「推し活」の歴史をたどってみた!今さら聞けない推し活用語もまるっと解説

「推し活」の歴史をたどってみた!今さら聞けない推し活用語もまるっと解説

「推し活(おしかつ)」という言葉、SNSやテレビでよく見かけませんか?

今やZ世代を中心に広がるこのブームは、日常の楽しみや心の支えとして、多くの人に親しまれています。

本記事では、「推し活って何?」「どんな言葉があるの?」という疑問を持つ初心者の方に向けて、推し活の歴史やよく使われる用語をわかりやすく解説。

これを読めば、あなたも今日から“推し活”をもっと楽しめるはず!

推し活とは?

「推し活(おしかつ)」とは、自分が応援したい人物やキャラクター、コンテンツなど=“推し”に対して愛情や情熱を注ぐ活動のこと。

ライブに行ったり、グッズを集めたり、SNSで情報を発信したりと、そのスタイルは人それぞれです。

今や年齢や性別を問わず広がりを見せ、日常の中に「好き」を楽しむ文化としてすっかり定着しています。

 

「推し活」の変遷

 

「推し活」という言葉はここ数年で一気に広まりましたが、そのルーツをたどると、意外にも20年近く前から“推す”文化は育まれてきました。

SNSの登場、アイドルブーム、そしてコロナ禍での変化。時代の流れとともに「推し活」は少しずつ形を変えながら、私たちの生活に浸透してきたのです。

ここでは、そんな「推し活」の進化を年表でわかりやすくご紹介します。

2005年
「萌え」が流行語大賞にノミネート
好きな気持ちを表す言葉が世間に広がる

2008年
ツイッター(現X)やフェイスブック、インスタグラム(※2010年)がサービス開始。

2010年
アイドルグループ「AKB48」が人気絶頂に
お気に入りメンバーを指す「推しメン」が流行る。握手会でファン同士が話した内容を教え合うなど、今の「推し」と似た応援活動が見られる

2011年
東日本大震災
電話やメールが繋がりにくいなか、安否確認や情報共有などの役割としてSNSの使い方が変化
LINEのサービス開始
普段から大切な人とつながり、やり取りできる画期的なツールで、急速に広がる

2015年
コンテンツ供給の増加
K-POPなどアイドルブームがさらに加速。アニメ「おそ松さん」や2・5次元ミュージカル「刀剣乱舞」が大ヒットする

2020年
新型コロナウイルスの流行
ステイホーム中、動画配サービスやオンラインイベントの価値を見いだし、エンタメに夢中になる人が増加

2021年
「推し活」が流行語大賞にノミネート
より幅広い層に認知され、多様なジャンル

 

トキメキの推しことば帳

あなたの“好き”が深まる、今どきの用語・用法を解説します。

「尊い」「沼」「リアコ」… 推し活の世界には、独特な言葉がたくさん。

ユニークな言葉が飛び交う推し活の世界。意味を知ることで、もっと深く楽しめるようになりますよ。

ここでは、そんな“推し活ワード”をわかりやすく解説します。あなたはいくつ知っていますか?

【箱推し(はこおし)】
特定のメンバーやキャラクターではなく、属するグループや事務所、作品など全体をまるごと応援する言葉。対して、特定の1人を応援することを「単推し(たんおし)」という

【同担(どうたん)】
アイドルやグループなどで、自分と同じメンバーを応援する人を指す言葉。同担同士は共通の話題で熱く語り合える一方、競争意識が生まれる場面もあり、「同担拒否」と提示してあえて交流を持ちたがらない人もいる

【沼(ぬま)】
推しにどっぷりハマって抜け出せなくなることを「(底なし)沼」に例えて使われる。派生して、何かにハマること、夢中になることを「沼る」とも

【メンカラ】
主にアイドルグループのメンバー個人に割り当てられたメンバーカラーの略称。ファンがその色を身の回りのものに取り入れて、推しへの愛を表現したり、身近に感じたりする

【古参(こさん)】
ファンとしての活動歴が長い人を指す言葉。対して、比較的最近のファンを「新規」という

【尊い(とうとい)】
推しに対する愛情や感動、感謝の気持ちが溢れたとき、最上級の賛辞として使用。「素晴らしい」「言葉にできないくらい好き」を意味する。例えば、「〇〇が尊い」「尊みが深い」など

【アクスタ】
アイドルやキャラクターなどの写真やイラストがアクリル板に印刷され、自立できるように台座が付いた“アクリルスタンド”の略称。飾るだけでなく、軽量でコンパクトなので持ち運びも便利。また、アクリルキーホルダーを「アクキー」という

【ぬい】
自分が推しているアイドルやキャラクターを模した、小さなぬいぐるみのこと。手元に置いたり、着替えさせたり、一緒にお出かけしたりする「ぬい活」は、推し活のひとつとして親しまれている

【概念推し活】 
推しそのものではなく、推しのイメージカラーや好きなものなど、推しに関連する要素をメイクやファッション、アイテムで生活に取り入れること。「グッズを身に着けるのは抵抗がある」、「周りにばれたくない」という人もさり気なく推し活できる。「概念ネイル」「概念コーデ」などがある

【ファンミ】
アイドルなどとファンが直接交流するためのイベントを指す「ファンミーティング」の略称。ライブやコンサートとは異なり、距離感が近く、トークやゲームなどの時間も設けられる

【ガチ恋/リアコ】
「ガチで恋している」「リアルに恋している」の略で、推しを応援したいという感情だけでなく、恋する気持ちが湧いている状態。基本的に対象が女性の場合は「ガチ恋」、男性の場合は「リアコ」が使われる

いかがでしたか?

推し活は、誰もが自分のペースで楽しめる素敵な文化です。

まだ「推し」がいない方も、これから気軽に好きなものを見つけて、毎日をもっと楽しく彩ってみてくださいね。

 

 

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※本記事の情報は取材時点のものであり、情報の正確性を保証するものではございません。最新情報はお電話等で直接取材先へご確認ください。

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