福井で活躍する大学生

福井で活躍する大学生

福井県内で活躍する大学生の活動と、高校生へのメッセージを紹介します。

ゲストハウスでイベント 和田 菜記さん 

 

福井大学 国際地域学部 国際地域学科2年 
大学に進学して気づいた本当の自分。なんにでも興味が湧くからこそ、なんでも挑戦できるコミュニティ作りを実践中。
ゲストハウスとコラボイベント計画中
福井のこと、食べることが大好き。本当は魅力いっぱいの福井なのに福井の人は隠したがる。だけど酒の席では、初めて会う人同士で自然といろんな情報交換が行われている。
福井人同士、福井人と旅人、お酒を酌み交わしながらつながるゲストハウスが作りたい!だけど、土地も資金もノウハウもゼロ。まずは、既存のゲストハウスとコラボレーションした定期イベントをすることにした。  
 
計画を進めるうちに社会問題を解決する人よりも、じつは人の悩みを解決できる人になりたいと気づいた。新しい職種としてキャリアコンサルタントへの道も見えてきた。
多様な働き方がある今、人を活かせる人になる仕事と、ゲストハウスを作ること、どちらも叶えるための準備を進めている。
 
出会いを素直に受け入れて
高校生という制約があるからこそ、やりたいことがある人は高校生ブランドを使えば、一歩抜きん出ることは意外と簡単。なにも夢や目標がない人は、人に出会うことで気づいたり変わったりするので、出会いから得た学びは素直に吸収して、どんどん視野を広げてみてください。
 

つりーく 代表 村上 雄哉さん

 

福井県立大学 海洋生物資源学科 4年
プロアングラーとしての顔も持ちつつ、魚と触れ合う体験を提供する「つりーく」を運営し、現在は日本の養殖を担う会社を立ち上げている。
Instagram

地域で完結する持続可能な養殖モデルを!
中学生のとき再び始めた鮎釣り。大学3年生で全国大会準優勝を修めたのをきっかけにプロとしての活動を始め、同時に鮎釣りを取り巻く環境に危機を感じた。

鮎釣りは難易度が高く、とくに若者離れが激しい。漁協の高齢化も進んでいる。そこでまずは子どもたちを集めた鮎つかみどりイベントを開催し、釣り人口を増やす活動と、それを継続していくため多くの経営者とお会いし経営の勉強を始めた。  

日本は海上養殖が盛んだが、陸上の淡水養殖はまだ追いついていない。ある企業との出会いから、大学で研究している技術を活用すれば淡水養殖の課題を克服し、地域で完結する養殖モデルができるのではないかと思うようになった。

現在、大野にある養殖場を事業承継し、養殖技術改革を試みている。ゆくゆくは高品質なジャパンブランドの養殖魚を世界の富裕層に向けて販売したいと考えている。

福井はチャンスだらけ!
課題を解決していくことが経営の鍵。福井には課題・資源のチャンス、さらには福井愛の強い経営者の応援という最大のチャンスがたくさんあるので、ぜひ活用して夢を実現していってください。 地域で完結する持続可能な養殖モデルを 福井はチャンスだらけ!

 

福居コスプレプロジェクト 代表 児泉 香音さん

 

福井大学 国際地域学部 国際地域学科2年
「福の居るところをコスプレ県に」を掲げ、福井をコスプレの聖地にするべく奮闘中。これまで2回のイベントを主催している。

X:https://twitter.com/fukuicospro

福井をコスプレの聖地に!
大学1年生の秋、先輩から誘われたことをきっかけに知ったコスプレの世界。初めてメイクをして衣装を着た感想は「お金のかかる趣味だな」だった。そんな私が2年生の課題探究活動でまさかコスプレをテーマにすることになるとは…。  

あらためて福井を見てみると、山、海、川など自然は豊かで、全国でも珍しい路面電車が残り、廃校もある。コスプレイヤー好みのロケーションに溢れていた。福井の風景、人柄、空気感をもっといろんな人に知ってほしい。北陸新幹線に乗ってコスプレを目的に多くの人を福井に誘致できないだろうか。

将来の野望はそれができる会社を起業すること。

性別、国、時代を超えてキャラへの愛から生まれるコスプレの魅力は自分じゃない誰かを追体験できることにある。現在は福井で撮影会や交流会などイベントを主催している。

挑戦への恐怖や恥ずかしさを操って
最大の敵は己だ、という言葉があるように、自分を邪魔するのは自分。恐怖や恥ずかしさをかなぐり捨てるのではなく上手に操れば、協力してくれる人は必ず見つかります。その手を離さず縁を大事につないでいってください。

株式会社meme 代表取締役 三吉 康貴さん

 

福井大学 国際地域学部 4年
自身が作ったメディアの売却に成功。また、YouTubeやTikTokで数十万人のフォロワーを集めるインフルエンサーである強みを活かし、マーケティング会社を経営。

Instagram

いいものが、いいところへ届くように
高校時代に挑戦したクラウドファンディングで得た成功体験や、メディアを育てて売却した経験から、WEB上では学生、年齢、立場という制限がないことに可能性を感じた。  

その後、アーティストとしてプロを目指す友人とYouTubeチャンネルを開設しSNSの研究を重ね、独自のスタイルでチャンネル登録者数20万人に。また、TikTokでは演者として出演し50万人のフォロワーを集めた。

大切にしているのは、まわりがやっていないことにどれだけ気づき、行動に起こせるか。  

現在は、地元を離れ、進学した福井でマーケティング会社を立ち上げた。これまで培ったノウハウを活かし、企業のSNSプロモーション代行やマイクロインフルエンサーのマネタイズをプロデュースしている。

需要と供給の架け橋を作り、届けたい場所にしっかりリーチさせることがミッション。

人と違うことをやり続ける
目的地まで辿り着くにはどうするべきか。これまでの私の経験からだと、誰もやっていないことをやり続けることで結果を出してきました。若いからこそ柔軟に、時代の形に合わせて価値観を広げてみてください。

 

※掲載内容に誤りや修正などがありましたら、こちらからご連絡いただけると幸いです。

※本記事の情報は取材時点のものであり、情報の正確性を保証するものではございません。最新情報はお電話等で直接取材先へご確認ください。

UP編集部
writer : UP編集部

「今の生活をよりよく」を目指し、ひとつのテーマを深掘りした1年保存版のフリーペーパー「UP」を発行しています。

嶺北10市町と連携制作し、各支町の行政施設等にも紙媒体を設置しています。

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