「振茶」― 初めて聞いた言葉かもしれませんが、「ふりちゃ」と読みます。
昔は日本各地に、泡を立てて飲むお茶の習慣がありました。
冠婚葬祭やお隣さん同士の気軽な集まりのとき、茶筅を振って、ふんわりと泡の立ったお茶をにぎやかにいただく。そんな親睦のお茶です。
泡を立てるといっても、抹茶ではありません。煎茶や玄米茶など、普段飲んでいるお茶を泡立てます。
多くは廃れてしまった風習ですが、新潟のバタバタ茶や島根のぼてぼて茶などまだ残っている地域があります。
北は新潟から南は沖縄まで、全国7か所、振茶文化を大切に守り継承している人々を訪ねました。
本展では、各地の振茶の歴史や使用する道具について、そして今はどんな風に飲まれているのか等々、詳しく紹介します。
開催日 | 2020/3/1(日) 〜 2020/5/10(日) |
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開催時刻 | 9:00~17:15 ※灯の回廊期間中(3/28~4/12)は21:00まで開館 ※会期中無休 |
開催地 |
福井市愛宕坂茶道美術館 2階 企画展示室 |
住所 | 福井県福井市足羽1-8-5 |
URL | |
料金 | 観覧料一般200円、中学生以下・70歳以上・障がい者手帳をお持ちの方は無料。 |
お問い合わせ |
福井市愛宕坂茶道美術館 0776-33-3933 |
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