ジミー大西さんがふーぽ編集部にやってきた! 3/14(金)から富山市民プラザで個展「ホームタウン」が始まるよ~!

ジミー大西さんがふーぽ編集部にやってきた! 3/14(金)から富山市民プラザで個展「ホームタウン」が始まるよ~!

こんにちは!ふーぽ編集部です。

ジミー大西さんといえば、唯一無二の天然キャラクターで芸能界はもちろん国民からも愛されつつ人気絶頂時にアーティストに転身したとあって、その半生はNETFLIXでドラマ化されるほど。

そんな芸術家にしてレジェンド芸人のジミー大西さんが、なんとふーぽ編集部にやってきました!

2025年3月14日(金)~3月30日(日)まで、富山市民プラザで開催される個展「ホームタウンに合わせたものです。

編集部一同、抱腹絶倒となったインタビューでは、絵画制作に対する熱い想いや、「芸人」としてのプロ魂もしっかり感じさせてくれましたよ。

ジミー大西さんは、高校卒業後すぐに芸人の明石家さんまさんにその才能を見出され、萩本欽一さんには「天然ボケ」の称号を授かり、絵を描けば岡本太郎さんに実力を認められたという数々の伝説の持ち主。「病院の点滴を飲んだ」「渋滞と勘違いして路上駐車している車の後ろで待ち続けた」「警察犬との嗅覚対決で勝利した」などすごすぎる武勇伝はどれもスベリ知らずです。ナマのジミーさんのインタビューは、テレビそのままの天然ギャグたっぷりのしゃべり、そして温かなお人柄でした。

 

――お会いできて光栄です! 福井にはこれまで来られたことはありましたか?

吉本新喜劇の仕事で何度か来ていますね。2年ぐらい前にはテレビ番組の企画で「福井県立恐竜博物館」に行きましたよ。ぼくにとって福井といえばがぜん恐竜のイメージです。福井駅前にも恐竜のオブジェが並んでいて、カラフルでかわいらしかったです。

ほかには食べ物ですね。カニとか、フグとか…。あと駅前のお店で食べたソースカツ丼! 僕の地元の大阪でもハムカツやらトンカツやらいっぱいソースにひたして食べていたので、なんだか馴染みある懐かしい味でしたね。

――3月14日からの富山市で個展が始まりますね。

そうなんです。2022年に画業30年記念で開催した「POPOUT」以来の巡回展ですね。

その時は大きな都市が中心でしたが、今回は地方をメインに巡ります。

富山での個展は10年ぶりかな。きっと今回は僕が生きてるうちの最後の展覧会やから、次は10年後の追悼展になると思います。

 

――いやいや、ジミーさんまだまだお若いですよ(笑)?!

いやもう、僕62ですよ。いつの間にか還暦過ぎてしまったんです。

絵を描いてたらいつの間にか30年以上経ちました。

――30年以上続いている自身の画業を振り返ってみて、変化などありますか?

最近は、赤色ばっかり多用するようになってきました。

 

――ほうほう。何か心境の変化でしょうか?

いや還暦やからね。

 

――その理由?!(笑)。ジミーさん、一体何が本当なんですか(笑)?

絵の活動を振り返ってみると、最初テレビの企画で描いた僕の絵を芸術家の岡本太郎先生が見て「四角い枠を気にせず、キャンバスからはみ出せ」ってわざわざ手紙をくださったんです。それから本格的に絵を描き始めました。

太郎先生のことはずっと意識していて、絵画も造形もたくさん見ました。シンプルなのに変わったものを作れるっていうのは、やっぱり天才ですね。
「太陽の塔」なんてなんべんも見てますけど圧巻ですよ。だってあれ、使っているの赤と金だけですやん。

 

――なるほど。シンプルな彩色で作品を成立させるのがすごいということですね。

いやあの色づかいなら、メンテナンスにお金かかりませんもん。

 

――あら、そういうことですか(笑)

でも、だからこそ長年ずっと愛されて後世にも残していけるんだと思いますよ。

そんな太郎先生が亡くなった後は、養女の敏子さんが先生が関わっていた仕事を僕にそのまま渡してくださって、ずいぶん助けてもらいました。

ジミー大西「マルタ」(2012)アクリル・キャンバス / 38.0×46.0cm

――ある意味、芸術の道においては、岡本太郎さんの後を継がれた部分もあるわけですね。
今回の個展「ホームタウン」では、海外も含めてジミーさんが訪れたいろいろな土地にちなんだ作品が並びますね。

訪れたというか、僕の創作スタイルはその土地にある期間暮らして、空気を吸って、そして感じたものを描くっていうところがあるんです。

海外にもたくさん行きました。スペイン、マルタ共和国、イタリア、カンボジアなどなど。

滞在したその場所でエネルギーを得て、その場所で作品を描き切ってしまわないと、なんだか、ものっそい気持ち悪いんですよね。だから何カ月かけても、その場所で完成させたい。

 

――「南極」という作品も展示されます。これも現地に行かれたんですね。

あ、それはディズニーシーに行って描きました。

いや、十分に南極を感じられたんで。

 

(一同爆笑)

 

――展示では、そんな風にいろいろな土地を訪れて描いた中から厳選した作品を一挙に見られるのですね。富山にもしばらく滞在するのですか?

この3月6日に富山入りして、それから展示最終日の3月30日まで暮らします。

ホテルは高いのでウィークリーマンションを借りて住むんです。そこで得たものを反映させて、またいい絵を描きたいですね。

 

――個展のチラシを見ると「富山をモチーフにした新作も制作中」と書いてありますね!

この作品は、この前ようやく完成したところです。富山といえばの、黒部ダムやチューリップ、鳥のライチョウを描きました。

昔、芸人としての営業で、大阪から北陸に行くときによく乗っていた特急列車の「雷鳥」が頭に残っていて、その車体の独特のカラフルな色使いも反映しています。ええ感じに仕上がったので、ぜひ会場で見てみてください。

 

――会期中は展覧会の会場にもいらっしゃるとか。

そうなんです。おそらく毎日会場にいます!

会場の中に「ジミーの部屋」という小さなアトリエみたいな場所を作って、僕が実際に作品づくりするところをお客さんに見てもらおうかと。時々コンビニに買出しに行って、いないこともあるかもですが。

 

――おお、会場で毎日ジミーさんに会えるんですね! すごい。ファンは嬉しいですね。

創作に没頭してるときもありますが、話しかけてもらうのはすごく嬉しいので、どんどん話しかけてください。「ジミーちゃん、やってる?」とか。

――「やってる 、やってる」(笑)って、本当にいいのですか。うれしい。あと、会場内で写真を撮ってもいいらしいですね。

一般的に絵の展覧会って撮影禁止が多いらしいですけど、僕の場合は会場内の作品を撮影してもらってOKです。僕と一緒に写真を撮ってもらっても全然良いですよ。

 

――サービス精神がすごい! 芸人さんとしての魂を感じますね。巡回展の「ホームタウン」は昨年は長崎で開催されましたが、富山の後の予定もあるんですか?

富山の次は大分県で、それ以降は未定です。全国あちこちを5年ぐらいかけて巡回していく予定です。

 

――いつか福井でも暮らして、作品を描いていただきたいです!

いいですね! 「ホームタウン」の最終回は福井でやりましょう。

 

――ええ、本当ですか?!

(マネージャーを横目に)あ、いや、全然わからないです(笑)。

でもおっきい越前がにの甲羅に絵を描いてみたいなぁ…。

 

――相当大きな甲羅が必要ですね。福井の越前がにブランドの最高峰として「極」というのがありますよ。

そうそう、大きいやつがいいです!

ちゃんと、カニの身は取り除きますよ。入ったままだと臭そうでしょう。

 

――臭くなる前にぜひ召し上がってください(笑)。いつの日か、越前がにコラボと福井での個展楽しみにしてます。
最後に今回の富山での「ホームタウン」に向けて、福井の人たちにメッセージをお願いします

同じ北陸というすごく近い場所で、僕の絵を見たり会ってもらうことができるので、ぜひ足を運んでください。お待ちしています!

 

\編集部一同とパシャリ/

天然なのか、どうなのか。ユーモアたっぷりの語り口で、編集部を笑いの渦に巻き込んでくれました。

アーティストとして、それぞれの土地の文化や空気、人に触れながら作品を描く自由なスタイルは、とてもジミーさんらしく楽しそうなご様子で、お話を聞くうち、こちらまで楽しくなりました。

 

なお、ジミー大西さんの巡回展「ホームタウン」富山展は2025年3月14(金)~30日(日)までの開催

期間中にはジミーさんにお会いできるかもしれないので、ぜひでかけてみてくださいね♪

\詳しくはこちら/

ジミー大西「ホームタウン」富山展

 

ジミーさん、これからも応援しています!

 

※掲載内容に誤りや修正などがありましたら、こちらからご連絡いただけると幸いです。

※本記事の情報は取材時点のものであり、情報の正確性を保証するものではございません。最新情報はお電話等で直接取材先へご確認ください。

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writer : ふーぽ編集部

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