古代中国で使われていた漢字に取り組んでいる書作家、日野子雲(ひの しうん)氏の作品展です。
氏の作品は、動きがあって、踊っているよう。
古代文字には現在の漢字とは異なる形や意味があり、じっと見るにつれ「なるほど」と納得したり、「へ~」と不思議な感覚になったり。その形は、どこかとぼけてユーモラスなものが多いのです。
また、福井は漢字研究の大家故白川静博士の出身地です。
日野氏は、博士が漢字の成り立ちを研究して打ち立てた「白川文字学」を長年にわたり学んでいます。
さらに、氏は筆・墨・硯・紙という「文房四宝」にも通じ、これらを駆使して繊細な墨色によるにじみやかすれの表現を追求しています。
古典に軸足を置きながら、どこまでも自由で軽快な文字表現の世界をお楽しみ下さい。
■関連イベント■
《ワークショップ》
◇日野子雲氏によるワークショップ
「古代文字の不思議を越前和紙に書いてみる」
絵を描く気分で、毛筆と墨の濃淡を使って 越前和紙にいろいろな表現をします。
日時:おとな編 4/27(土)13:30~15:30、こども編 4/28(日)13:30~15:30
会場:卯立の工芸館1階座敷
参加費・定員:1,000円(材料代)、定員20名
◇ワークショップ「古代文字を書いて色紙に漉き込もう!」
古代文字と、初夏らしい色やもようを1枚の和紙に漉いてみます
講師:小谷寛幸((一財)毎日書道会会員)
日時5/18(土) 13:30~15:30
会場:卯立の工芸館1階座敷
参加費・定員:1,000円(材料代)、定員20名
◇ワークショップ「古代文字を書いて宝箱を作ろう!」
古代文字とカラフルな越前和紙で自分だけの宝箱をデザインします。
日時:5/19(日) 13:30~15:30
会場:卯立の工芸館1階座敷
参加費・定員:1,000円(材料代)、定員20名
《講演会》
◇日野子雲による講演会
「古代文字に見える漢字の魅力とおもしろさ」
日時:4/29(月・祝) 13:30~15:30
会場:紙の文化博物館 別館
申込不要、参加無料
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※いずれも入館料が必要です。
※ワークショップは「紙の文化博物館(museum@echizenwashi.jp)」へ事前にお申込みが必要です。
開催日 | 2019/4/19(金) 〜 2019/6/3(月) |
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開催時刻 | 9:30~17:00 ※最終入館16:30 ※毎週火曜日は休館 |
開催地 | |
住所 | 福井県越前市新在家町11-12 |
URL | |
料金 | 大人300円、高校生以下無料 |
お問い合わせ |
越前和紙の里 紙の文化博物館 0778-42-0016 |
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