昔の福井駅前ってどんなだった? 昭和の懐かし写真でたどる駅前の記憶。

    昔の福井駅前ってどんなだった? 昭和の懐かし写真でたどる駅前の記憶。

    こんにちは、ふーぽ編集部です。

    2024年春の北陸新幹線開業にともない、今もなお変化を続ける福井駅前。

    時代とともに姿を変える一方で、そこには昭和の面影を残す懐かしい風景もありました。

    今回は、昭和時代に撮影された福井駅前の貴重な写真とともに、あの頃の記憶をたどります。

    かつての町並みや、当時を知る人の心に残る風景。

    あなたの記憶にも重なる一枚が、きっと見つかるはずです。

      \教えてくれた人/

      岩崎正夫さん
      福井市出身。
      「まちづくり福井株式会社」の会長として、駅前エリアのにぎわい創出に尽力している

      まちを見つめて半世紀 変わらない駅前らしさ。

      福井市が誕生した明治22年頃は、まだ福井城の百間堀が広がっており、城下町らしさが残っていた「福井駅前」。

      その後、北陸線の敦賀・福井間が開通し、福井駅が開業したことで人の流れが変わり、昭和・平成・令和と時代が移り変わった今も、駅前エリアは変化を続けています。

      \屋上遊園地にはスリル満点の遊具も!/

      昭和3(1928)年に開業した県内初の百貨店「だるま屋」(現在の「西武福井店」)。3年後には別館を新設し、子ども向けの遊技場・運動場を備えた「コドモの国」をオープンするなど、多くの人で賑わいました

       

      昭和8(1933)年頃の福井駅。天皇陛下奉迎のため、約1年前から県をあげて準備が進められました。多くの献上品や天覧品が集められ、道路のアスファルト舗装も完了しています

      昭和初期にこのエリアを賑わせた大きなニュースといえば、現在の「西武福井店」にあたる「だるま屋百貨店」の開店でしょう。

      玩具・運動具・文具などを並べた「子ども百貨部」を本館1階に設けたり、子ども向けの遊技場・運動場を備えた屋上の「コドモの国」や少女だけで構成した「だるま屋少女歌劇」を開設したりと、全国でも類をみない取り組みが話題になりました。

      昭和20年代の電車通り。大和ビル(現在のみずほ銀行)から駅前電車通りを東に見下ろした写真で、人力荷車やオート三輪などが見られます

      「だるま屋」は地域の文化活動にも貢献。「だるま屋少女歌劇」を開設し、県内出身の少女たち約30名が在籍しました

      長年、福井駅前のまちづくりに取り組む岩崎正夫さんは、福井駅近くで生まれ育ち、大学に進学するまでの昭和40〜50年代、駅前で過ごす時間が多かったといいます。

      「親や親戚が駅の近くで働いていたので、よく買い物に行きました。いろんなお店やそこで働く人を見るのも好きでしたね。歩いているうちに迷子になってしまい、近くで働いていた人たちが駅の周辺を駆け回りながら探し出してくれたこともありました」

      昭和30年代の福井駅舎から駅前広場と中央大通りを写したもので、4月の花まつりの準備風景。8月の「福井まつり」と並ぶイベントでした

      \走っている鉄道もレトロでした!/

      駅前電車通りを西から東に写したもの。昭和30年当時は「駅前大通り商店街」といい、現在に比べて薬局が多かった

      昭和58年のサンロード北の庄通りの光景。現在と同様一方通行だが、当時は2車線状態となっていました

      当時、だるま屋のほかに賑わっていたのが、今のハピリンの場所にあった衣料品店「ほていや(現在のユニー)

      駅西口の正面にある加藤ビルにはローラースケート場が入っていた時期もあり、若者たちの人気スポットでした。

       

      また、福井鉄道が走る駅前通りに多かったのが「薬局」

      これから旅に出る人や県外に嫁ぐ人が、福井を出発する前にさまざまな薬を購入していた、という興味深い話も教えてもらいました。

      中央大通りを西に向かって写したもの。昭和40年頃の駅前は福井市の中心部として各都市銀行や証券会社が集中していました

      昭和48(1973)年、JR北陸本線福井駅付近に長さ340mの「城の橋陸橋」が通ったが、平成16年に通行止めに

      昭和後半~平成にかけての駅前電車通り。現在は電線が地中に埋設されていますが、当時はまだ電柱が立ち並ぶ様子が見えます

      昔も今も変わらず福井の玄関口として多くの人が行き交います。

      時代とともに店がなくなったり、新しいビルが立ったりと変化しているものの、「いつの時代も『まちの姿を通して暮らしが見える』のが駅前エリアの良さ」だと岩崎さんはいいます。

      「まちの景色が変わっても、福井らしい人のあたたかさや心の通い合うコミュニケーションはこれからも残ってほしいですね」

      \ハピリンができるずっと前。なつかしいですね/

      福井駅西口にある加藤ビル(茶色のビル)は昭和38(1963)年に竣工。時代とともにさまざまなテナントが入るランドマーク的存在でした

       

      【画像提供】福井市郷土歴史博物館、福井市
      ※2023年10月19日~12月3日、福井市郷土歴史博物館で特別展「THE福井駅前-駅前120年の軌跡-」を開催予定


      いかがでしたか? 

      思い出の写真を見ながら、周りの方と語り合うと、また新たなエピソードが聞けるかもしれませんね。

      ※掲載内容に誤りや修正などがありましたら、こちらからご連絡いただけると幸いです。

      ※本記事の情報は取材時点のものであり、情報の正確性を保証するものではございません。最新情報はお電話等で直接取材先へご確認ください。

      ふーぽ編集部
      writer : ふーぽ編集部

      ふくいのことならお任せあれ! グルメ、イベント、おでかけスポットなどなどふくいのいろんな情報をお届けします。

      おすすめ情報が届くよ

      ふーぽ公式LINEはこちら

      Follow us

      ふーぽ公式Instagramはこちら

      こちらもクリック!情報いろいろ

      キーワード検索

      人気記事ランキング

        人気記事ランキング

            ページ上部へ
            閉じる

            サイト内検索

            話題のキーワード

            メニュー閉じる