誰かにおすそ分けしたくなる♪ 焼き菓子好きの福井人がおすすめする、お気に入りの6品。

銀座店のシェフがこの秋にお披露目したパウンドケーキです。

放牧牛の牛乳で作った自家製ミルクジャムをたっぷり練り込んでいて、生地はしっとり柔らか。

アクセントは、古来の製法で作られた新潟産の花塩。

口溶けとともに香る塩味が、濃厚なミルクの甘さを中和してくれます。

日持ちが常温で3週間と長めなので、気兼ねなくお渡しできます。

冷蔵庫で少し冷やしてから食べるのが好みですね。

カカオ豆の焙煎からチョコレートを手作りしているので、とにかく香り豊か。

添加物不使用なので、安心していただけますね。

「余韻を楽しむ」というコンセプトも趣深く、一つの作品として味わっています。

ブラウニーの少しビターな風味が、ワインに合いそうです。

「抹茶が生きている」。

口にした瞬間そう感じました。

抹茶はすごくデリケートで、風味が損なわれやすいんですが、スコーンの生地の中に苦味や香りがバランスよく保たれていて、感激しました。

鮮やかな緑色も綺麗。

お茶屋として、手土産にするのに重宝しています。

焼き菓子は僕にとってコーヒーのおとも。

このカップケイクは、サイズも甘さのバランスもちょうど良くて、コーヒーの味わいを引き立ててくれます。

最近合わせるのは深煎りのマンデリン。

季節によってフレーバーが変わるので、次は何を合わせようか、考えるのも楽しみなんです。

シンプルなだけに卵や粉など、素材の良さがダイレクトに伝わってきます。

絹のようにきめ細やかな食感も優しくて、食べるたびに何だか癒やされてしまいますね。

オーブンではなく、鍋の中に型を入れて蒸し焼きにしているのもこだわりの一つ。

独特のしっとりとした口当たりは、10年以上研究を重ねてきた結果なのだそう。

米粉やそば茶を使った変わり種にも注目しています。

実は焼き菓子があまり得意ではなかったのですが、このバウムクーヘンを口にしてから概念が変わりました。

魔法のような口溶けと、独自にブレンドされたスパイスの香り。

贈り物のつもりが気づけば1ホール食べてしまい、もう一箱買うことに。

いつ食べても飽きが来ないですね。