まず中島さん、正解です!(なにが?笑)
“広島焼き”と言われていたらここで私はそっとパソコンを閉じていたかもしれません。
手始めに有名な「実は…」ですが我々は広島焼きと言われることにとても違和感を覚えます。
一部「お好み焼きこそ広島のもんじゃろがいっ!」という人もいますが、決してそういう意味ではなく。
ここ広島には関西風のお好み焼きが極端に少ないので区別する必要もなく、お好み焼きはお好み焼きでしょ、と思うのです。
その理論で言うと、きっと関西の人たちも同じで「関西焼き」とは言わないはず。…ですよね?

お好み焼きの歴史を辿っていくと諸説あって関係各所からヤジが飛んできそうなので(苦笑)、なかなか文字にするのは勇気がいります。
なんで「○○ちゃん」という店名が多いのかとか、お好み焼きが広島名物になった経緯とか、知ればとっても面白いんですけど…ね。
ぜひ調べてみてください!
ただ、県外から広島へやってきた人のために何を基準にお店選びすべきか、ということは伝授しておきたい!
というわけで、こちらです。↓↓↓
実は…広島のお好み焼きには代表的な系統が4つあります。

実際の店名で挙げさせていただくと、「みっちゃん」系、「八昌」系、「さっちゃん」系、「三八」系。
同じお好み焼きと言えど、それぞれで焼き方も味わいも異なります。
生麺を使うか蒸し麺を使うかでも、まったく違いますし、もちろんソースだってさまざまですし。
大体この4つをルーツに派生していくわけですが観光客の人が一番耳にするであろう「みっちゃん」だけでも系列がかなりあって細分化されているので、みっちゃんだからと言ってどこで食べても同じとは限りません。
ちなみに私が個人的に大好きな『ぼう。』(広島市佐伯区)という店は「みっちゃん」系の「みっちゃん総本店」からDNAを受け継いでいます。
キャベツの甘さ、麺の食感、ソースとのバランス…と何をとっても完璧! めちゃくちゃうんまい!!
(広島市民にはMy Best お好み焼きが必ずあるのです♡)
なので、自分の好みに合わせてこの4系統から選んでいくときっとおいしいお好み焼き屋さんに出会えるはずですよ♪

我が家の冷蔵庫に常備しているお好みソース(1150g)。リアルに毎日食べても飽きない!
お作法的なことでいったら
・ヘラ&鉄板で食べなきゃ真のうまさが分からない
・マヨネーズかけるなんて邪道
・ピザ切りはNG行為
などと、チクチク指摘されるイメージがあるかもしれませんが、生粋の広島人である私はこう思うのです…
お好み焼きぐらい好きに食わせてくれよ!
「お好み」焼き、なんだからさぁ!!
どうぞ皆さん、自由に、楽しく、お好み焼きを召し上がれ!