【福井】2年以内にオープンした注目の茶房4選。中国茶専門店から絶景喫茶まで、至福の一杯を巡ります

【福井】2年以内にオープンした注目の茶房4選。中国茶専門店から絶景喫茶まで、至福の一杯を巡ります

福井の街角や坂の上にひっそりと佇む、心和む「茶房」の世界。

中国茶から北欧紅茶など、ここ2年でオープンした新店を中心に、今訪れたい4店を厳選しました。

店主のこだわりが光る一杯と、美しい茶器が織りなす時間は、まさに自分を慈しむひととき。

立ち上がる香りに身を委ね、まだ見ぬお茶の魅力を五感でたっぷりと味わって。

茶荘・香蘭(ちゃそう・こうらん)

バラ茶と手作り菓子2種が付いた「飲茶セット」税込1,430円。茶杯に注ぐと花のような模様が浮かび上がります

まちなかに佇む茶房で中国茶の余韻に癒やされて。

路面電車や車が行き交う福井駅近く。

会社員や学生の波に紛れて、「茶荘・香蘭」のネオンが静かに灯ります。

昨年11月にオープンした中国茶カフェでは、ランチやディナーはもちろん、夜9時までお茶が楽しめます。

 

「窓からの景色もお客さんから好評で、ここに決めてよかった」とオーナーの坂本藍さん。

店内は落ち着いた雰囲気で、2階席からは昼と夜で移りゆく街の景色をのんびりと眺められます。

「茶則(ちゃそく)」と「茶匙(ちゃさじ)」を使い、「茶壷」に茶葉を入れます。茶器を置く「茶盤」は長年愛用しているもの。坂本さんの中国茶芸は電話予約制

湖北省出身の坂本さんは、中国で坂井市三国町出身の夫と出会い、結婚を機に福井へ移住。

「福井は湖北省と気候が似ていて暮らしやすい」と福井での生活を楽しんでいます。

坂井市で約10年間、本格中国料理店「中国料理 香蘭」を経営した経験を生かし、「歴史ある中国茶を福井の人に知ってほしい」との思いから茶の専門店を意味する「茶荘」を開くことを決意。

故郷に戻り、茶器や茶葉、淹れ方を一から学び直しました。

茶を受け取るときは両手で

店内には、陶磁器で名高い名窯・景徳鎮(けいとくちん)で選んだ茶器が並びます。

白磁に青の染付、素朴な土の質感の朱泥など、中国の伝統美が息づく器の数々から「お好きなものを選んで」と坂本さん。

こだわりの茶器でゆっくりと中国茶を味わう時間が極上の癒やしを運んでくれます。

工芸茶やジャスミン茶など約20種。色鮮やかな茶葉は店頭で購入可能

どこか懐かしい茶と菓子で飲茶(ヤムチャ)文化に親しむ。

やさしい香りの白茶やジャスミン茶、深い余韻の紅茶、香ばしい鉄観音烏龍茶。

ほのかな甘味の菊花茶や、まろやかなプーアル茶、湯を注ぐと花が開く工芸茶など、色とりどりの茶葉はいずれも坂本さんが現地で試飲して選んだもの。

中国で直接仕入れるほか、家族から届けてもらうこともあるそう。

ココナッツをまぶした「紅ココナツ団子」税込150円や、ゴマペースト入り「ゴマ団子」税込165円。香ばしく素朴な味わい

なかでもバラ茶は春らしい一杯。

ハナマスのつぼみを乾燥させたバラの花をたっぷりと使い、ひと口飲むとブレンドしたナツメとジャスミンの甘い香りが広がります。

添えられる中国の伝統的な菓子も、すべて手作りです。

丸い焼き菓子「月餅」は薄くしっとりした皮に、ぎっしり詰まったあんこが程よい甘さ。

黒色の薬膳菓子「阿膠羹(アキョコウ)」は、ナツメや黒ゴマ、クコの実の香ばしい風味とパリッとした食感がクセになります。

「正月にみんなで集まって食べていたんですよね」と坂本さんは故郷を懐かしみます。

店内には二胡や琵琶などの中華音楽が優雅に流れます

中国の「飲茶」文化の中で育ち、「お茶は何杯でも楽しめるのが魅力」だといいます。

「時間をかけてお茶を味わう『工夫茶(クーフーチャ)』を、福井でも現地にいるような気分で体験してもらえたら」。

気心の知れた人たちとたわいない会話に花を咲かせながら、茶を囲む時間は幸せに満ちています。

茶荘・香蘭(ちゃそう・こうらん)

福井県福井市中央1-6-26
☎0776-76-7798
【営】10 : 00~21:00 、ランチ11:00~15:00、ディナー17:00~21:00
【休】火曜
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紅茶のお店 RanaTea(ラナティー)

黄色のカップが可愛い「北欧紅茶」のセーデルブレンド税込770円

香りとともに広がる至福の紅茶談義。

福井では珍しいスウェーデン発の「北欧紅茶」6種と、「ムレスナティー」120種以上がそろう「RanaTea」。

オーナーの宮田由紀恵さんは、「福井で気軽に紅茶を楽しめる場所を作りたい」と、個性豊かな紅茶を提供しています。

「ムレスナティーソーダ」税込720円はすっきり爽やか。桃・いちじく・洋梨のフレーバーを味わえます(5月まで)

定番のセーデルブレンドはバラの華やかな香りと自然な甘味が口内を満たし、すっきりとした後味。

添えられた花びら入りローズジャムは、2杯目の渋味を和らげるために少しずつ味わったり、カップに溶かしたりして楽しみます。

カウンター越しに紅茶にまつわる話に耳を傾けながら、時間を忘れて心穏やかに過ごして。

棚にはムレスナティーや北欧紅茶がずらり。鮮やかなパッケージでお土産にもおすすめ 

紅茶のお店 RanaTea(ラナティー)

福井県福井市中央1-14-4 コノジナガヤ2階
☎なし
【営】10:00~18:00
【休】木曜
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無碍山房 福井(むげさんぼうふくい)

福井店限定の「あすわもちとお抹茶のセット」税込1,100円。抹茶は濃いめに点てることで菓子の甘味が引き立ちます

愛宕坂を登り、心ほどける和喫茶へ。

うららかな陽気に誘われ、福井市の足羽山にある歴史深い愛宕坂を登っていくと右手に現れるのは、京都の老舗料亭が手がける喫茶サロン「無碍山房 福井」。

数寄屋建築の建物は、洗練された静謐(せいひつ)な佇まいで、歩みを自然とゆるませます。

開放的なカウンター席。時季になると、満開の桜の中、ティータイムを過ごせます

店内に足を踏み入れると、眼前に広がるのは、福井市街を一望する大パノラマ。

窓から降り注ぐ光がカウンターやテーブル席をやわらかく照らし、足元の織部焼タイルがきらめきます。

まるで陽だまりの中にいるような、穏やかな空気が流れています。

もちもちとした食感の「無碍山房できたて本わらび餅」税込1,760円と「リンゴほうじ茶」税込900円

「お待たせしました」と運ばれてきたのは、注文後に練り上げるという「わらび餅」。

湯に入れられた餅を別皿に移し、きなこと黒蜜をたっぷり絡めて味わいます。

合わせたいのは、宇治の茶葉をベースに果物やスイーツの香りをブレンドしたフレーバーティー「無碍香茶」。

「白ぶどう煎茶」や「バニラほうじ茶」など5種から選べ、この日は「リンゴほうじ茶」を注文。

ガラスのティーポットで1分蒸らすと、りんごの甘い香りがふわり。

香ばしいほうじ茶の味わいが、わらび餅のやさしい甘さを引き立てています。

愛宕坂の展望台のすぐそば。コーヒーや紅茶をテイクアウトして街並みを見渡しながら一服を

山々や市街地を眺めながら、ほっとひと息。

福井の景色と香り豊かなお茶に包まれ、心までほぐれていきます。

名品種「あまおう」を使った甘酸っぱいソルベと、牛乳を煮詰めた濃厚ミルクアイスの季節限定「いちごパフェ」税込2,200円

無碍山房 福井(むげさんぼうふくい)

福井県福井市足羽1‐8‐16
☎0776-43-3306
【営】11:00~18:00(17:00LO)、夜営業は17:00~21:00(予約制)
【休】月曜(祝日の場合は翌火曜)
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TEA stand My(ティースタンドマイ)

左から紅茶・抹茶・ほうじ茶のラテ税込650円~。甘さは無糖・控えめ・普通・甘めの4段階で調整可能

気まぐれに出現する日本茶のキッチンカー

抹茶やほうじ茶などの日本茶を楽しめる移動茶屋「TEA stand My」。

月の半分ほど、県内のイベントや街角に出店しています。

オーナーの大竹志織さんは、「お茶離れが進む今、日本茶の魅力をもっと身近に感じてもらいたい」と考え、実家の農作業を手伝いながら、自ら現場に出向くことができるキッチンカーを選びました。

相棒のキッチンカーはカフェのような雰囲気

目の前で茶を淹れる様子を見ながら、会話を楽しみます。

甘さや濃さなどを自分好みに仕上げてもらえるのはこのスタイルならでは。

春にはいちごのフルーツティーも登場し、和紅茶の新メニューも順次増える予定だといいます。

「バスクチーズケーキ」税込500円~。プレーンは濃厚でシンプル。抹茶(4月下旬まで)はラテ6杯分の抹茶を使用し、贅沢な味わい

TEA stand My(ティースタンドマイ)

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