福井の風習「天神講」。天神様を贈る時季や祀り方など、天神様のおさえておきたいポイントをまとめました!

福井の風習「天神講」。天神様を贈る時季や祀り方など、天神様のおさえておきたいポイントをまとめました!

こんにちは、ふーぽ編集部です。

みなさん「天神様の日」をご存知ですか?


学問の神様と呼ばれる天神様・菅原道真公の命日である2月25日と、生まれた日である6月25日にちなんで、毎月25日は「天神様の日」とされています。


毎年1月25日は、その年初めての天神様の日「初天神(天神講)」



福井では毎年元旦に、床の間に天神様の掛け軸を祀り、焼きガレイをお供えします。
お供えした後は、焼きガレイを食べて子どもの健やかな成長と学業成就を願います。


天神様は、孫を想う祖父母の心を伝え、その子の「神様」として贈るものです。天神様を贈る時季や祀り方など、おさえておきたいポイントをまとめてみました。

 

  • 天神様の選び方

  • 一生ものとなる天神様の絵。向きや姿勢、表情などに個性があり、絵を貼った裂地(きれじ)の色や柄でも雰囲気が異なり、非常に決めるのに悩みます。

選び方のポイントとして大事なことは

  • 「一生大事にしてもらいたい」と思える天神様を選ぶことが大切です。


  • 1年のうち、最も掛け軸の種類や品数が豊富なのは秋頃です。
  • 購入を検討されている場合は、秋口には一度店に出向き、店の人に相談しながら選ぶのがオススメです。

 

  • 天神様を贈る時季

お孫さんに贈る場合は、元旦からお祀りできるよう、孫が生まれた年の暮れ(10月~12月)に贈ります


出産予定日が年末の場合は、年が明けてから贈っても良いですが、年明けにはお店に並ぶ品数が少なくなります。

 

気に入るものがない場合、1年待つのもひとつの手。心を込めて選ぶことが重要です。

 

  • 天神様の祀り方

年末の大掃除を終えた後、元旦に床の間にお祀りします


天神講当日の1月25日は、家族全員で「二拝二拍手一拝」のお参りをしましょう。

 

  • 祀る場所より気持ちが大切

最近は床の間がないご家庭も多くありますが、お祀りする場所は壁や廊下でも大丈夫。


場所を気にするよりも、毎年お祀りする気持ちが大切です。


ただし、直射日光が当たる場所は避けましょう。

 

  • お供えは焼きガレイ

天神講当日、正月から床の間に飾っていた天神様に尾頭付きの焼きガレイを供えてお参りするのは、嶺北を中心とした独特の風習です。


天神講の前日から当日にかけて、鮮魚店やスーパーの店頭には焼きガレイが並びます。


お参りのあとには、カレイのお下がりをいただいて学力向上を願いましょう

 

 

  • 焼きガレイをお供えする理由とは?


焼きガレイをお供えする理由は諸説あります。

 

【庶民の尾頭付き説】

→ 庶民にも手に入りやすく、ほんのりと赤い見た目がタイに似ている「アカガレイ」で代用するうちに定着した。

【乾飯語呂合わせ説】

→ 天神様の旅立ちの日の食事として、当時の携帯食である「乾飯(かれいい)」の語呂合わせでお供えした。

【道真公の好物説】

→ 道真公が城下カレイを好んで食べていたという言い伝えから。

 

などの説が有名です。

  • 天神様をしまう日

天神講にお参りをする1月25日の後が一般的ですが、受験や就職など大事な願い事がある年は、ひと区切りがつくまでお祀りしていても良いと言われています。


カビやシミを防ぐため、天気の良い日に陰干ししてから片付けましょう。

 



生まれてからおじいちゃんになるまで、一生そばで見守ってくださるその子のための神様なので、毎年心を込めてお祀りしましょう。

 

※掲載内容に誤りや修正などがありましたら、こちらからご連絡いただけると幸いです。

※本記事の情報は取材時点のものであり、情報の正確性を保証するものではございません。最新情報はお電話等で直接取材先へご確認ください。

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writer : ふーぽ編集部

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