「ひとりの画家による色あせない永遠の仏画。」あわら市教順寺にある“志田弥広の襖絵「釈迦十大弟子」”【福井の或る場所のアート】

    「ひとりの画家による色あせない永遠の仏画。」あわら市教順寺にある“志田弥広の襖絵「釈迦十大弟子」”【福井の或る場所のアート】

    こんにちは、ふーぽライターのcowbellrikoです。

    福井の“とある人と場所”のアートを紹介するコーナー【福井の或る場所のアート】。

    福井で制作をする美術作家さんのことや、こんなところで見つけたスゴイ作品のことなどすぐそばに、そこに或るアートを探して見つけてお届けします。

    今回は、あわら市の教順寺(きょうじゅんじ)にある“志田弥広(しだみつひろ)の襖絵「釈迦十大弟子(しゃかじゅうだいでし)です。

      教順寺(きょうじゅんじ)【あわら市】
      志田弥広(しだみつひろ)の襖絵『釈迦十大弟子(しゃかじゅうだいでし)』1998年

      なまめかしさとユーモアを備えた志田スタイルの仏画は寺院内に。毎年6月の最終木曜から5日間開催する『皆さまの作品展』の中で、寺院所蔵品が公開される

       

      ひとりの画家による色あせない永遠の仏画。

      「煙草をふかしながら本堂に座り、長時間思案している姿を思い出します」と話すのは、教順寺前住職の小泉雅子さん。

      画家・志田弥広さんと交流を重ね、寺に多くの絵を保有しています。

       

      志田さんが襖に描いた『釈迦十大弟子』は、釈迦の教えを求めて集まった高弟の絵。

      色や雰囲気に違いが出ないよう、同じ進度で一気に描き上げられています。

       

      「寺にあれば誰にでも見てもらえる」と志田さんは多くの作品を教順寺に寄贈。

      どれも包容力に満ちていて、まるで仏様が手を差し伸べているかのようです。

      「僕の絵は見る人の気持ちが入ってこそ完成する」と仕上げる直前で落款を押していたそう。

       

      柔和な表情の人物像を見つめていると心が浄化され、穏やかな気持ちになります。

      志田弥広 (1929~2008)

      あわら市(旧金津町)生まれ。本名志田彌廣。金沢市立美術工芸大学日本画科卒業。猪熊弦一郎に師事。教順寺にて個展を開催。県内多数の病院に寄贈。瑞宝双光章受章。

      \或るところ/

      教順寺(きょうじゅんじ)

      福井県あわら市市姫2-12-20
      ☎0776-73-0853(拝観希望の場合は事前に電話を)

      ※掲載内容に誤りや修正などがありましたら、こちらからご連絡いただけると幸いです。

      ※本記事の情報は取材時点のものであり、情報の正確性を保証するものではございません。最新情報はお電話等で直接取材先へご確認ください。

      cowbellriko
      writer : cowbellriko

      エビとイチゴとワインが好き。
      国内外問わず、よく人に道を聞かれます。
      世界の美術館を巡ること、あちこちの芸術展を回ること、がライフワークです。
      アート系ウエブメディア「芸術専門楽群(略してゲイセン)」の中の人です。

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