卒業生の仕事インタビュー【福井工業大学】

卒業生の仕事インタビュー【福井工業大学】

大学の卒業生はどんなところに就職しているんだろう?

卒業生に聞いてみました。

村下 雄祐さん
職種:商品開発
福井県立武生東高等学校出身 福井工業大学 環境情報学部 環境・食品科学科 2020年卒業

 

就職先
セーレン株式会社
TPF事業所 研究開発センター

福井県坂井市三国町米納津48-113-2
福井から世界に発信する総合繊維カンパニー。
 
 

仕事について

元々製造業に興味があり、全国規模で展開している当社を希望しました。メインは住宅・土木に使われる環境資材の商品開発に取り組んでいます。アパレルや車輌、エレクトロニクスなど幅広い商品を取り扱っているところが当社の魅力であると感じています。

現在は、新商品の設計開発に力をいれており、今後は様々な経験を積んで、加工技術や応用技術を培っていきたいと考えています。

 

やりがいと大変なこと

材料選びから始まり試作と評価を繰り返しながら目指す物が形になることに喜びを感じます。時には作っても上手くいかないこともありますが、様々な部署がある強みを生かして、技術の応用やアドバイスをもらえるので多くの経験が積み上がっていく実感があります。

 

社風について

部署の垣根を超えて何でも聞くことができ、助け合える雰囲気があります。新人研修もビジネスマナーから実践まで時間をかけてしっかり行うので、未経験の方でも安心して仕事に取り組むことができます。

また、フレックス制度や子育て世代向けの労働時間調整など福利厚生も充実しています。

 

出身大学について

大学では大豆の初期生育について研究していました。今の仕事に直接は繋がらないですが、試行錯誤して研究するという点では同じだと思います。経歴がすばらしい教授が多いこと、研究室に早期配属できることから、自分のやりたいことを実現でき充実した大学生活を送れる環境だと思います。

私の場合は、就活生向けのイベントや企画運営を行う「学生団体」に所属したことも学外の方と多く関われた大きな経験となっています。

 

高校生へのアドバイス

県内に留まっていると視野が狭くなると思う方も多いと思いますが、決してそんなことはないと思います。全国に支店がある会社であれば若い時は県外支社で就職、ライフステージが変われば地元へ、という選択もできます。

一番重要なことは、どこにいるかではなく、嫌なこと苦手なことにも向き合い、主体的に動くこと。自分から調べたり、人と関わったり、そういった経験が多いほど働く中で自分の武器になり守ってくれます。大変ですが、勉強は選択肢を広げてくれるので大事です!

 

 

会社の先輩より

先輩社員
細川 泰志さん

背景や目的など仕事の流れを掴むのが早く、自身で考え行動するので凄く頼もしいです。内容を理解しアウトプットすることが得意なので、私も学ばせてもらっています。今までには無い新しい発想で、開発を進めて欲しいと思います。
 

※掲載内容に誤りや修正などがありましたら、こちらからご連絡いただけると幸いです。

※本記事の情報は取材時点のものであり、情報の正確性を保証するものではございません。最新情報はお電話等で直接取材先へご確認ください。

UP編集部
writer : UP編集部

「今の生活をよりよく」を目指し、ひとつのテーマを深掘りした1年保存版のフリーペーパー「UP」を発行しています。

嶺北10市町と連携制作し、各支町の行政施設等にも紙媒体を設置しています。

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