よく眠れて気持ちよく目覚める!? 森のハーブティー「クロモジ茶」が池田町で作られているよ。

よく眠れて気持ちよく目覚める!? 森のハーブティー「クロモジ茶」が池田町で作られているよ。

こんにちは、ふーぽ編集部のキノです。

気温がグッと高くなって、いよいよ夏らしくなってきました。

自粛期間も明けて嬉しい反面、心と身体がお疲れ気味な人も多いのではないでしょうか?



そんな時にぜひ飲んでみてほしい、ハーブティーを見つけたのでご紹介!

ここ福井県の自然豊かな田舎町、池田町に自生するクロモジを100%使用しているんですよ。

手前にあるのがクロモジ。樹木の高さは私たちの身長と同じくらい


クロモジ
は、クスノキ科の落葉低木。

いい香りがする「香木(こうぼく)」の代表格ともいわれています。

ちなみに名前の由来は、枝に黒い模様が付いていて文字のように見えることから「黒文字(クロモジ)」なんだとか。

3~4月には、淡い黄色の花を咲かせます。

葉や枝から爽やかな香りがします~


上品さのなかにちょっとした甘さや爽やかさのある香りが特長。

和菓子店や料亭で使われるあの高級そうな爪楊枝や、上質なアロマオイルの原料として利用されているんですよ。



ではでは早速ですが、そんなクロモジから作られたハーブティーはこちら。

2種類あります!

 

まずはこちら。

「おやすみピンク茶」
(5g×7パック)1,404円(税込)



クロモジの「枝」を使用しており、煮出すとほんのりピンク色になります。

おやすみ前のリラックスタイムに、コトコト煮出して飲むのがおススメ。時間を置くと、より濃いピンク色になるみたいですよ。

味も香りもやさしくて、1日の疲れをリフレッシュ。ノンカフェインなので、安眠にも誘ってくれます。

 

 

もうひとつがこちら。

「おはようキイロ茶」
(2g×15パック)1,404円(税込)



こちらはクロモジの「葉」を使用していて、色は清涼感のある黄色になります。

「おやすみピンク茶」よりも、スーッとする爽やかな味わい。

飲むとすっきり目覚められるので、1日の始まりにぴったり。


ティーバッグタイプで、手軽に楽しめます。


\ご購入はこちらから/

【公式販売サイト】ヒトトモリ研究所
こってコテいけだ福井県今立郡池田町稲荷36-25‐1
こっぽいや福井県福井市花堂南2-16‐1ショッピングシティベル内

ほのぼのと温かな雰囲気のお2人


この「おやすみピンク茶」と「おはようキイロ茶」を作るのが、池田町在住の吉田瑛(あきら)さん・カナさんご夫妻

林業に従事する瑛さん。


「クロモジは、スギやヒノキなどと比べると建築資材としての利用価値はなく、“雑木”として廃棄されることが多かったんです。

でも、どんな木だって生きています。どうにか活用する方法はないかと考えていました」と話します。


ただし爪楊枝やオイルは需要が限られています。

そこで、『せっかくなら、日常に取り入れやすいものを』と妻のカナさんとともに考えて作ったのがクロモジ茶

 

昨年の秋ごろに作り始め、まずは地元のイベントで販売したところ「飲みやすいし、色もきれい!」と子どもから大人まで大好評。

 

今年3月に本格的に商品化をしました。

 

ちなみにこの素敵なネーミングやパッケージデザインは、デザイナーでもあるカナさんが考えたそうですよ。


また「発酵王子」として知られる 発酵醸造料理人・伏木暢顕(ふしきのぶあき)さんからも「美味しい!」と好評価をもらって、伏木さんの通販サイト「発酵ふしき」でも販売中なのだとか。


山へと案内してくれました。しょっちゅう猿や鹿(!)と遭遇するらしい…


「おやすみピンク茶」と「おはようキイロ茶」には、吉田さんが所有する山に自生するクロモジを使用


日本各地の山に自生するといわれるクロモジですが、このあたりは日照量や湿気など成長に適した環境に恵まれているらしく、他と比べてもクロモジが群生しているそうです。


瑛さんは月の満ち欠けや星の動きを見て伐採。他の樹木の生長を妨げているクロモジを選ぶなど、自然に優しい伐採を心がけているそう。

摘みたてのフレッシュな葉でお茶を淹れてもらうことに…♡


一口含めば森の香りがふわりと広がり、まさに森のハーブティーともいうべき、クロモジ茶。


「山の恵みが当たり前のようにある暮らしを広めていけたらいいなぁと思います。

例えばクロモジ茶をきっかけに、”こんな植物が山にあるんだ”と少しでも山に興味をもってもらえたら嬉しい。

そうやって少しずつ、私たちと自然の距離が縮まっていけば、今ある環境問題への意識も変わっていくような気がして」

と瑛さん。



吉田さん夫妻は「守り人伝え人」として活動中。


さらにその中で、森と人の距離をもっと身近にすることにフォーカスしたプロジェクト「ヒトトモリ研究所」を始動。今後日常でも森の気配を感じられるような商品づくりや、子どもたちとともに森の気づきを得る機会の提供などを企画しているそうです。


お2人の優しく温かな人柄と、自然からいただくマイナスイオンに、身も心も癒されました。

皆さんもぜひ、お家でのリラックスタイムに、このクロモジ茶を味わってみてくださいね。

※掲載内容に誤りや修正などがありましたら、こちらからご連絡いただけると幸いです。

※本記事の情報は取材時点のものであり、情報の正確性を保証するものではございません。最新情報はお電話等で直接取材先へご確認ください。

キノ
writer : キノ

どこでも行って、何でも食べる「足も顎も丈夫な女」を目指しています。

インスタ映えしないけど味のあるモノやコトが好き。
社会で日々戦う皆さまと私の心をほっこり癒してくれるような情報を探し出したいと思います。

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