災害時も温かくておいしいごはんを。災害食のアイデアと、ポリ袋を使った簡単レシピを紹介します。

災害時も温かくておいしいごはんを。災害食のアイデアと、ポリ袋を使った簡単レシピを紹介します。

こんにちは、ふーぽ編集部です。

災害時こそ普段通りの食を担保したいですよね。
今回は、災害時も温かくておいしいごはんが食べられる、災害食のアイデアを紹介します。

災害時もおいしく、たのしく

\お話しを伺った方/


中島早苗さん
野菜ソムリエプロ。防災士。「食&美プレイス」代表、福井県認定ふくいの食育リーダーとして、“災害時ごはん”を含めた食に関する講座を多数開催。

◆ローリングストックは“分散”を意識して。

「ローリングストック」とは、ストックした食品を定期的に食べ、買い足して備える方法。

災害用でない缶詰やレトルト食品なども活用しながら防災できるのがメリットです。

 

中島さんが意外な落とし穴だと話すのが、ストックする場所。

「倒壊などでドアが開かなければ意味がないので、一カ所にまとめず分散させておくのが大切。私はキッチンとパントリー、玄関に分けて置いています」

ストックする食品は「おいしい」「食べ慣れている」「6カ月以上持つ」ものを基準に選んで

 

◆自分の“いつも通り”を探ってみよう。

日持ちするイモ類やニンジン、ゴボウなどの根菜を“常備野菜”としてストックしておくと、いざという時に重宝します。

 

そのほか、中島さんが2018年の福井豪雪の際に「あればよかった」と感じたのはネギやショウガなどの薬味。

主食に必要な材料だけでなく、彩りや風味を添える食材も備えておくと、非常事態でも満足感のある食事ができます。

「災害時も普段と変わらない生活を送るには、何が必要かな? と考えてみるのがコツ。自然と、その人に合う備えかたが見えてくるはずです」

ジャガイモやゴボウなど、買ったときに土がついている野菜はそのまま新聞紙に包んで保存すると長持ちします

 

ポリ袋でつくる、おいしい災害時ごはん

災害時でも、温かくておいしいごはんを。
常備野菜とポリ袋を使った簡単レシピを紹介します。

※ポリ袋は耐熱温度が130℃以上で、湯せん対応の記載がある無地のもの。

 

優しい甘みにほっこり

さつまいもごはん

【材料】1人分

・米 40g
・さつまいも 40g
・水 60ml
・塩 少々
・ごま塩 適量

 

【作り方】

❶ 米と水をポリ袋に入れ、30分浸水させる。米は洗わなくてよい。

❷ 1cm角に切ったさつまいもと塩を①に入れ、しっかり空気を抜きながら袋の上のほうで結ぶ。

❸ 3分の1ほど水を張った鍋の底に皿を敷き、ポリ袋を結び口の先まで水に浸かるように入れて火にかける。沸騰したら火を弱め、沸騰を保ちながら20分煮る。

❹ ポリ袋を鍋から取り出し、そのまま10分蒸らす。好みでごま塩をふる。

 

とろとろクリーミー

豆乳根菜スープ

【材料】6人分

・ジャガイモ 1個
・タマネギ 1/2個
・ニンジン 1/3本
・コンソメ 2個
・水 250ml
・無調整豆乳 500ml
・塩コショウ 適量
・ネギ 少々

 

【作り方】

❶ ジャガイモ、タマネギ、ニンジンを薄くスライスする。

❷ ポリ袋に①、水、豆乳、コンソメ、塩コショウを入れて混ぜる。

❸ 3分の1ほど水を張った鍋の底に皿を敷き、ポリ袋を結び口の先まで水に浸かるように入れて中火にかける。沸騰したら火を弱め、沸騰を保ちながら20分煮る。

❹ ポリ袋を鍋から取り出し、器に盛り付ける。

❺ 小口切りにしたネギをのせる。

※掲載内容に誤りや修正などがありましたら、こちらからご連絡いただけると幸いです。

※本記事の情報は取材時点のものであり、情報の正確性を保証するものではございません。最新情報はお電話等で直接取材先へご確認ください。

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writer : ふーぽ編集部

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