プロが教える卵料理レシピ!家庭料理の定番がもっと美味しくなる作り方。

プロが教える卵料理レシピ!家庭料理の定番がもっと美味しくなる作り方。

こんにちは、ふーぽ編集部です。

 

「たまご」と言えばおそらくほとんどのご家庭で、使わない日はないくらいのレギュラー食材ではないでしょうか。

普段何気なく作っているけど、簡単そうにみえて実は奥が深いたまご料理。

 

今回は料理のプロに、家庭で定番のたまご料理「たまご焼き・オムライス・親子丼」を、もっと美味しく作るコツについて教えてもらいました。 

ふっくら「たまご焼き」の作り方

【材料】

・卵      3個
・塩      小さじ1/2
・薄口醤油   小さじ1/2
・だし汁      70cc

《付け合せ》
・辛味大根
・海苔
・醤油    各適量

 

【作り方】

 ボウルに卵を割り入れ、菜箸でよく溶きほぐす。塩、醤油、だし汁を加えて混ぜたらザルに入れて濾す。

 卵焼き器を強火で熱し、キッチンペーパーで油を全体に引く。箸先につけた卵液がジュッと音をたてたら、卵液1/3量を流す。

 気泡がふつふつと出てくるくらいがちょうどよい火加減。外側の卵液が固まってきた半熟の状態で手早く巻いていく。

 巻き終わったら、空いた部分に油を引きなおし、最初と同じ量の卵液を流し入れる。

 巻いた卵を押し上げ、卵焼き器の手前を持ち上げて、すき間に卵液を流す。その後も同様に巻いていく。

 巻き終ったら、熱いうちに巻き簾で形を整える。巻き簾がない場合はキッチンホイルなどで代用。粗熱がとれたら切り分ける。

 

\できあがり/

POINT
卵液はザルで濾してキメ細やかにすることで、なめらかな口当たりと、ふわっとした食感に仕上がります。

強火でテキパキと巻いていくのもふんわりさせるポイント。卵液がゆるくて巻きづらい場合は、だし汁の量を減らしてみましょう。

\教えてくれたのは/

杉田泰英さん
割烹「旬味 泰平」大将。
ささえたまご農園の卵を使用するだし巻きたまごは、昼も夜も注文可能。 

【旬味 泰平】

福井市中央3-14-11
☎0776-25-4686

こちらの記事ではサバの味噌煮の作り方を紹介しています。

たまご焼きと一緒に、おいしい和食を作ってみてください!

「サバの味噌煮」の作り方をシェフに教えてもらったよ♪料理人のうちごはんレシピ

 

 

しっとり「オムライス」の作り方

【材料】

《具材》
・卵          2個
・ご飯          1膳分
・ベーコン
・玉ネギ
・ニンジン
・ピーマン
・マッシュルーム     各適量

《調味料》
・塩胡椒        大さじ1
・チキンコンソメ    大さじ1
・ガーリックパウダー  大さじ1
・マーガリン        適量
・トマトケチャップ     大さじ1


【作り方】

 フライパンにマーガリンを強火で熱し、具材を入れて炒める。さらにご飯を加えてほぐしながら炒める。

 調味料を加えて味付けしたら、ケチャップを加える。ご飯がベチャッとしないように、ケチャップ量はやや少なめに。

 ケチャップライスをさっと混ぜたら火を止める。煮詰まりすぎると味が濃くなってしまうので注意。

 卵は黄身と白身が一体化するまでよく溶きほぐす。別のフライパンにマーガリンを入れて中火で熱したら、溶き卵を一気に加える。

 底が固まり、表面がとろとろの半熟状態を目安に火を止めて、ケチャップライスを中央に楕円形になるようにのせる。

 フライパンを傾けて、たまごを滑らせながら端に寄せる。皿を持ち、フライパンをひっくり返して盛り付ける。

 

\できあがり/

POINT
卵がやわらかな半熟状態でケチャップライスを加えることで、たまごとご飯がしっとりと一体化します。

お皿に盛り付けるときは、自分でコントロールしようとせず、ゆっくりとフライパンを傾けて、卵とご飯が自ら落ちるように盛り付けましょう。

 

\教えてくれたのは/
小辻美栄晴さん
カフェ「花とてんとう虫 二の宮店」オーナー。
カレーソースや和風あんをかけたオムライスも人気 

 

【花とてんとう虫 二の宮店】

福井市二の宮3-41-3
☎0776-27-6577

 

 

ぷるぷる「親子丼」の作り方

【材料】 (2人分)

・鶏もも肉  100g
・玉ネギ   1/2個
・ご飯    2膳分
・めんつゆ
(2倍濃縮)    50㏄
・水     100cc
・砂糖    小さじ2
・醤油    少々

 

【作り方】

 具材は長く煮ると硬く、味も濃くなってしまうため、鶏もも肉は小さめに、玉ネギは薄めにカット。短時間で火が通るようにする。

 ふっくらと仕上がるように卵は溶きすぎないのがポイント。白身が持ち上がらず、ある程度黄身と混ざればOK。

 手鍋に鶏もも肉と玉ネギ、調味料を入れて強火にかけてひと煮立ちさせる。鶏肉は裏返しながら両面に火を通す。

 溶き卵は2回に分けて加えることでとろりとした食感になる。まず1/2量を回し入れたら、そのまま20秒ほど待つ。

 卵が完全に固まる前、卵白が少し白くなったタイミングで残りの溶き卵を回し入れて、10秒ほど待つ。

 火を止めて、ご飯の上に盛り付ける。お玉を使うとやりやすい。卵のとろみが見えるように盛り付けると◎

 

\できあがり/

POINT
卵を溶きすぎると、鍋に入れたときも具材の下に沈んでしまってふんわりとしないので注意。火は通しすぎず、ささっと仕上げるイメージで。

卵は2回に分けて入れることで、よりとろりとした食感になり、失敗もしにくくなります。

 

\教えてくれたのは/
杉田泰英さん
「石勝食堂」二代目店主。
創業以来の秘伝の丼つゆを使うとろとろ卵の親子丼は常連客からも好評 

 

【石勝食堂】

坂井市三国町南本町4-11-12
☎0776-81-2719

 

いかがでしたか?

ちょっとの手間と工夫で、普段何気なく作っているたまご料理の見た目と味がガラリと変わりますね。

ぜひ、プロ直伝の定番たまご料理トライしてみてくださいね♪

※掲載内容に誤りや修正などがありましたら、こちらからご連絡いただけると幸いです。

※本記事の情報は取材時点のものであり、情報の正確性を保証するものではございません。最新情報はお電話等で直接取材先へご確認ください。

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writer : ふーぽ編集部

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