「花は生きがい。高浜の花の森で笑顔の花が咲く。」高浜町のCoffee&お食事 花番地のオーナー・東山みゆきさん【嶺南こんにちは通信】

「花は生きがい。高浜の花の森で笑顔の花が咲く。」高浜町のCoffee&お食事 花番地のオーナー・東山みゆきさん【嶺南こんにちは通信】

こんにちは、ふーぽ編集部です。

嶺南在住クリエイターがいま会ってほしいローカルピープル情報をお届けする【嶺南こんにちは通信】

今回は、高浜町のCoffee&お食事 花番地(ハナバンチ)のオーナー・東山みゆきさんです。

お気に入りの嶺南スポットも教えていただきました。

「花は生きがい」。高浜の花の森で笑顔の花が咲く。

ピンク、黄、紫・・・。

四季折々の花と緑が彩る小さな森のような庭では、葉擦れの音やミツバチの羽音、鳥の囁きが微かに聞こえます。

ここは青葉山麓の南にあるガーデンカフェ「花番地」。

オーナーで花ソムリエの資格を持つ東山みゆきさんが、17年間丹精込めて手入れする約300品種の草花や木が迎えてくれます。

ランチは、旬の野菜メインのご飯が進むおかず

カフェでは、自家農園で育てた野菜や米、エディブルフラワーを使い、一つ一つ丁寧に作るランチを提供しています。

東山さんは高校卒業後、大阪府の短大に進学し就職しましたが、結婚後に、家を継ぐため33歳で高浜町にUターンしました。

子どもの頃からの花好きが高じて、3人の子育てをしながら押し花インストラクターの資格を取得し、押し花教室を開きました。


「訪れる人が気軽に花に触れられる場所を作りたい」と一念発起し、一人で自宅近くの空き地の土作りから始め、コツコツと庭作りを進め、2008年に店を構えました。

庭のテーマは「森の中を歩く小径」。

緑の木々がメインで、その足元に季節の花が咲いています。

草刈りなど年中手間がかかりますが、「お客さんに庭と料理を喜んでもらえると嬉しく、励みになります」と笑顔で語ります。

夏から秋にかけては、ダリアやセージなど、季節の移り変わりとともに多彩な花を咲かせます

庭作りは現在進行形で続いています。

今秋から、結婚するカップルなどの記念写真の撮影場所に庭を提供する予定です。

いずれはモルタルで小さな教会も自作したい」と夢と情熱は止まりません。

 

東山さんは、高浜町内の花の愛好家が集まる「オープンガーデンAoba」の2代目会長でもあります。

庭作りに励む個人宅や飲食店などの庭や花壇などを一般向けに一斉開放し、見学できるイベントを年に一度、開催しています。

今年5月には5回目を開き、「花番地」を含む16軒が参加。

約千人の来場者が訪れ、個性豊かな庭巡りと庭主との交流を楽しみました。

「花を一生触っていたい」と惜しみなく愛情を注ぐ「花番地」は、人との繋がりも生んでいます。

「県内外から花好きたちが訪れるんです。いつでも花談義は尽きませんね」。

東山さんが汗を流しながら育てた小さな森は、多くの人々の心に潤いを与えています。

Coffee&お食事 花番地

福井県大飯郡高浜町小和田34-4
☎0770-72-1369(予約優先)
【営】金・土曜11:30~15:00(14:30LO)
営業日はインスタで確認
Instagram

お気に入りの“嶺南”スポット

「青葉山ハーバルビレッジ」の薬膳茶【高浜町】
東山さん

薬草の宝庫である青葉山の麓にあるカフェ。

カウンターからガラス越しに緑豊かな景色を眺めながら薬膳茶を飲むと、リラックスできます。

気になる症状に合わせた5種類の薬膳茶があり、周辺で採れた薬草もブレンドされています。

ビレッジ内での散歩も癒やされます。

青葉山ハーバルビレッジ

福井県大飯郡高浜町中山2−4
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writer : ふーぽ編集部

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