鑑賞券プレゼント♪福井市・テアトルサンク【6月】上映のおすすめ映画「国宝」「フロントライン」

「第78回カンヌ国際映画祭」での上映後は約6分のスタンディングオベーションが起きるほど好評を博し、公開前から話題を呼んでいる本作。

主演の吉沢亮さんと横浜流星さんは、約1年半の歌舞伎稽古を経て臨んだそうです。

予告編に映る白塗りの化粧を施し女形を演じる姿には、わずかな所作にもその成果が滲み出ていました。

また、吉沢亮さん、横浜流星さん、渡辺謙さん、寺島しのぶさんなど日本を代表する実力派俳優が勢揃い。

さらに、スタッフ陣の顔ぶれにも期待が膨らみます。

社会現象にもなった映画「怒り」の監督・李相日（リサンイル）さんがメガホンを取り、脚本は「サマー・ウォーズ」の奥寺佐渡子さん、撮影はカンヌ国際映画祭パルムドール受賞作「アデル、ブルーは熱い色」を手がけたソフィアン・エル・ファニさん、美術は「キル・ビル」の種田陽平さんが担当。

豪華制作陣が圧倒的熱量で贈る『国宝』。これは劇場で体感したい！ 

2020年、新型コロナウイルスの全容が解明されていない中、連日報じられる陽性者や死者の数に、多くの人が不安と恐怖を抱いていました。

そんな中、日本で最初の集団感染が報告されたクルーズ船に乗り込み、最前線で対応にあたったのが、災害現場で活動できるよう訓練を受けた医師・看護師・医療事務力から成る専門チーム「DMAT（災害派遣医療チーム）」。

未知のウイルスへの対応経験がない中、周囲からの差別や偏見と闘いながら、目の前の命を救おうと最前線に立ち続けました。

本作の企画・脚本・プロデュースを務めたのは、『白い巨塔』や『劇場版 コード・ブルー』で医療現場の人間ドラマを描いてきた増本淳さん。

実際に現場に携わった医師らに聞いた300ページを超える取材メモを基に、まだ知られていない船内のエピソードを丁寧に脚本にまとめ上げました。

もしあの時のようにパンデミックが起きたら、私たちは一体どうするのか…。

日常を取り戻した今だからこそ、あの時を冷静に見つめ直し、これからの歩みに活かせる何かが見えてくるのではないでしょうか。