「こごめもち」をお正月に作ってみた!粘りが少なくてお年寄りも子どもも食べやすかったよ。

「こごめもち」をお正月に作ってみた!粘りが少なくてお年寄りも子どもも食べやすかったよ。

実家は兼業の米農家、お餅大好き、ふーぽ編集部Eです。

みなさん「こごめもち」ってご存知ですか?
福井の人なら大体知っている、もち米とうるち米を混ぜてついたお餅です。

お餅屋さんやスーパーでもたまに見かけますよね。

ところがこのお餅、どうやら福井以外ではあまり見られないらしく、帰省した家族が「県外の人に食べてみたい、と言われたので作って持っていきたい」と言ったのをきっかけに、久しぶりにうちで作ることに!

ということで、今回は「こごめもち」について紹介します!

 

ちなみに、ネットの情報を調べたところ、福井の「こごめもち(こごめ餅・小米餅)」のように、もち米とうるち米を混ぜてつくお餅は全国にあり、地域によって様々な名称で呼ばれ、味や形も違うようです。

例えば、大阪や京都などでは「うる餅」や「うるう餅」、茨城では「たがね餅」、愛知では「硬い」の方言である強(こわ)いから「こわ餅」といった呼び方があるそうです。

今回作る「こごめもち」の配合は、もち米4合、うるち米4合くらいの半々

まずは米を洗って、ふきんをかけたせいろに入れ、水を張ったガス釜にのせて蒸します。

 

餅をつくのは、平成のはじめ頃から我が家で活躍しているこちらの餅つき機!

うるち米入りですが、普通に餅をつく時と同様の設定で餅をつきます。

 

つきあがったお餅を丸めて「もろびた」に並べていきます。

/じゃーん\


ちなみに、福井は「丸もち」が一般的。


こごめもちは、うるち米の粒が残っているので、表面は少しゴツゴツしています。

正直、お正月向けのお餅ではないかも・・・という見た目です。

 

うちでは、福井ならではの味噌汁のみ(具なし)の雑煮にしていただきました!

 

そしてこの「こごめもち」、普通のお餅より粘りが少ないので切りやすく、お年寄りや小さい子どもにも優しい、という利点が!

うちの総入れ歯の祖母も、美味しそうに食べていました。

今回は特別に、福井の味噌仕立てでなく、お醤油仕立て(具あり)での雑煮も作ってみました!

こごめもちを焼いて焦げ目をつけると、香ばしさが際立って美味!でしたよ。



今年は、福井の「こごめもち」に可能性を感じたお正月でした(大げさ)。

まだまだ松の内、みなさんももっとお餅を楽しみましょう!

※掲載内容に誤りや修正などがありましたら、こちらからご連絡いただけると幸いです。

※本記事の情報は取材時点のものであり、情報の正確性を保証するものではございません。最新情報はお電話等で直接取材先へご確認ください。

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