俺の胃袋は宇宙だ、 福井のデカ盛りをKOする! 大食い店チャレンジ録~吉ちょう・「たまげた丼」編~

俺の胃袋は宇宙だ、 福井のデカ盛りをKOする! 大食い店チャレンジ録~吉ちょう・「たまげた丼」編~

こんにちわ、バンショウです。

皆さん、ちゃんとご飯食べてますか?

先日、真夜中に爆喰いしていると、ふと子どもの頃の記憶が甦りました。

テレビにかじりついて見ていた番組です。
ブラウン管には、人が食べる量とは思えない大盛の料理をペロリするギャルや、ジャイアントな人がいました。

そんな彼らに、華奢なバンショウ少年は憧れていたのです。

そしてアラサーとなり、強固な脂肪の鎧をまとった私は思います。

「今ならイケんじゃね?余裕じゃね?」

というわけで、してきました道場破り。食べてきましたデカ盛り丼!!

謎の自信を携え「たのもーーー!!」してきたのは、全国から大食い自慢が集う福井デカ盛り店のメッカ・吉ちょうさん。

そして、入るや否や意気揚々と「お店で一番でかい丼ぶりをください!」と注文。

そんなただならぬオーラのぽっちゃりに、女将さんは優しく説明してくれました。

「一番大きい丼ぶりに挑戦するには、証明書が必要なんですよ~」

・・・証明書??
よくよく話を聞いてみると、吉ちょうさんのデカ盛り丼には階級が存在するのだとか。


というわけで詳しく聞いてみました。

まずお店には、玉子カツ丼2人前の「ビックリ丼」1200円、カツ丼3人前の「たまげた丼」2000円が、大盛りの通常メニューとしてあるそうです。

たまげた丼は、玉子とソースの2種類から選択OK。
カツの枚数が玉子6枚、ソースなら9枚!!

そして、この上には「はるまげ丼(カツ丼5人前)」3000円が裏メニューで存在し、たまげた丼を完食した人しか挑戦できないというわけなんです。

コチラが完食時にもらえる証明書。

さらにさらに、このはるまげ丼を平らげた猛者たち向けに、最上階級「いぐあの~丼」を計画中なんだとか。

女将さんいわく「8~10人前ぐらいになるかな(不敵な笑み)」とのこと。


そんなマイクパフォーマンスを受け闘志メラメラ、いざ注文!

「たまげた丼のソースカツをひとつ!!」

待っている間、気さくな女将さんが色々教えてくれましたよ~。

「どうして『たまげた丼』を作ったんですか?」

女将びっくり丼を完食したお客さまから『楽勝~』と言われるのが悔しくて。作っちゃいました(笑)

「今まで何人の方が完食されたんですか?」

女将「提供し始めた20年間でたまげた丼は749人。ちなみに、はるまげ丼はたった26人です(筆者が挑戦した2019年4月時点)」

「凄かったお客さんとかいますか?」

女将「はるまげ丼を完食した後、おろしそば10枚以上食べた方がいらっしゃいました」

「えっ・・・。み、皆さんどのくらいで食べきるんですか?」

女将「たまげた丼だと、大体15分くらい。早い人は7分くらいで食べちゃいますよ~」

「・・・」

女将「あ、あと女性の方の完食も結構いらっしゃいますよ~」

「・・・」

女将「一番年上だと60歳の方も完食されてましたよ~」

「・・・あ、き、来たみたいです!」

消しゴムと比べるとこんな感じ。で、でかい…

さぁさぁ選手入場、たまげた丼!

・・・も、モリモリやないか!予想以上の体格!

器の大きさはどのくらいでしょうか。
ホテルの洗面台くらいのサイズかな? 顔洗えそうです!

だがしかし、器ごときでおののく私ではなーーい!
ちゃんと戦略を携えておるのだ!

その名も「カツと米、別々に上陸作戦」

歴戦の大食いファイターたちが実践していたので間違いない・・・はず。
それでは試合開始!

ゴング。カーーン!

まずはソースカツから、いただきまーーす!

う~ん♪サクサクした食感のカツが甘辛いソースとよく合いますね。
ご飯が進みそうですが、ここは我慢我慢。

いやぁ~、すごく美味しいです!全くもって余裕ですね~♪

10分経過。
カツ6枚を完食。残りカツ3枚。
箸が進む進む。
カツがあっさりしていて食べやすいので、全然余裕ですね~。

20分経過。
カツ8枚を完食。残りカツ1枚。
いやいやいや、余裕ですね~。

30分経過。
残りカツ1枚。
余裕で・・・すね~。

40分経過。
カツ1枚!
よゆう・・・。

50分経過。
1枚!!
よ・・・。

1時間経過。
(周囲の喧騒)
・・・。

機能停止。戦意なし。タオル投入。カンカンカーーン!

うっぷ、ごちそうさまでした!さすが全国から猛者が集う強豪店

試合を優位に進めていると思ったら、相手のボディブローがじわじわと効いてくる。
振り返ってみて分かったんですが、カツ9枚完食しても、ご飯3人分がまだ控えてるんですね~。

そこで明らかに、相手の攻撃力が自分のHPを上回っていることに気づく。
すると途端にね、意識が薄まっていったんですね~。

今回残念ながら「TKO負け」を喫してしまいましたが、ひとつ分かったことがあります。

大食いは才能。

だけどいつかは言ってみたい「俺の胃袋は宇宙だ」。

皆さまもあまり無理なさらずに、我こそはと思う人は一度チャレンジしてみてはいかがでしょうか?

吉ちょう 

福井県福井市大手3-4-1 福井放送会館B1F
【TEL】0776-23-3727
【営】10:30~20:00(L.Oは19:00)
【休】不定休

※掲載内容に誤りや修正などがありましたら、こちらからご連絡いただけると幸いです。

※本記事の情報は取材時点のものであり、情報の正確性を保証するものではございません。最新情報はお電話等で直接取材先へご確認ください。

バンショウ
writer : バンショウ

たったひとつの真実を見抜く。
見た目は大人、頭脳は子供、体力は老化。
名探偵になれなかったアラサー男が、あしたの福井の話題を探って行きます。

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