「たのしみは木(こ)の芽にやして大きなる饅頭を一つほほばりしとき 橘曙覧」―木の芽はお茶・せん茶のこと。
幕末福井の歌人・橘曙覧の歌には、楽しみなことはお茶をいれて大きなお饅頭を一つ口にほおばったときだという作品があります。
甘い物が大好きだった曙覧にとって、お茶と饅頭を食べるときは、至福のひとときだったことでしょう。
執筆や読書の合間、文豪たちもさまざまにお茶の時間を楽しみました。
本展では、曙覧を入り口に、泉鏡花、室生犀星、中野重治ほか、近代以降の文学者のお茶の時間にまつわる作品やエピソードをご紹介します。
妻が丁寧にいれるほうじ茶を味わっていた作家や、毎日煎茶をたくさん飲んだお茶好きの作家など、12人の姿に注目します。
開催日 | 2024/3/14(木) 〜 2024/5/19(日) |
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開催時刻 | 9:00~17:15(入館は16:45まで) |
開催地 |
福井市橘曙覧記念文学館 |
住所 | 福井県福井市足羽1丁目6-34 |
URL | |
料金 | 100円(中学生以下、70歳以上、障がい者とその付添人は無料) |
お問い合わせ |
福井市橘曙覧記念文学館 0776-35-1110 |
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