「“おいしい”でたっぷり恩返し。地域への感謝を料理で表現。」cafe bamboo #takenoko(若狭町)のオーナー・黒田雄太郎さん【嶺南こんにちは通信】

「“おいしい”でたっぷり恩返し。地域への感謝を料理で表現。」cafe bamboo #takenoko(若狭町)のオーナー・黒田雄太郎さん【嶺南こんにちは通信】

こんにちは、ふーぽ編集部です。

嶺南在住クリエイターがいま会ってほしいローカルピープル情報をお届けする【嶺南こんにちは通信】

今回は、若狭町のcafe bamboo #takenoko(カフェバンブータケノコ)のオーナー・黒田雄太郎さんです。

お気に入りの嶺南スポットも教えていただきました。

“おいしい”でたっぷり恩返し。地域への感謝を料理で表現。

「うちの看板メニューは、トレンドを押さえたパンケーキと創業当初から続くソースカツ丼です」と誇らしげに語るのは、若狭町のJR三方駅から車で約2分の場所にある「カフェバンブー」3代目の黒田雄太郎さん。

1981年に黒田さんの祖父母が創業した料理と仕出しの店「竹の子」は、手作りの味を大切にし、地域に愛されてきました。

祖母が約40年間1人で店を切り盛りしていましたが、コロナ禍をきっかけに黒田さんが継ぎ、昨年8月に店名も新たにリニューアルオープン

祖母と母とともに3世代で店に明かりを灯し続けています。

一番人気のパンケーキ「塩キャラメル&ナッツ」。毎月新作を期間限定で提供しています

黒田さんは京都市生まれ。

京都の飲食店や福井市のパンケーキカフェなどで修業を積みました。

これまでの経験と知識を活かして、若い世代にも楽しんでもらえるようなメニューを主力にしつつ、先代からレシピを受け継ぎ昔ながらの味も守り続けています。

今では若狭町内だけでなく、県内外からも多くの人が訪れるようになりました。

先代からの常連客に「お店を続けてくれてありがとう」と声を掛けてもらったり、自慢のパンケーキを「おいしい」と喜んでもらえることが誇りであり、やりがいの原動力だといいます。

西洋風なムードが漂うアーチ型のエントランスが目印

再オープン前、店の改装で営業できなかった期間は、客が弁当を注文して応援してくれました。

支えてくれた地域の人に、おいしい料理で恩返ししたい」と、手間暇を惜しまない手作りの料理と店作りに力を注いでいます。

昨年夏、南越前町の豪雨災害のボランティアに参加したことをきっかけに、「人と助け合う大切さを学んだ」という黒田さんは、その経験から、自分ができることで人に貢献したいと考えるようになりました。

この秋に若狭町の観光農園「市川ブドウ園」が猛暑や台風の影響で被害を受けた際には、規格外のシャインマスカットと岩屋梨を活用して、新メニューを開発し提供することで農園を支援しました。

2児の父である黒田さんは、「店も大事な家族です」と微笑みます。

この店の料理が長年愛され続けるのは、きっと3世代が育んできた家族の絆がエッセンスだからなのでしょう。

cafe bamboo #takenoko (カフェバンブータケノコ)

福井県三方上中郡若狭町三方31-27
☎0770-45-1183
【営】11:00~16:00(15:00LO)
【休】月曜
営業日時はインスタで確認
Instagram

お気に入りの“嶺南”スポット

「若フェス」の花火【若狭町】
黒田さん

若狭町民有志が協力し、地域の子どもたちに笑顔を届けようと、毎年秋に三方五湖の湖畔にある縄文ロマンパークで秋祭りを開催しています。私もメンバーの一員です。今年も子どもたちが楽しめる屋台などで賑わいました。湖畔で打ち上げられる花火とレーザーのコラボは迫力満点! ぜひ来年、見に来てくださいね。

 

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writer : ふーぽ編集部

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