「愛されパピィがつくる『推しイチゴ』。」高浜町のパピィフルーツパーク園長・馬場祥誠さん【嶺南こんにちは通信】

「愛されパピィがつくる『推しイチゴ』。」高浜町のパピィフルーツパーク園長・馬場祥誠さん【嶺南こんにちは通信】

こんにちは、ふーぽ編集部です。

嶺南在住クリエイターがいま会ってほしいローカルピープル情報をお届けする【嶺南こんにちは通信】

 

今回は、高浜町のパピィフルーツパーク園長・馬場祥誠(ばばよしあき)さんです。

お気に入りの嶺南スポットも教えていただきました。

愛されパピィがつくる『推しイチゴ』。


JR若狭高浜駅から車で約20分の青葉山の麓に、馬場祥誠(ばばよしあき)さんが園長を務めるイチゴ農園「パピィフルーツパーク」があります。

「章姫」という大粒で甘い品種を約1万株、16アールの規模で栽培しています。

「ここは寒暖差があるので、イチゴがゆっくり熟し、甘みとうまみが凝縮されるんです」

大粒で甘い「章姫」。イチゴ狩りは6月頃まで


2020年に、内浦地区産の大粒イチゴを、 リッチなイチゴ の意味を込めた「リッチゴ」として商標登録しブランド化しました。

毎年3月中旬から始まるイチゴ狩りには、県内や関西圏から親子連れら千人以上が訪れます。

春になると放牧するヤギは、園のマスコット的な存在となっています。

 


高浜町生まれ。

水産高校や保育専門学校を経て、福祉施設などに勤めました。

 

30代前半ごろ、幼なじみが農業を始めた様子を見るうち、「自分も今後、仕事で未来に何か形を残せるのは農業かも」との思いを募らせました。

県内外の農園に視察に行き、いろいろな作物を見るうちに、家族みんなが好きなイチゴに惹かれました。

 

2015年に、一大決心して退職。

研修を経て、3年後に農家としてスタートを切りました。

 


初年度から農園の運営は順調でしたが、「閑散期となる夏に、ただ待っているのではなく人がいるところへこちらから出向いていこうと思って」と2021年、キッチンカーを購入。

イベント会場などで、イチゴジェラートやシャーベット、フルーツソーダなどの販売を始めました。

 

商品開発では、妻の美千恵さんと一緒にアイデアを出し合います。

家族向けの商品や、お一人様用の少量パックなどは、主婦ならではの発想を反映したものです。

異業種とのコラボにも積極的で、町内の和菓子店やパン屋と手を組み「いちご餅」「いちごコッペパン」など、地元スーパーで買える名物商品を生んみました。

 

今作りたいのは、カルパッチョに合う「いちご醤油」

地元の醤油屋と試行錯誤を繰り返しながら、イチゴの酸味と香りを活かす道を模索しています。

「完成したら、旅館や飲食店で絶対に名物になると思うんです」。

イチゴを活かした商品のアイデアがあふれて止まりません。

「あの時の岐路で、イチゴ農園をやってよかったと思える人生にしたい。定年が無いので、体が動く限り続けますよ」

合同会社内浦 H&S クリエイト
パピィフルーツパーク


福井県大飯郡高浜町鎌倉26-17
☎0770-50-7729
【営】10:00 ~15:00
【休】なし
Instagram

 

 

お気に入りの“嶺南”スポット

鎌倉区の朝焼け風景【高浜町】

鎌倉区でしか見られない早朝の風景


だれも知らない写真映えスポット

 

馬場さん

春にはヤギが放牧され、早朝の朝焼けとともにのどかな風景を演出。

鎌倉区からは青葉山も近く、高浜、和田地区から見る山の形と異なり、雄大な景色を眺められます。

タイミングがいいと見られる、太陽が山頂に重なるダイヤモンド青葉山や、霧に包まれる田舎の風景も幻想的です。

 

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※本記事の情報は取材時点のものであり、情報の正確性を保証するものではございません。最新情報はお電話等で直接取材先へご確認ください。

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writer : ふーぽ編集部

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