越前市役所に青森県黒石市の「ねぷた」が登場! 10/3(日)までライトアップもやってるよ♪【ちょいネタ】

越前市役所に青森県黒石市の「ねぷた」が登場! 10/3(日)までライトアップもやってるよ♪【ちょいネタ】

こんにちは。ふーぽ編集部です。

突然ですが、みなさん「ねぷた」って見たことありますか?

「ねぷた」といえば東北三大祭りの一つであり、夏の東北や青森を代表するお祭り。

福井からは少し距離があり、なかなか見る機会がないかもしれませんが、実は今、越前市で青森県黒石市の巨大な「人形ねぷた」を見ることができるんです。

「なぜ青森のお祭りが越前市で? 」、「いつまで見れるの? 」などなど気になることばかり・・・。

2021年10月3日(日)までライトアップも行われているので実際に見てきました♪

新しくなった越前市役所新庁舎


ねぷたが設置されているのは越前市役所前の脇スペース。

2020年にリニューアルし、庁舎前のスペースではイベントなども行えるようになっています。

 

実際に見ると強烈なインパクト!


出ました!

庁舎前のスペースに圧倒的な存在感で設置されているねぷた。

福井ゆかりの武将・新田義貞を高さ4メートルの姿で表現。表面には越前和紙をあしらい作られています。

【改めておさらい!「ねぷた(ねぶた)って?】

東北、青森県の夏のお祭りの代表格。七夕の頃に行われる「眠り流し」と呼ばれる睡魔を追い払うための行事が元となり発展したとも伝えられています。

祭りの名称は、「眠り流し」「ねむた流し」「ねむた」と訛り、「ねぶた(ねぷた)となったとされています。

青森県では、夏になると40もの地域で「ねぶた」「ねぷた」が開催されるそうですよ。

背面に描かれているのは越前和紙を伝えたとされる川上御前

丁寧な説明文もあり、わかりやすく解説されています

今回、ねぷたの制作・展示を提案したのは、越前市地域おこし協力隊の佐瀬昌之さん。

元々は、越前市役所の新庁舎前広場オープニングイベントを企画する中で、以前、武生で行われていた「ふるさと踊り」で山車が道路を運行している写真が目に入ったそう。

現在の越前市では市役所周辺での大きな祭りは無くなっていることもあり、何とかこのエリアに活気を呼び戻せないかと考えていたそうです。

 

ライトアップされた新田義貞

佐瀬さんのお母さんは青森県黒石市出身という縁もあり、また、東北の震災復興10年という節目の年でもあったため、黒石ねぷたの主催者へ相談し実現にこぎつけました。

(ただ、初めてのねぷた制作作業はかなり大変だったそう。本場青森との細かいやり取りを経てようやく完成したそうです。)

なお、本場青森の黒石市では新型コロナウイルスの影響でねぷた祭りが中止となり、市民の目に触れることはなかったとか。

約650キロ離れた地で雄姿を見せるねぷた人形。

ライトアップされた迫力ある姿は圧巻です。

迫力ありすぎて子どもさんには少し怖い? かも・・・

点灯時には市民の方が多く訪れていました

この機会をきっかけに「越前市や福井、北陸と東北の交流のきっかけをつくりたい」と語る佐瀬さん。

元々は9月半ばに黒石市の方々も招いて、「越前ねぷた祭り」を開催したいと思っていたそうで、2022年以降の展示も考えていくそうです。

(なお、今回の人形ねぷたはこのまま越前市での保管を予定中とのこと)

 

夜のお散歩ついでに立ち寄るのも良いかも

10月1日~3日まではプチイベントも開催だとか


越前市役所でのライトアップ展示は2021年10月3日(日)まで。

点灯時間は16:00~20:00


ぜひこの機会に生の「ねぷた人形」を見に来てくださいね。

越前市役所

福井県越前市府中1-13-7

 

 

※掲載内容に誤りや修正などがありましたら、こちらからご連絡いただけると幸いです。

※本記事の情報は取材時点のものであり、情報の正確性を保証するものではございません。最新情報はお電話等で直接取材先へご確認ください。

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