こんにちは、ふーぽ編集部です。
「ガーデニングって難しそう」と思われがちですが、ポイントが分かれば案外気軽に楽しめるものなんです。
今回はガーデニング初心者向けに、園芸のプロから庭づくりのコツを教えていただきました。
小さい庭の活用方法や植物の選び方、秋冬のお手入れのコツを紹介します。
index目次
＼今回教えてくれた人／
吉田恵子さん
「ときわガーデン」の社長兼プランナー。
一人一人にしっかり向き合い、理想の庭造りを手伝う。
「どんな庭にしたいか？」イメージしよう
庭は単に鑑賞するものではなく、庭に関わる人たちとともに成長する、家族のような存在です。
遊ぶための庭、おもてなしの庭など、「どんな庭にしたいか」を最初にしっかりイメージすると、自分の生活になじむ庭が生まれ
ます。
ガーデニングで大切なのは、植物が庭でどのように成長するかを想像すること。
植えてすぐに大きくなることはありませんが、少しずつ成長していく過程を見るのも楽しみのひとつです。
また、成長したときに窮屈にならないようスペースを確保することも忘れずに。
自分の好きなものを自由に植えつつ、常緑の植物と季節の植物の両方を上手に取り入れれば、一年中美しく、季節の移ろいも感じられる庭になります。
一年を通して咲く花を取り入れる
どの季節でも1種類以上は花が咲くように意識して植物を植えると、一年中彩り豊かな庭が楽しめます。
ただ、猛暑などの環境の変化で、彩りが少し物足りないときや印象を変えたいときは、ベゴニアなどの一年草（一年を通して咲く花）を置いてみよう。
鉢に植えてポイントとして置いたり、木の根元に置いて高低差を出すのもおすすめ。
木の根元と枝先に赤い花を吊るしたり置いたりすることで、庭が引き締まった印象に
ツル系の植物や地を這う植物を混ぜて、ちょっとした空間を奥行きのある庭に
同じ緑でも、濃淡が違うものを置くことで立体感が出る
剪定・花がら摘み
夏の間に伸びすぎた植物は、栄養が全体にいきわたるように、上の方の枝をカット。
また、花や葉、枝の間に風が通るようにすると、より生き生きした表情が楽しめます。
マルチング
植物の中には、寒さに弱いものも。
土の上にバークチップと呼ばれるヤシの幹をはいだチップをかぶせ保温を。
越冬の際の防虫や防草にも効果的です。
落葉の掃き掃除
落葉をそのまま放置しておくと、腐敗して悪臭や虫が集まる原因に。
そうなる前に、定期的にほうきなどで掃除をしておきましょう。
防虫対策としても◎
雪対策
冬は雪の重みで木の枝が折れてしまうことも。
雪が積もりだす12月初旬までに、幹に沿うように支柱を立て、枝を荒縄などでまとめて木へのダメージを防いで。
※掲載内容に誤りや修正などがありましたら、こちらからご連絡いただけると幸いです。
※本記事の情報は取材時点のものであり、情報の正確性を保証するものではございません。
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