越前市出身の京友禅染色作家・奥野むつみさんの個展が5月30日まで開催中。日本と世界を繋ぐ着物を見に行こう♪

越前市出身の京友禅染色作家・奥野むつみさんの個展が5月30日まで開催中。日本と世界を繋ぐ着物を見に行こう♪

こんにちは、ふーぽ編集部のともきです。

越前市にある「ふるさとギャラリー叔羅」で、2021年5月20日から越前市白山出身で京友禅染色作家・奥野むつみさんの個展が開催中です。


この企画展では、伝統的な京友禅の着物や、日本と世界を着物で繋ぐ『KIMONOプロジェクト』で制作された「ベラルーシ共和国」「セントビンセントおよびグレナディーン諸島」の振袖などが展示されているとか。

いったいどんな着物が展示されているのか?気になってさっそくお邪魔してきました。

染色作家・奥野むつみさんの個展会場は、越前市東千福町にある「ふるさとギャラリー叔羅」

1年を通して、様々な展示が開催されています。

1階では自作の着物約30点や奥野さんの現在の勤め先である京都「木村染匠」さんの伝統的な着物がずらりと展示。

他にも、制作過程のラフスケッチなども展示されており、作品制作への「想い」を感じることもできますよ。

繊細な色使いに目を奪われます

ファッションショーなどでも使われる、現代的かつ艶やかな着物たち

京友禅染色作家・奥野むつみさん。コロナの影響もあり、1年越しの個展だそうです


2階の会場では日本と世界を着物で繋ぐ「KIMONOプロジェクト」で手掛けた振袖2作品、「ベラルーシ共和国」「セントビンセント およびグレナディーン諸島」も展示。

抜群の存在感を見せています。


⇒プロジェクトの詳細はこちらへ

 

制作の過程ではネットを駆使し、日本に住んでいる両国の方を探し出し、実際に話を聞いてイメージを作り上げていくなど並々ならぬ努力があったそう。

各国の本も読みこみ、なんと大使館まで訪ねたそうです。

 

ベラルーシの着物では、同国の国鳥であり奥野さんの出身である越前市白山地区にゆかりのあるコウノトリがデザインされており、羽を広げる雄大な姿が印象的です。

 

自身が立ち上げたカジュアルな着物のブランドの作品も

オシャレ着としても楽しめそうなデザインたち

個展では、日本画調や京友禅の伝統的な着物をはじめ、ファッションショーで使われる現代的なデザインのもの、オシャレ着としても楽しめる着物など、多彩な作品が展示されています。

「自己表現できるファッションとして着物をとらえ、自由に楽しんでほしい」と語る奥野さん。


袖を通す人に寄り添った身近なものから、新しい可能性を感じるような着物まで。

この機会にぜひ奥野さんの個展を訪れてみてくださいね。

 

染色作家・図案家 奥野むつみ展

【会期】2021年5月20日(木)~5月30日(日)
【時間】10:00~18:00(入館は午後5時30分まで、最終日は午後4時まで)
【料金】無料

★5月29日(土)14時から着物とヴァイオリンの特別コンサート
【出演】越のルビーアーティスト 松谷由美氏
【定員】先着40名(当日10:00より電話受付)
【料金】無料

越前市ふるさとギャラリー叔羅
福井県越前市東千福町17-17
公式サイト

※掲載内容に誤りや修正などがありましたら、こちらからご連絡いただけると幸いです。

※本記事の情報は取材時点のものであり、情報の正確性を保証するものではございません。最新情報はお電話等で直接取材先へご確認ください。

ともき
writer : ともき

ふくいの食に関することが大好きな、ふーぽ編集部おいしい「食」担当。
ふくいのおいしい情報を中心に、野菜ソムリエとしての視点も活かした記事をお届けしま す。 最近のマイブームは農家さんや漁師さんからの情報収集。ふくいの食は奥が深い!

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