笑福亭笑生の「多すぎる雪で子ども達と雪山作り」【福井よしもと芸人日記】

 碧志 ・ 菜花 「パパ雪山作って〜！」

よーし！パパに任せなさい！

 

子ども達の応援を聞き張り切って雪山を作って行く事に。

カメラマンを息子の碧志に任せて、パパは一生懸命にママさんダンプで雪山をこさえます。

中々良い写真、流石我が息子よ。

 

そんな頑張るパパに応援の声。

 

 菜花 「パパ〜つまんな〜い！なんか面白い事して〜。」

 笑生 「菜花ちゃんパパは今雪山を作っているから無理なんだよ？わかった？」

 菜花 「うんわかった〜。面白い事して〜。」

 

全然わかってないやん…

仕方ない…相手は子ども…

よしっ！ ここは雪で滑って転んでおこう。

子どもはハプニング系のお笑いが好きだからね。

 

＼どーん／

 笑生 「うわ〜！ 滑る滑る菜花ちゃん助けて〜！」

 菜花 「パパあたし寒いで家の中入っとくわ、山、出来たらまた呼んでの。」

 

見もせんやん…。

 

 

小一時間程かかってなんとか雪の滑り台を完成させました〜！

僕が1番乗りだ〜！ と息巻く息子。

どうぞどうぞ。

 碧志  「楽しかった〜！」

 

いや降りてから言うて。

滑るの、今からやから。

勢いよくソリで滑り降りる息子。

笑顔いっぱいの息子に駆け寄って感想を聞く

 

 笑生 「どう？碧志楽しかった？」

 碧志 「うん！普通！」

 

普通か〜い！

 

今度はパパの番。息子にしっかりお手本を見せねば！

 

ふっふっふ息子よ。

パパは色んな意味で「滑る」のが得意なのだよ。

だからこそソリなんてお手のモノさ。

 

またまた息子にカメラマンを頼み笑生は雪山の頂上へ。

 

しかし！

僕が山に登った途端、てっぺんが崩れた！マズイ！

 笑生 「碧ちゃ〜ん！助けて！」

 

父の威厳は何処へやら僕は情け無く息子に助けを求めた。

 

パシャッ！

 

シャッターを切る息子。

 

助けろよ。

ゆっくりと崩れる落ちる僕。

シャッターを切る息子。

 

 笑生 「おこして！」

 碧志   パシャッ！

 

 笑生 「いや返事せ〜よ！」

 碧志 　パシャッ！

 

 笑生 「話聞いてるか？」

 碧志 　パシャッ！

 

 笑生 「もういいです…」

何とか自力で立ち上がり息子からスマホを奪う父。

そして逃げる息子。

すばしっこく逃げ回り雪山のてっぺんに登った息子が一言。

 

 碧志 「うわ〜碧ちゃ〜ん助けて〜」

バカにしとるなこれは！

 碧志 「おこして〜」

親をイジるな。

 

 碧志 「お〜い返事しろ〜」

もうええわ！

 

無言で息子に近付くと、やり過ぎと思ったのか急に真面目な顔になり話を逸らす。

 

 碧志 「ふう、パパ遊びはおしまい。さ、帰ろうか」

 

そんなんで誤魔化されるか〜い！

こちょこちょの刑や〜。