【2023年版】福井県内にある明智光秀ゆかりのスポットを巡ろう。大河ドラマ「麒麟がくる」で話題!

【2023年版】福井県内にある明智光秀ゆかりのスポットを巡ろう。大河ドラマ「麒麟がくる」で話題!

戦国武将・明智光秀の生涯を描く2020年大河ドラマ「麒麟がくる」の放送がとうとうスタートしました!

 
実は光秀は一時期、越前の地に暮らし朝倉氏とゆかりがあったと伝わります。
また織田信長の越前朝倉氏攻めの際には、今度は織田軍の一員として嶺南地方に侵攻し活躍したとされます。

福井県内のあちこちに、こうした光秀の足跡が残っているのです。
 
大河ドラマをきっかけに、ぜひこの福井にまつわる歴史を知り、県内の光秀ゆかりスポットを巡ってみましょう!

 

戦国武将・明智光秀の前半生には諸説ありますが、一説では、美濃国(岐阜県)を追われた光秀は越前(福井県北部)に逃げ、10年ほど暮らした可能性があるとされます。

その後、織田信長に仕えた光秀は、越前朝倉氏討伐のため若狭(福井県南部)に入り、金ヶ崎での撤退戦で大役を果たしたと伝わります。


■福井県内の明智光秀ゆかりのスポット(1)~(11)


■福井県内の明智光秀と同時代の戦国スポット(A)~(E)

それぞれのスポットの最新情報はこちらから
●称念寺
称念寺HP

●明智神社
福井市明智神社奉賛会HP

●西蓮寺
福井市明智神社奉賛会HP

●一乗谷朝倉氏遺跡
朝倉氏遺跡保存協会HP

●岡太・大瀧神社
越前市観光サイト

●三田村氏庭園
越前製紙工場HP

●熊川宿
若狭鯖街道熊川宿HP

●得法寺
御食国若狭と鯖街道HP

●佐柿国吉城址
美浜町HP

●金ヶ崎城址
金崎宮HP

●石山城
おおい町立郷土史料館HP
佐分利の歴史・文化を学ぶ会HP

●宝慶寺
えちぜんおおの観光ガイドHP

 

 

《雌伏の地》 
再起に向け力を養いながら約10年を過ごしたとされる。
 

 福井市

明智神社【地図№3】


恩人と伝わる光秀を慕い今も木像を大切に守る。

光秀が朝倉氏に身を寄せていた時の屋敷跡。娘の玉(玉子・後の細川ガラシャ)の生誕地と伝わります。

一向一揆討伐の際、光秀が柴田勝家らに出させた安堵状により村が守られたことから、現在に至るまで、東大味の人々は光秀を慕いこの神社を守り続けています。


↓ スポットの様子が分かる360度画像はこちら ↓

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住所:福井市東大味町
☎0776-20-5346(福井市おもてなし観光推進課)
福井駅前バスターミナル:京福バス「一乗谷東郷線62」
福井交通「西大味乗合タクシー」東大味バス停
▼最新情報はこちらから
【福井市明智神社奉賛会HP】

西蓮寺(さいれんじ)【地図№4】


光秀が依頼したとされる地域を救った安堵状が残る。


天台宗の古寺。1575(天正3)年、織田信長の命による一向一揆討伐の際、東大味を救うため光秀が柴田勝家と勝定に安堵を依頼。西蓮寺に2通の安堵状が残っています。

いずれも福井市の文化財に指定されています。

住所:福井市東大味町
☎0776-20-5346(福井市おもてなし観光推進課)
福井駅前バスターミナル:京福バス「一乗谷東郷線62」
福井交通「西大味乗合タクシー」東大味バス停
▼最新情報はこちらから
【福井市明智神社奉賛会HP】

一乗谷朝倉氏遺跡【地図№5

朝倉館跡(唐門)


戦国時代に朝倉氏5代が103年間にわたって治めた城下町。遺跡が国特別史跡、主要な4庭園が国特別名勝、遺跡出土品が国重要文化財に指定されています。

後の15代将軍足利義昭が9ヵ月滞在した御所・安養寺跡も残っています。ここで、光秀は義昭や細川藤孝と顔を合わせたのかもしれません。

御所・安養寺跡

復原町並

福井県立一乗谷朝倉氏遺跡資料館

◉復原町並
福井市城戸ノ内町28-37 
☎0776-41-2330((一社)朝倉氏遺跡保存協会)
JR福井駅東口:京福バス「一乗谷朝倉特急バス」復原町並バス停

◉福井県立一乗谷朝倉氏遺跡資料館
福井市安波賀町4-10 
☎0776-41-2301

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【朝倉氏遺跡保存協会HP】

 

 坂井市

称念寺【地図№2】


夫婦で暮らした地とされ、黒髪の美談と句碑が残る。

越前に逃れた光秀は、称念寺門前で寺子屋を開いて暮らしを営み、やがて薗阿(えんな)上人の推挙で、朝倉氏に仕官したともいわれています。

光秀宅で連歌の会を催した際、妻の熙子(ひろこ)が美しい髪を売って費用を工面した美談が伝わっており、それを題材に松尾芭蕉が詠んだ句碑があります。

松尾芭蕉が詠んだ「月さびよ 明智が妻の はなしせむ」の句碑

「絵本 豊臣勲功記」(福井県立歴史博物館 所蔵)光秀と妻との夫婦愛・黒髪伝説


↓ スポットの様子が分かる360度画像はこちら ↓

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住所:坂井市丸岡町長崎19-17 
☎0776-43-0753(坂井市観光連盟)
JR丸岡駅:京福バス「丸岡永平寺線82」舟寄バス停
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【称念寺HP】

 越前市

岡太(おかもと)神社・大瀧神社、三田村氏庭園【地図№7】


■岡太神社・大瀧神社


紙漉の業を伝えた女神 川上御前を祀る岡太神社・大瀧神社が鎮座する今立地区は、古くから和紙の名産地。織田信長に仕官する際、光秀は信長の妻・濃姫(帰蝶)への土産に大滝の髪結紙を贈ったとされます。

越前和紙は信長や豊臣秀吉、そして後の江戸幕府にも重宝されました。

◉岡太神社・大瀧神社 
越前市大滝町13-1
☎0778-43-0330(岡太講 石川)
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【越前市観光サイト】



■三田村氏庭園

(写真提供:越前市教育委員会)


今立地区は、古くから和紙の名産地。織田信長に仕官する際、光秀は信長の妻・濃姫(帰蝶)への土産に大滝の髪結紙を贈ったとされます。

和紙の生産・販売の中心的役割を果たしてきた三田村氏の池泉庭園の庭構えは同地区の隆盛ぶりを伝えています。

◉三田村氏庭園 
越前市大滝町12-5
☎0778-42-0017(有限会社越前製紙工場)
JR武生駅:福鉄バス南越線「和紙の里」バス停
※庭園見学は要事前予約
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【越前製紙工場HP】

 鯖江市

三峯山【地図№6】


三峯山の山頂からは一乗谷を一望することができ、三方を山に囲まれ北には足羽川の流れる天然の要害としての姿を目の当たりにできます。

住所:鯖江市上戸口町
JR鯖江駅:車で約20分

 大野市

美濃街道【地図№1】


美濃国にいた光秀は、斎藤義龍に攻められ、油坂峠を越えて越前に逃亡したと伝わっています。

その際に通った美濃街道は、現在の国道157号、158号の一部です。

宝慶寺【地図№12】


越前朝倉氏滅亡後の信長による領内安定策として、光秀・秀吉・滝川一益の3人が連署して寺領のうち百石を認めた安堵状が残っています。

住所:大野市宝慶寺1-1
☎0779-65-8833
JR越前大野駅:車で25分
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【えちぜんおおの観光ガイドHP】

 

《飛躍の地》
信長に仕え越前攻め、撤退戦で大役を果たしたと伝わる。
 

 敦賀市

金ヶ崎城址【地図№10】


信長の越前攻め撤退戦で、大役を果たしたと伝わる。

越前攻めで敦賀に侵攻した織田信長は、天筒山城・金ヶ崎城を落とし、一乗谷へ進攻しようとした矢先、信長の妹・お市の夫 浅井長政の謀反の知らせを受け急遽退却したと伝わっています(「金ヶ崎の退き口」)。

その際、光秀は木下藤吉郎(豊臣秀吉)とともに、しんがりの大役を務め退却を成功させたともいわれています。

住所:敦賀市金ケ崎町1-4
☎0770-22-0938(金崎宮社務所)
JR敦賀駅:「ぐるっと敦賀周遊バス」
金崎宮バス停
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【金崎宮HP】

 美浜町

佐柿国吉城址【地図№9】


織田信長が越前攻めの際に入城して本陣とし、撤退の際も通ったとされます。

城跡の痕跡がよく残り、現在ふもとには「若狭国吉城歴史資料館」があります。

住所:美浜町佐柿 
☎0770-32-0050(若狭国吉城歴史資料館)
JR東美浜駅:「美浜コミュニティバス」佐柿バス停
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【美浜町HP】

 若狭町

熊川宿・得法(とくほう)寺【地図№8】


■熊川宿


1570(元亀元)年、信長は朝倉氏討伐のため越前攻めを行いました。光秀は先遣隊として熊川に入り藤孝らに現地の状況を報告しました。

また熊川は、光秀の娘・ガラシャの姑にあたる沼田麝香(じゃこう)の故郷でもあります。

住所:若狭町熊川
☎0770-45-9111
(若狭町観光未来創造課)
▼最新情報はこちらから
若狭鯖街道熊川宿HP


■得法(とくほう)寺


麝香(じゃこう)の出自である熊川城主沼田氏の供養塔があります。

また、信長軍の徳川家康がこの寺に宿泊したといわれ、家康が腰かけたと伝わる松の跡が境内に残っています。

住所:若狭町熊川33-26
☎0770-62-0319
JR上中駅:JRバス「若江線」若狭熊川バス停
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御食国若狭と鯖街道HP

 おおい町

石山城【地図№11】


戦国時代の山城で若狭武田氏家臣・武藤氏の居城です。

「金ヶ崎の退き口」後、反織田勢力であった武藤氏は光秀と丹羽長秀に攻められ落城しました。

住所:おおい町石山
☎0770-77-2820(おおい町立郷土史料館)
若狭本郷駅:「本郷線」石山バス停
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おおい町立郷土史料館HP
佐分利の歴史・文化を学ぶ会HP

 ふくいの戦国スポット

福井県内の主な戦国スポットです。

丸岡城【地図(A)】


一向一揆の備えとして、織田信長の命により柴田勝家の甥・勝豊が築城しました。

住所:坂井市丸岡町霞町1-59
☎0776-66-0303(霞ヶ城公園管理事務所)

西光寺【地図(B)】


勝家と妻お市の菩提寺。境内には2人の墓や勝家が愛したという梅の木があります。

住所:福井市左内町8-21
☎0776-36-1528

北ノ庄城址【地図(C)】

柴田勝家が築城。

羽柴秀吉に敗れた勝家は自ら城に火を放ち、妻であるお市と自害しました。

住所:福井市中央1-21-17
☎0776-20-5408(北ノ庄城址資料館)

劔(つるぎ)神社【地図(D)】

越前国二の宮。

織田信長の先祖は、劔神社の神官であったと伝わっています。

住所:越前町織田113-1
☎0778-36-0404

越前大野城(地図(E)】


織田信長の家臣・金森長近により、4年の歳月をかけて築城されました。

住所:大野市城町3-109
☎0779-66-0234

 



いかがでしたか?

明智光秀ゆかりのスポットが福井県内にこんなにあるんですね。

ドラマの放送に合わせて、のぼりや案内板などを設置しているところも多いので、それを目印にぜひ各スポットを回ってみてください。

 

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※掲載内容に誤りや修正などがありましたら、こちらからご連絡いただけると幸いです。

※本記事の情報は取材時点のものであり、情報の正確性を保証するものではございません。最新情報はお電話等で直接取材先へご確認ください。

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