地域の皆さまの多様な生涯学習ニーズに応えるべく、北陸地区の国立大学法人 富山大学、北陸先端科学技術大学院大学、金沢大学、福井大学の4大学が連携し、毎年、北陸3県の各会場にて知的探求の場を提供しているセミナーです。福井会場では、縮小社会が深刻化していく中で、これからの持続可能な農村(経営・暮らし)の可能性を掘り下げていきます。予定している講師からの講演概要は以下の通りです。
「撤退と再興の地域づくり戦略と展開」
林 直樹(金沢大学 人間社会環境研究科 准教授)
過疎が著しい集落の選択肢の一つとして,「再興を意識した建設的な縮小」という新しい手法を提示します。主な内容は、次の5点、すなわち、①過疎集落(常住人口あり)の現状、②希望ある無住集落の紹介、③「再興を意識した『集落の建設的な縮小』」と「集落振興の基盤」、④再興を意識した「水田の建設的な縮小」、⑤複数の未来を想定した集落づくり―です。最後に、厳しい時代の集落づくりに必要な考え方について簡単に述べたいと思います。
「100年後にも人が集うまちづくり~社会と経済の循環構造の形成~」
溝口 淳(福井県今立郡池田町 副町長)
池田町をはじめ、多くの農山村地域は「人口減少」と戦うために様々な対策を講じ、あの手この手で移住定住を進めています。しかし、地域と地域を構成している「集落」の持続可能性をいかにつくるか、がより重要であると考えます。地域の未来を確実なものとするために、自治体と集落=ムラをどのように守り、つないでいくべきか、福井県今立郡池田町での取組みをまじえつつ報告します。
開催日 | 2023/9/24(日) |
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開催時刻 | 13:30~15:30 |
開催地 |
福井大学文京キャンパス アカデミーホール |
住所 | 福井県福井市3丁目9番1号 |
URL | |
定員 | 先着100名 |
締め切り | 9月17日(日) |
対象 | どなたでも |
お問い合わせ |
福井大学公開講座(地域創生推進本部) 0776-27-8060 |
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