ふーぽBOOKセレクション【小学生編】「夏に読みたい不思議な本、不気味なはなし」~図書館司書おすすめ本~

ふーぽBOOKセレクション【小学生編】「夏に読みたい不思議な本、不気味なはなし」~図書館司書おすすめ本~

こんにちは、ふーぽ編集部です。

プロにおすすめの本を聞いて、新しい書に出会う企画「ふーぽBOOKセレクション」。

今回は、福井県立図書館の司書の方に、小学生にオススメの本を教えていただきました。

テーマは「夏に読みたい不思議な本、不気味なはなし」

ぜひ読んでみてくださいね♪

 

低学年【1~2年生向け】

『おしいれのぼうけん』

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おしいれのぼうけん
ふるたたるひ/さく たばたせいいち/さく 
童心社 1974年
79ページ

 あらすじ 
さくら保育園に通うさとしとあきらは、お昼寝前にけんかしたことから先生に叱られ、押し入れに入れられてしまいます。

真っ暗で怖い押し入れの中に、こわーいねずみばあさんが現れて、ふたりは手をとりあい不気味な世界へ・・・。冒険がはじまります。

モノクロで力強い鉛筆画も魅力的な作品。

 

福井県立図書館 司書 鷲山香織さん
1974年に刊行され約45年。子どものころに読んだ親御さんも多いのでは? 

私は子どものころに読んだねずみばあさんの怖さが今も忘れられません。(お昼寝前に聞いて、怖くて眠れなくなったことも・・・。)

『おしいれのぼうけん』は、今も変わらず、子どもたちに読み続けられています。図書館では常に貸出中になるほどです。

この本、実は80ページものボリュームがありますが、スリル満点な展開で、ページ数を感じさせません。

【⇒福井県立図書館での貸出情報の確認はこちら

 

中学年【3~4年生向け】

『妖怪たちと秘密基地 妖怪一家九十九さん』

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妖怪たちと秘密基地 妖怪一家九十九さん
富安陽子/作 山村浩二/絵 
理論社 2020年

166ページ

 あらすじ 
妖怪一家九十九さんシリーズの9作目。2020年6月に刊行されました。

九十九さん七人家族は妖怪一家。ヌラリヒョンのパパ、ろくろっ首のママ、一つ目小僧、アマノジャク、サトリの三きょうだいと、みんな妖怪ですが、化野原団地で人間にまじって暮らしています。

『妖怪たちと秘密基地』は、夏休みに起こった出来事をえがきます。

人間の子どもたちが、雑木林の奥の奥に秘密基地をつくりますが、実は、その秘密基地では、妖怪三きょうだいが、夜な夜な伝説の妖獣ヌエの赤ちゃんにごはんをあげ世話をしていました。ある日、人間の子どもたちと妖怪三きょうだいが出会ってしまい・・・。

 

福井県立図書館 司書 鷲山香織さん
人間たちにまじって暮らす妖怪たちの姿を、ちょっぴりこわく、ユーモアたっぷりに描き人気のシリーズ

シリーズで読破している子も多いですが、この巻だけを初めて読んでも楽しめます。

「秘密基地」は、今も昔も子どもたちのあこがれ。秘密基地をめぐるワクワクドキドキな物語が待っていますよ。

物語の後半、人間の子どもたちは、自分たちが出会ったヌエについて調べようと図書館へ向かいます。図書館で調べると、意外なことが発覚します。

アニメーション作家が描く挿絵も楽しいです。

福井県立図書館での貸出情報の確認はこちら

 

『黒いお姫さま ドイツの昔話』

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黒いお姫さま ドイツの昔話
ヴィルヘルム・ブッシュ/採話 上田真而子/編・訳
福音館書店 2015年
146ページ

 あらすじ 
ドイツの絵物語作家ブッシュが聞き書きで集めた昔話集です。全部で11話収められています。原著は1910年、今から100年以上まえに出版されました。

表題の「黒いお姫さま」は、こんな昔ばなしです。

子どものないお妃さまが、悪魔からでもさずかりたいと願うと、美しいお姫さまが生まれます。姫は、十五歳になると、呪いをかけられ死に、炭のように真っ黒になってしまいます。姫の棺には番人がつけられますが、姫は毎晩、真夜中になると棺を抜けでて歩き回り、番人を殺します。

そこへ、ヤーコプという羊飼いがやってきて・・・。

 

福井県立図書館 司書 鷲山香織さん
「黒いお姫さま」は不気味で怖いおはなしで、図書館のおはなし会で語られると、途中で泣きだす子もいるほどです。

それでも、また聞きたいと人気があります。

親御さんが声に出して読んであげるのもおすすめ。親子で楽しめると思います。

話自体が怖いので、おどろおどろしくならないように、気持ちを込めて、読んでくださいね。

福井県立図書館での貸出情報の確認はこちら

 

高学年【5~6年生向け】

『怪談』

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怪談
小泉八雲/作 平井呈一/訳
偕成社 1991年
254ページ

 あらすじ 
有名な「雪女」や「耳なし芳一の話」のほか、胴体から離れた首が宙を飛び回って襲いかかる「ろくろ首」や、死んだ先妻が後妻を恨んで取り殺す「やぶられた約束」など、怖い話や不思議な話を19話集めた短編集です。

 

福井県立図書館 司書 酒井瑠美さん
鈴の音とともに先妻の怨霊が近づいてくる「やぶられた約束」は、この短編集の中でも1、2を争う怖さ!

ただ、繊細で美しい文章のおかげで、あまり血なまぐささは感じません。

怖さよりもせつなさ、もの悲しさが際立つ話も多く、怖い話が苦手な方にもおすすめです。

【⇒福井県立図書館での貸出情報の確認はこちら

 



夏にぴったりのちょっぴりドキドキする気になる本ばかりでしたね。

ぜひこの機会で親子で読書を楽しんでみてください。

【協力】福井県立図書館

福井県福井市下馬町51-11
☎0776-33-8860
【開館時間】 平日 9:00 ~ 19:00、土日祝 9:00 ~ 18:00
【休館日】月曜 ※不規則に休館になる場合がございますので、事前にサイトにてご確認ください。

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