ちりめん山椒」です。


《監修》堀 美恵子さん

基本発酵調味料ディプロマ取得、薬膳マイスター。越前町の自宅で料理教室「テーブルの真ん中」を主宰。 
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実山椒の旬は5 〜6月。

下処理にちょっと手間がかかるけれど、これも季節を感じる手仕込みの楽しみ。

ピリッと刺激的で爽やかな香りが鼻を抜ける、ちょっと大人味の香辛料です。

ゆっくり蒸し煮することで魚のくさみが取れて、カリカリのちりめんじゃこがふっくらとした仕上がりに。

ごはんはもちろん、晩酌のおともにも良さそうです。

ちりめん山椒

小さな緑色の粒が、口の中に初夏を運びます

材料(つくりやすい分量)

  • 実山椒 大さじ2~3
  • ちりめんじゃこ 80g
  • 酒 150ml
  • 薄口醤油 大さじ1
  • みりん 大さじ2
  • 濃口醤油 大さじ1 

《作り方》

  1. 厚手の鍋にちりめんじゃこと酒を入れ10分以上おき、まんべんなく酒を浸す。
  2. 強火にかけ沸騰したら蓋をして中火で5分蒸し煮。薄口醤油とみりん大さじ1を混ぜ入れ、さらに5分蒸し煮する。
  3. 濃口醤油、みりん大さじ1、下処理した実山椒を入れて煮汁が少なくなったら火を止め、蓋をして5分蒸らしバットに広げて好みの乾燥具合にする。冷蔵庫で1週間保存可能。

<実山椒の下処理>

小枝から実を外し、塩少々を入れた熱湯で指の腹で潰せる硬さまで5~7分ゆでる。好みの辛さが残る程度まで水に1~2時間さらす。キッチンペーパーでしっかり水気を拭く。保存袋などに入れて冷凍庫で1年保存可能。

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