話題沸騰中の「テクノ法要」は新しくて心地いい! 福井市の照恩寺の法要に参加しました。【動画あり】

話題沸騰中の「テクノ法要」は新しくて心地いい! 福井市の照恩寺の法要に参加しました。【動画あり】

こんにちは、ふーぽ編集部のミリーです♪

みなさん、「テクノ法要」ってご存知ですか?

福井県福井市にある照恩寺のご住職が始めたもので、照明やプロジェクションマッピングで浄土の世界観を再現し、テクノボイスで読経をする、という何とも“型破り”な法要なんです。

去る5月3日、その照恩寺で開かれた「極楽音楽花まつり」。その中で、テクノ法要が行われるということで、行ってきました!



「花まつり」というのは、お釈迦様の誕生日をお祝いする仏教の行事だそうです。

お寺の境内には、たくさんの花で飾り付けられた「花御堂(はなみどう)」が設けられ、その中には右手で天を指し左手で地を指しているお釈迦様の誕生仏が安置されていました。


この誕生仏に甘茶をそそいでお参りしてから、甘茶と甘茶入りのクッキーをいただいて、本堂の中へと進みます。



会場の本堂内には、老若男女問わずたくさんの人!

この照恩寺の17代住職である朝倉行宣さんが始めた「テクノ法要」を目当てに、お檀家さんだけでなく、県内外からたくさんの参拝客が来られていました。あ、外国人もけっこうおられましたね。

そしていよいよ、テクノ法要が始まります!!



ノリノリの音楽にのせて唱えられるのは、「南無阿弥陀仏(なむあみだぶつ)」というお念仏や、「正信偈(しょうしんげ)」などのお経です。

思った以上に読経と相性のいいテクノサウンド、そして華々しく美しいプロジェクションマッピング!!

初めてのテクノ法要は私にとって衝撃的で、「めちゃくちゃ心地いい!」と大興奮。「浄土ってこんな感じなのかしら」とうっとりしちゃいました。


参拝されたお年寄りたちはお経を口ずさみながら、若いお兄さんたちはまるでライブハウスにいるかのように気持ちよさそうに音楽に身を揺らしながら・・・。

みんなが思い思いに法要を楽しんでいましたよ。

 

もちろん朝倉住職による法話も、ちゃんとあります。

「お坊さんは、周りの人よりちょっと仏教に関する知識を持っているだけ。普通の人なんですよ。だから、何でも気軽に相談してほしいし、若い人もふらっとお寺に立ち寄ってほしいですね」と朝倉住職。教えについて、すごく分かりやすく話していただきました。

今回の「極楽音楽花まつり」では、特別コラボとして福井県坂井市出身のシンガーソングライター・ヒナタカコさんも参加されました。

実は、ヒナさんのご実家はお寺ということもあり、法要には昔からなじみがあったそう。「テクノ法要を初めて聞いたとき、“あ、ちゃんと法要だ”と思って。すごく心地いい空間だし、ぜひコラボしたいな、と思ったんです」とヒナさん。

ヒナさんの力強くて美しい歌声と、テクノサウンドの法要のハーモニーは本当に絶妙。心にしみてウルウルと泣きそうになりました。

 

朝倉行宣住職の「若い人もお寺に気軽に来てほしい。“こうあるべき”という固定概念を崩していきたい!」という熱い思いから始まったテクノ法要。

今回のコラボもそうですが、全国のさまざまなメディアで取り上げられるなど、どんどんパワーアップしていますね。

今後も楽しみ。 ぜひまた行きたいです!


福井県福井市にある照恩寺では、主に10月下旬に開催される「報恩講(ほうおんこう)」と5月初旬の「花まつり」で、テクノ法要を行っています。

気になった方は、ぜひ気軽に照恩寺へ行ってみてくださいね。


照恩寺

福井県福井市東郷二ヶ町36-9
HPはこちらから

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※本記事の情報は取材時点のものであり、情報の正確性を保証するものではございません。最新情報はお電話等で直接取材先へご確認ください。

ミリー
writer : ミリー

3度の飯より飯が好き、ちょっぴり(?)大食いな20代後半。摂取したカロリーを消費すべく、公園で面白そうな遊具を見つけると真っ先に駆け寄ります(通報しないで)。
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