カリマンタン会田のツッコミ日記 ～福井の地名の由来をゆらゆら巡るよ編～【福井よしもと芸人日記】

はい、こちらは福井城の天守台の傍にある｢福の井｣と呼ばれる井戸なんですよ～！

え、なんでそんな所にいるのって？

よくぞ聞いてくれました！

会田

私FM福井の朝の番組｢Morning Tune｣の水曜パーソナリティをやっているんですがその中で｢地名の由来を言っちめい！ ｣という福井県内のあらゆる地名の由来を調べるコーナーをやっていましてあの聴いた事ない方スマホアプリの｢radiko｣で聴けるのでぜひ聴いてね(超早口宣伝)

・・・要するに。

その地名の由来をどんな風に調べているのか、ちょっとだけお見せしちゃおう！ という事でございます。

カリマンタン会田がどうやって調べているのか見たいでしょ？

見たいよね？

見た・・・はい、先進めますね！

これは｢福の井｣の説明が書いてある看板ですね。

大体歴史のある物にはこういう説明が書かれている看板が設置してあったりするものです。

こういう説明文が大事なんですよ！

何せこの井戸｢福の井｣は｢福井｣という地名の由来になったと言われていますからね。

ここはしっかりメモしておきましょう！

いや距離近いな！

大事なのは分かるけども！

近すぎて逆に文字見えてる！？

しかしこの説明文、よく読んでみると・・・

『名井｢福の井｣が福井の名の由来になったという説も生まれました』

と書いてますね・・・。

という説も生まれました？

あれ？ 由来じゃなくて説なの？？

あれあれ？

さらに続きを読むと・・・

『福井藩第3代藩主松平忠昌が｢北ノ庄｣の名は敗北につながるとして｢福居｣に改名し、それが1700年頃に｢福井｣になったと考えられています』

と書いてますね・・・。

井戸「福の井」が由来じゃなかったんかい！

後から「福の井が由来」という説が生まれたって事なのね！

ちなみに｢福居｣から｢福井｣に変わった理由は江戸幕府の役人が手紙を送る際に｢居｣を｢井｣と書き間違えたからだとか。

江戸幕府！こらっ！

でもこんな風に意外な由来が発見出来るのも面白いですよね～！

他にも何かあるか探してみましょう！

おっ、今度は石碑がありました！

石に文字を刻んでいるのでもしかしたら重要な事が書いてあるかも知れません！

読んでみましょう！

いや読む時の姿勢よ！

殿様から何か任務でも受けてるの？

気分は江戸時代なの！？

まぁそれはさておき、こちらの文章をよく読んでみると・・・

『北ノ庄が福井に改称されたが、その由来はこの福の井に因んだものと伝えられている』

と書いてます。

いやどっち！！

さっきは福の井が由来じゃないって書いてあったよ！？

こんな近距離で意見が分かれる事ある！？

でもこっちは石に文章彫っちゃったからね、訂正するのは難しいよね！

ドンマイ！

まぁこのように調べれば調べるほど新しい事実が発見されたりと、地名の由来という物は非常に深いものですね。

そう、まるで底の見えない福の井のように！

・・・僕の先行きが見えなくなりましたね。

そう！ まるで底の見え・・・

はい、もうお先真っ暗なので、最後に福井城を築いた初代藩主・結城秀康さんにどこへ行ったらいいかを聞いてみましょう。