ふくい地域創生士

ふくい地域創生士

県内すべての大学等が一体となって、地域の持続的な発展とイノベーションを推進する取り組みである「地域創生士」について紹介します。

ふくい地域創生士とは?

地域を学ぶ、自分を知る
地域に貢献できる人材を目指して

「ふくい地域創生士」とは、各大学等において定める育成プログラムをクリアし、“地域に貢献できる人材”と認定された証です。県内すべての大学等が一体となって、地域の持続的な発展とイノベーションを推進する担い手を育てる取組みを進めています。

 

ふくい地域創生士インタビュー

ふくい地域創生士には地域で活躍している看護師の方もいます! 今回は、福井大学医学部看護学科を卒業し、福井大学医学部附属病院に看護師として勤務している先輩お二人にお話しをうかがいました!


北出 めぐさん
看護師2年目



現在のお仕事について
呼吸器センターに所属しています。肺がんをはじめ、経過が長い患者さんが多く、様々な患者さんと関わる中でACP(人生の終末期における事前の意思決定)に関心を持ちました。患者さん本人や家族が終末期をどう過ごしたいか、大切にしたいことは何か、等を考える支えになればと日々の仕事に取り組んでいます。

 

看護師を目指したきっかけ
母が訪問看護師をしていて、私も自然と看護師を目指すようになりました。夜中に突然飛び出して行く忙しい母の姿も見ていましたが、不思議といやではなくて。手に職を持つことに憧れて、今の道を選びました。

在学中の実習で学んだこと
その方の生活を実際に見て、想像して関わることが大切ということが1番の学びでした。例えば、日中独居になる高齢者の方が薬の飲み忘れをしないためにはどうしたらいいか?等、生活に落とし込んだ医療を提供するのが印象的でした。この経験から、現在は退院後の生活まで見据えた関わりを入院期間中から行うよう意識しています。一人一人、その人にとっての最善が違うので、個別性を持った関わりをするよう心がけています。

お仕事とプライベート
大学院への進学を検討中です。看護師は3Kと言われるほど大変ではありますが、私はすごくいい仕事だと感じています。ゆくゆくは世間のマイナスイメージを払拭し、やりがいを伝えていける後進育成に取り組みたいです。休日は学生時代から続けている吹奏楽団体に所属し、演奏を楽しんでいます。

ふくい地域創生士を目指す高校生へ
高校時代にしかできないことをたくさんしてほしいなと思います。勉強は大変ですが、努力することで将来の選択肢は必ず増えます。また、部活動など、学生時代にしかできない経験から得られる学びも多くあると思います。 福井大学の看護学科は、文系からの進学も可能ですし、入学後に保健師や助産師資格を並行して取得するカリキュラムもあります。ぜひ、進路の選択肢に入れてみてください。

 

鈴木 嶺花さん
看護師2年目


現在のお仕事について
消化器外科に勤めています。手術を受けられる人や、抗がん剤で闘病する人、終末期の人、さまざまな人が入院しているこの科を選んだ理由は、入院から術前術後のサポート、退院、自宅ケアまで一貫して学べるからです。患者さんご本人、そのご家族とどう関わっていくかにも心を寄せています。

看護師を目指したきっかけ
中学生の頃、施設に入居していた祖父の看護師さんがすごく良くしてくれたことがきっかけです。家族への声かけも温かくて、看護師ってなんだかいいなぁ〜と。働くのは福井でと決めていたので福井大学へ進み、患者さんのそばで長い時間サポートできる看護師の道を選びました。

在学中の実習で学んだこと
実際に患者さんの生活を見ると、どういう環境で暮らしているのか多くの情報を得ることができました。現在は退院後の支援が必要な患者さんも担当しており、ひとりひとりの背景を想像しながら、必要な支援を受けるために大切な情報を的確に専門部署へ相談できるようになったことは実習で得た大きな学びです。

お仕事とプライベート
看護師になりたいけど大変そう、と思っている人も多いかもしれませんが、私の職場にはいろんな年代の人が働いていて、働き方もさまざま。なんとなく未来の自分も想像できたりして、働きやすい環境です。休日は不定期ですが一般職より家にいる時間は長く取れていると思います。

ふくい地域創生士を目指す高校生へ
「ふくい地域創生士」取得過程に、福井での看護をより詳しく学べるカリキュラムが増えたと聞いています。嶺北・嶺南・奥越では地理的に異なるのと同じように、気候も違えば、心理的特徴もすこしずつ違います。その風土を詳しく学ぶことは看護師以外の職に就いたときにもきっと役に立つはず!

 

※掲載内容に誤りや修正などがありましたら、こちらからご連絡いただけると幸いです。

※本記事の情報は取材時点のものであり、情報の正確性を保証するものではございません。最新情報はお電話等で直接取材先へご確認ください。

UP編集部
writer : UP編集部

「今の生活をよりよく」を目指し、ひとつのテーマを深掘りした1年保存版のフリーペーパー「UP」を発行しています。

嶺北10市町と連携制作し、各支町の行政施設等にも紙媒体を設置しています。

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