最初で最後かも!? レジェンド漫画家・池上遼一先生の原画展を見逃すと後悔するよ!【越前市で開催中】

最初で最後かも!? レジェンド漫画家・池上遼一先生の原画展を見逃すと後悔するよ!【越前市で開催中】

こんにちは!
ふーぽ編集部のじんです。

現在、歴史に残る大展覧会が越前市で開かれていることを知ってますか?


いや当然、知ってることと思います。

いやいや、もう行かれている方がほとんどでしょう。

いやいやいや、行っていないワケがない!


そう、漫画界の生ける伝説、かの池上遼一大先生の原画展「極(きわみ)池上遼一展」が、先生の故郷の越前市にある武生公会堂記念館で絶賛開催中なんです!!!

【⇒ 「極 池上遼一展」の詳細イベント情報はこちら】


まだ行っていないという、ごくごく少数の奇特な方々のために、同展の魅力をほんの少しだけご紹介しましょう。

※個人の感想および多少の誇張が記事内に含まれております。ご了承ください。

池上遼一先生は福井県越前市出身。
1962年の貸本漫画家としてのデビュー以来、半世紀以上にわたって日本の漫画界を引っ張ってきたレジェンド・オブ・レジェンドです。

武論尊(史村翔)・雁屋哲ら一流の原作者とともに、熱い男の生き様を描いた数々の名作を世に送り出し、日本のみならず海外にもたくさんの熱狂的なファンがいます。

主な代表作には

『男組』
『クライング フリーマン』
『サンクチュアリ』
『HEAT -灼熱-』

などがあり、現在も「BEGIN(ビギン)」というこれまた熱すぎる漫画を連載中ですね。

会場入り口にある撮影用パネル。「サンクチュアリ」の北条と浅見 、「BEGIN」の新海と一緒に写真が撮れる!!


展覧会会場の入り口にある撮影用パネルです。

先ほど挙げた名作漫画のタイトルを知らない、池上先生の名前を聞いたことがない人でも、このタッチの絵を見たことがある方は多いでしょう。

今回の展覧会では、貸本漫画家時代の初期の作品から、現在連載中の最新作「BEGIN」まで25作品の原画107点を展示。

原作者とタッグを組んだ代表作だけでなく、デビューから間もない頃のオリジナル作のほか、近代日本文学を題材にした作品の耽美的なタッチの原画も並んでいます。

おおっと!!
展覧会の開幕日(7月5日)に飾られていました。

レジェンドがレジェンドに花を送っていますね


ところで、この開幕日の前日(7月4日)には池上先生の記者会見が開かれました。
ふーぽもそこにお邪魔してきましたので、その様子をご紹介しましょう。


実は、池上遼一先生がこの規模の原画展を開くのは全国でも初めてだそう。
これまで何度となく作品展の誘いがあったけれど、それらをすべて断ってきとのこと。


その理由について池上先生は、「僕が描いてきたのは不良や殺し屋などアウトローが主人公の作品ばかり。血や暴力を表現した絵を公共の場で展示してはいけないと思いました」と話しました。

一方で、越前市のご当地グルメ「ボルガライス」や、同市の伝統工芸の観光ポスターにオリジナルのキャラクターを描くなど、長年故郷のPRに協力してきました。

そんな中、同市の奈良市長が昨年、東京の池上先生のもとを訪れ、「ぜひとも」と口説き落とし今回の展覧会の開催が実現したそうです。


「僕の作品は、一見暴力的かもしれないけれど、根底に流れているテーマは男の真摯な生き方なんです。市長もそこをわかってくれた」と池上先生。
「今回の展覧会を見てくれる人にも、それが伝わればうれしい」と述べました。

さらに、池上先生は「僕ももう年だから、あまり先のことは考えない。展覧会はこれが最初で最後かもしれない」と衝撃発言。


そうなんです!
記事の冒頭で「歴史的な」と言ったのはこのことで、本当にこの機会を逃すともう二度と池上遼一先生の原画展が見れないかもしれないんですよ!!


ちなみにこの会見では、越前市でボルガライスの普及活動を行っている「日本ボルガラー協会」のボルガチョフ会長と池上遼一先生が初邂逅。

実は、池上遼一先生の妹さんが越前市で喫茶店を営んでおり(有名な話!)、そこでも美味しいボルガライスを提供しています。

そのお店のボルガライスを池上先生に食べていただこうと、勇んで用意してきたボルガチョフ会長でしたが、先生は「え~、胃にもたれるなあ」と一言。

池上遼一先生に、ボルガライスを「あーん」と食べさせてもらうボルガチョフ会長という歴史的瞬間。画面左に見えるのが今回描き下ろした原画「鋼竜と侍」


しかし、レジェンドらしからぬ気さくさで、ボルガチョフ会長の口に「あーん」してボルガライスを食べさせてくれるという、すごい名場面を見せてくださいました!!


さらに、今回の企画展のために描き下ろした完全オリジナルの原画「鋼竜と侍」も披露されました。

父親が越前打刃物の職人だったという池上先生は、美麗な武士に打刃物を連想させる刀を持たせ、胸には越前和紙の懐紙、腰に越前箪笥の技術を生かした印籠を描きました。これも原画展の会場で見ることができますよ。

そしてこちらが7月5日の開幕日に催された、池上先生のギャラリートークの様子です。


先生は来場者と一緒に会場を歩き、自身の貸本時代の作品から数々の大ヒット作品まで、一つ一つの原画の前に立ち止まりながら、なんと1時間以上にわたって制作意図や裏話などを詳細に解説してくださいました。

ホント至福の時間とはこのことです。


特に、「サンクチュアリ」のラストシーン近くの原画を前にした解説で池上先生は、突然こみ上げる想いにこらえきれなくなり、声を震わせながら「今でも、この絵を見ると、彼らのことを思って泣けてくるんです。僕は」と語ってくれました。


レジェンドのそんな様子を見て、「ここまで作品に対して、そして登場人物に対して、熱い想いを持って描いているんだ」と、私も一人ひそかに涙を拭っていたのは内緒です。


【⇒ 「極 池上遼一展」の詳細イベント情報はこちら】

著作権の関係もあり、展示されている原画の写真は撮影できませんでしたが、会場内では男たちそして女性たちの本当にカッコよく美しい姿を堪能することができます。

さらに池上先生の幼き頃の思い出の場所を記した越前市内の地図があったり、実際の作画道具や下絵などの資料も観ることができるなど盛りだくさんの内容です。


そして、8月10日午後2時からは、越前市福祉健康センターで池上先生の講演会も!!!


ぜひ、みなさん!

最初で最後になるかもしれない池上遼一先生の原画展を、故郷の越前市でしっかり見て、歴史の生き証人になろうではありませんか!!


【⇒ 「極 池上遼一展」の詳細イベント情報はこちら】


そして、なんと!!!

ふーぽは、池上遼一先生の単独インタビューに成功しました!!

いとこの家の本棚にあった『男組』と出会って以来、30年以上にわたって池上漫画を読み続けてきた私は、もはや「神」に等しい存在を前にして緊張しまくり。
しかし、かなりマニアックな質問を連発し、神から「あなた、ずいぶん詳しいね」とのお言葉をいただきましたよ。


それらの詳しい内容は、近日公開する予定です。
ご期待ください!!

武生公会堂記念館

福井県越前市蓬莱町8−8
☎ 0778-21-3900

【⇒ 会場の詳細は公式HPへ】

※掲載内容に誤りや修正などがありましたら、こちらからご連絡いただけると幸いです。

※本記事の情報は取材時点のものであり、情報の正確性を保証するものではございません。最新情報はお電話等で直接取材先へご確認ください。

じん
writer : じん

雑食系フィールドワーカーにしてアームチェアディテクティブ。なんつって。

サブからメインまでカルチャー全般、ノンジャンルあれこれを事務所NGなしで書き散らかしますよ。

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