ふーぽBOOKセレクション「司書が実際に読んで役立った子育て本～思春期編～」～図書館司書おすすめ本～

こんにちは、ふーぽ編集部です。

プロにおすすめの本を聞いて、新しい書に出会う企画「ふーぽＢＯＯＫセレクション」。

今回のテーマは「司書が実際に読んで役立った子育て本」。

福井県立図書館の司書の方が、実際に子育てをする中で「役立つ」と感じたおすすめの本を紹介いただきました。

今回は「思春期編」として4冊を紹介します。

ぜひ読んでみてくださいね♪

index目次

『10代の脳』
『きみはいい子』
『10代のうちに知っておきたい折れない心の作り方』
『緑の庭で寝ころんで完全版』

福井県立図書館司書吉川千鶴さん

<ママ司書のおすすめポイント＞

かわいかったわが子が突如別人のようになってしまう反抗期。

子育てが問題なのではなく、そもそも脳の作りがそのようになっていると分かっていれば、気をもむことも少なくなるでしょう。

デジタル中毒が脳に与える深刻な影響についても指摘しています。

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福井県立図書館司書吉川千鶴さん

<ママ司書のおすすめポイント＞

子どもの見方を変えてくれた本です。

語り手は、担任クラスを学級崩壊させてしまう小学校の先生、自分の子を虐待してしまう母親、通学路のそばの家で暮らす老女など様々。

子どもの周囲にいる様々な立場の大人の心情や子どもの様子が丁寧に描かれています。

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福井県立図書館司書吉川千鶴さん

<ママ司書のおすすめポイント＞

学校では教えてくれない、イヤな気持ちの扱い方や折れにくい心の習慣など。

知ってるのと知らないのとでは、生きやすさや生きづらさに大きな違いが出てしまいます。

10代はもちろん、元10代の人が読んでも参考になることばかり。

親との関係について書かれた箇所も反面教師として役立ちます。

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福井県立図書館司書鷲山香織さん

<ママ司書のおすすめポイント＞

のびやかに育つ宮下家の兄妹のエピソードの数々に笑ったり、しんみりしたり。生きることをも考えさせられます。

「親は黙って信じて見守るしかない。きっと、親にできることはそれくらいのことなのだ。」と語る著者。

いわゆる育児本ではないけれど、子育てについて深く考えさせてくれる本です。

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