若狭の夏の風物詩、ぷるぷるの葛まんじゅうを食べるなら今だ!

若狭の夏の風物詩、ぷるぷるの葛まんじゅうを食べるなら今だ!

こんにちは、ふーぽ編集部のゆきもりです。

今年の夏は、いつもにもまして暑くなりそうですね。

この暑さをしのぐためには、つめたくて、おいしいものを。

若狭の夏の風物詩といえば、葛まんじゅう。地下水でつめたく冷やした葛まんじゅうは夏にしか出合えない、特別なスイーツです。

福井県小浜市にある老舗和菓子店「伊勢屋」に伺い、名物の葛まんじゅうができるまでを見せてもらいました!

お店の厨房では鍋に葛粉と水を入れて練り合わせる作業の真っ最中。

砂糖などを加えず、吉野や熊川などの葛を合わせた葛粉と、近くから湧き出る雲城水のみが原料。シンプルだけど、とても贅沢ですね。

伊勢屋では、雲城水を地下から引いており、冷たく澄んだ水をふんだんに使っています。
この水が、葛まんじゅうのおいしさの決め手なんですね~。

熱を加えながら練っていくと、次第に透明感が出てきます。

しゃもじですくうと、とろーり。

もう、すでにおいしそう。

鍋から下した熱々の生地は、すぐに器に盛られます。ここは二人がかりのスピード勝負! こし餡の玉を入れて、すばやく葛で包みます。

わたしも一緒に手伝いたい衝動にかられました。


型入れが済むと、すぐに店頭の水場で冷やされます。こちらも雲城水がふんだんに使われていて、見るからに涼やか。

次々と水中に流し込まれる葛まんじゅうは、まるで海ガメの産卵風景のようでした(!?)


20分ほど冷やすと、出来上がり。

葛まんじゅうは、透明感がおいしさの合図。白く濁ってしまう前に、出来立てを食べるのがおすすめです。

伊勢屋の店頭には、喫茶スペースも併設されています。そちらでお茶やコーヒーとともにゆっくりと味わってみてください。

ぷるっぷるの食感と、みずみずしい喉越し。さらりとしたこし餡の後味も美味です。

葛まんじゅうで涼をとり、夏のひとやすみに。

秋が来るまでに、ぜひ小浜へ食べにいってみてください。

御菓子処 伊勢屋

福井県小浜市一番町1-6
☎ 0770-52-0766
(営)8:00~18:00
(休)水曜
※葛まんじゅうは1個120円(税込)。多めを希望の方は電話予約がおすすめ。

※掲載内容に誤りや修正などがありましたら、こちらからご連絡いただけると幸いです。

※本記事の情報は取材時点のものであり、情報の正確性を保証するものではございません。最新情報はお電話等で直接取材先へご確認ください。

雪森
writer : 雪森

神出鬼没に福井の「あら、すてき」「これ、いいんじゃない?」スポットをすり抜けます。過敏なジャンルはファッション、バブリーな人やモノ、昭和の残り香、フランス、からだによいこと系。
いつか、ふーぽ海外取材をしたいともくろんでいます。

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