令和7年の厄年一覧表と自分で出来る「厄落とし」のお作法も。編集部スタッフが福井の神社と寺で「厄除祈祷」を受けてきたよ。

    令和7年の厄年一覧表と自分で出来る「厄落とし」のお作法も。編集部スタッフが福井の神社と寺で「厄除祈祷」を受けてきたよ。

    こんにちは、ふーぽ編集部です。

    昔から日本人の知恵として伝わる、「厄落とし」や「邪気祓い」のならわし。

    今回は編集部スタッフが、福井の神社と寺で厄除祈祷を受けてきた体験レポートをご紹介します。

    自分でできる厄落としの方法もあるので、ぜひ取り入れてみてくださいね。

      令和7年 厄年一覧表

      ※年齢はすべて数え年です。

       

      「厄年」の意味は? 「厄年」はどう過ごせばいい?

      【お話を聞いた人】福井県護国神社宮司 宮川貴文さん

      「厄年」は慎むべき年、日々の感謝を忘れずに。

      福井県護国神社宮司の宮川貴文さんいわく、「厄年は『確率統計学』のようなもの」とのこと。

      先祖が古来の経験をもとに社会的、肉体的な変化から“よくないことが起こる確率が高い年齢”を導き出したものだといいます。

      厄年といってもむやみに怖がったり、何もしないのがいいというわけではなく、「感謝の心を持ち、派手な行動や身の丈に合わないことは、いつもより慎むよう心掛けて」と宮川さんは話します。

       

      神社や寺で邪気や災厄が寄ってこないよう祈祷をしてもらう「厄除祈祷(やくよけきとう)を受けるのもおすすめ。

      基本的に年間を通して受け付けていますが、元旦から旧暦の正月である節分の頃までに行うのが最適だそう。

      また、九星気学による厄を祓う「八方除(はっぽうよけ)もあります。

       

      お参りだけで十分ですが、よくないことがあるようならご祈祷を受けると安心。

      「最近は厄年以外の清祓のご祈祷も多く、身を引き締めたり、不安を除くために受ける方も増えているようです」と宮川さん。

      祈祷のご利益は約一年とのこと。

      「年明けにはお礼参りも忘れずに。無事に過ごせた感謝を伝えましょう」

       

      神社と寺で厄除祈祷を受けてみた

      編集部スタッフが、福井県内の神社と寺で厄除け祈祷を受けてきました。

      具体的な流れや作法をご紹介します。

       

      朝日山不動寺で厄除開運祈祷

      《祈祷を受けた人》
      編集部K(男)

      ① 受付をする

      祈祷料三千円を納め、申込用紙に住所と生年月日、名前を書きます。

      ※厄除祈祷は前日までの予約がおすすめ

       

      ② 祈願ローソクを納める

      中サイズは別途五百円、大は千円を納め、名前や祈願内容「厄除祈祷」を書き込みます。

      読経の間、ローソクに火が灯されます。

       

      ③ 読経・不動明王真言

      住職が太鼓を叩きながら読経した後、不道明王真言を唱えます。

      厄除開運・身体健康・七難即滅七福即生・心願成就などが祈願されます。

       

      ④ 守り本尊にお参りする

      十二支の守り本尊(守護仏)が並ぶお堂で、自身の干支の守り本尊にお参りします。

      編集部Kは酉年で「不動明王」が守り本尊。

       

      お下がりは、不動明王が持つ“剣”が焼き印されたお煎餅

       

      編集部K
      心が洗われたような清々しい気持ちです。

      朝日山 不動寺

      福井県福井市西木田4-1-12
      ☎0776-36-1128
      ホームページ

       

      福井県護国神社で厄除祈祷

      《祈祷を受けた人》
      編集部M(女)

      ① 号鼓(ごうこ)・修祓(しゅばつ)

      初穂料七千円を納めて受付し、手を洗い清めて拝殿へ。

      祈祷開始を告げる太鼓のあと、お祓いの詞が奏上され大麻(おおぬさ)でお祓いを受けます。

       

      ② 祝詞(のりと)奏上・六根清浄大祓詞奏上(ろっこんしょうじょうおおはらへのことば)

      神前で祈願趣旨の祝詞、続けて祈願詞が奏上されます。

      この際、祈願主も心の中で奏上し、家内安全と家族の無病息災を祈ります。

       

      ③ 清め鈴・玉串(たまぐし)拝礼

      神前の鈴でお祓いを受けます。

      神前に玉串を供え、拝礼します。

      拝礼作法は「二拝二拍手一拝」。

       

      ④ 撤下(てっか)

      最後に、神前に供えたお札やお守りなどが授与されます。

      厄祓祈願の絵馬や「運上玉投げ」で運だめし、「盃落とし」で厄災落としをして終了。

       

      撤下品はほかに清め塩や撤饌(てっせん・昆布)、六根清浄大祓詞の「写し詞」などがある

       

      編集部M
      厄除“フルコース”を受けて安心できました。

      福井県護国神社

      福井県福井市大宮2-13-8
      ☎0776-22-5872
      ホームページ

      厄落としのお作法

      昔から日本人の知恵として伝わる、厄落としや邪気祓いのならわしをご紹介。

      新年に行いたいお作法です。

      お屠蘇(とそ)を飲む

      生薬がセットになった「屠蘇散」はネットや薬局で購入可能

       

      「屠蘇」という言葉には邪気を取り除き、体や心を蘇らせる意味があります。

      数種の生薬を細かく刻んで調合し、酒やみりんに浸したお屠蘇を正月にいただくと、一年の邪気を払い、さらに寿命をのばしてくれるといわれてます。

       

      塩で清める

      塩には穢れを祓い清める力があるとされ、神様に供えるほか、縁起かつぎにも。

      海水からつくられた塩をまくほか、盛り塩にして場を清めます。

      また、風呂に入れたり、塩でマッサージをすると心身の滞りを解消してくれます。

       

      注連(しめ)飾りを飾る

      正月に飾るしめ縄や飾りを注連飾りといい、材料には邪気を祓う「紙垂(しで)」や裏表のない誠実さを表す「うらじろ」、子孫繁栄を願う「だいだい」や「ゆずり葉」。

      難を転じる「南天」の実や「松の葉」など縁起の良いものが使われています。

       

      季節の湯に入る

      生の松葉を洗い、水から15分ほど煮出す(松葉茶で代用可)

       

      水浴びや湯に入るなど、水で行う禊(みそぎ)に由来。

      一日の汚れを落とすほか、「穢れを祓える」と意識して入ります。

      一月は松葉の芳香漂う「松湯」、三月は桜の塩漬けを浮かべた「桜湯」、夏は「菖蒲湯」、秋の「菊湯」、冬は「生姜湯」など。

       

      鈴の音で清める

      鈴の付いた根付やお守りを持ち歩きます。

      そもそも神社にある鈴は振って鳴らすことで神様の霊力を招き、参拝者やその場所の穢れを祓い清めるもの。

      巫女がお神楽の際に鳴らす鈴や、巡礼者が道中持っている鈴にも同じ意味があります。

       

      若水(わかみず)を飲む

      新年一番の水を「若水」といい、一年間の邪気を祓うとして歳神様に供えたり、食べ物の煮炊きに使ったり、口をすすいだりして大切に使います。

      この水で沸かして入れた煎茶に結び昆布と梅干を入れる大服茶(おおぶくちゃ)(大福茶とも)も縁起物。

       

      掃除でお祓い

      季節を分ける立春・立夏・立秋・立冬には掃除で邪気祓いを。

      線香を焚くなどして家の中を清めるのも◎

      ただし元旦に、はたきがけや拭き掃除をすると福の神様を追い払うことにつながるので、掃除は年末までに終わらせること。

       

      よい初夢を見る

      初夢の守り神である「獏(ばく)」という文字が書かれた紙や獏の絵を枕の下に入れて眠れば、よい初夢を見られるとか。

      悪い夢を見たときは川にその紙を流すか、「獏にあげます」と三度唱えると二度と悪夢を見ずにすむそう。

       

      参考:星ひとみ「幸せ上手さん習慣」小学館/広田千悦子「福を呼び込む和のならわし」KADOKAWA/新谷尚紀「日本人の縁起かつぎと厄払い」青春出版社

       

      いかがでしたか?

      厄年でも焦らず、神社やお寺での厄除祈祷に行ってみるのもいいかもしれません。

      感謝の気持ちを忘れずに、この一年を無事に過ごせたらいいですね。

       

      ※掲載内容に誤りや修正などがありましたら、こちらからご連絡いただけると幸いです。

      ※本記事の情報は取材時点のものであり、情報の正確性を保証するものではございません。最新情報はお電話等で直接取材先へご確認ください。

      ふーぽ編集部
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