「地元の風土を作品に、未来を想う。」高浜町の書家・角谷有紀さん【嶺南こんにちは通信】

「地元の風土を作品に、未来を想う。」高浜町の書家・角谷有紀さん【嶺南こんにちは通信】

こんにちは、ふーぽ編集部です。

嶺南在住クリエイターがいま会ってほしいローカルピープル情報をお届けする【嶺南こんにちは通信】

 

今回は、高浜町の書家・角谷有紀(かくたになおき)さんです。

お気に入りの嶺南スポットも教えていただきました。

地元の風土を作品に、未来を想う。

水面に墨を流して描いた模様を和紙で写しとり、そこに文字をのせ作品に仕上げます。

書家の角谷さんは、そんな一風変わった書に取り組んでいます。

絵具を水面に垂らし偶然できる模様を生かす「マーブリング」というアート技法からヒントを得たもので、「文字だけでは表現しきれない世界を伝えられるのが面白いと思って、書と組み合わせてみたんです」と角谷さん。

自然に吹く風と色で模様を作る『墨流し』

 

これまでにパリやニューヨークなど海外の美術展でも披露され、話題となりました。

4歳で習字を始め、24歳頃まで書道を続けていました。

高浜町初の男性保育士となり、その後、町役場勤めになった頃は忙しさのため書から離れていたものの、知人らに頼まれ、店舗看板の文字などをボランティアで書いていたといいます。

 

そんな折、足の付け根が壊死する難病となり、休職し療養することになりました。

「休んで治療に励んでいた時に、一日の時間がすごく長く感じて。もう一度、基本から書と向き合うことにしたんです」

そうして書いた文字を次々とインスタグラムに投稿。

 

また療養中に読んだ禅の本に感銘を受けたことから、同町出身の禅僧 釈宗演(しゃくそうえん)にちなんだ作品づくりを始めました。

その中の「禅」という書作品が、国内の権威ある現代美術展で評価されました。

 

2017年に町役場を退職し、書家としてのスタートを切りました。

 

 

 


現在は活動の傍ら、地元の小中学校で墨流しと書のワークショップを定期的に開催します。

子どもたちに教える時に大切にしているのは「筆を使って自由に表現し、どんなやり方でもいいから、構えず思うままに書いて」ということ。

例えば、座ってだけでなく立って書くと、視点が変わり文字も大きく変化します。

 

子どもたちの感覚が解放され、のびのびと書に向き合う様子に先生たちも驚くそうです。

「そんな風に思いっきり表現して書いた字こそ、とても美しいんです」

 

今後も生まれ育った高浜の風土に軸足を置き、偶然が醸す唯一無二の作品をつくりながら、書の楽しさを次代に伝えていきます。

 

JAPANESE BRUSH DESIGN WORKS Kaku

福井県高浜町和田104-5-16
☎0770-72-5886
【営】9:00~18:30
【休】水曜
Instagram

 

 

お気に入りの“嶺南”スポット

紫水(しすい)【高浜町】
 
節目の大事な日に食べたいお寿司
 
角谷さん

高浜町唯一のお寿司屋さん。おめでたい日、イベントごと、自分へのご褒美など、節目節目に利用しています。

水槽にいる生きたままのエビや、その日仕入れた魚など、ネタは新鮮。何のネタでも美味しいから、めっちゃ食べます。

 

紫水(しすい)

福井県高浜町紫水ヶ丘1-1-21
☎0770-72-3567
【営】17:00 ~23:00
【休】水曜

※掲載内容に誤りや修正などがありましたら、こちらからご連絡いただけると幸いです。

※本記事の情報は取材時点のものであり、情報の正確性を保証するものではございません。最新情報はお電話等で直接取材先へご確認ください。

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writer : ふーぽ編集部

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