福井で楽しむ「角打ち」のススメ。さっと立ち寄り、軽く一杯はいかが?

福井で楽しむ「角打ち」のススメ。さっと立ち寄り、軽く一杯はいかが?

こんにちは、ふーぽ編集部です。

立ち飲みブームの昨今、日本酒を気軽に楽しめる「角打ち(かくうち)」が人気を集めています

今回は、角打ちの楽しみ方や綺麗な飲み方、福井市内のおすすめのお店を紹介します。

残しておきたい、日本の酒文化「角打ち」

さっと立ち寄り、軽く一杯粋な大人のたしなみ。

酒屋で購入した酒をそのまま店内で飲む「角打ち(かくうち)」。

語源には諸説ありますが、江戸時代、酒屋で量り用の升(ます)に酒を注いで販売する際、客がそのまま升の角に口を付けて飲んでいたことが由来といわれます。

その魅力は、何といっても気軽さ。

居酒屋と違い、一杯だけ飲みたい場合も気兼ねなく利用できます。

また、さまざまな銘柄を少しずつ飲み比べられるので、自分好みの日本酒に出合えるチャンスも。

気負わずに、でもスマートに。

日本酒ビギナーは、まず角打ちから始めましょう。

角打ちの心得を覚えておこう。

【一】臆せず、店に入るべし。
一見入りにくい店でも、気持ちをラクにして足を踏み入れましょう。

【二】会計は先に済ませておくべし。
前払いが基本。先に酒を選び、会計をしておきましょう。

【三】店主や隣客との会話を楽しむべし。
店に居合わせた人同士でコミュニケーションを楽しむのも一興。

【四】長居は禁物。スマートに飲むべし。
1時間ほどの滞在で切り上げるのがマナー。次客に席を譲りましょう。

通な飲み方「もっきり」をマスターしよう。

(受け皿)の中にグラスが置かれ、中になみなみと酒が注がれる「もっきり(盛り切り)

粋で綺麗な飲み方を知っておきましょう。

①まずはなみなみと酒が注がれたグラスに口を近づけてひと口飲みます。

②グラスを傾けて、溢れそうな酒を少しずつ受け皿に移します。

③グラスを升(受け皿)から外し、酒をグラスに移しつつ飲む。

福井市内で角打ちを楽しめるお店

ヨリミチのみや やえまき

奥行きの深い、平屋造りの店舗。JR森田駅に近く、電車で通う常連客も。複数人で利用の場合は、予約がおすすめです

アットホームな空間のなか、手作りのあてで日本酒三昧。

創業130年余の福井市の老舗酒屋「八重巻酒店」が昨年5月に移転。

角打ちができる店を併設してオープンしました。

のれんをくぐり、店の奥へと進むとカウンターとテーブル席が3つ。

コンクリートと木の柱の組み合わせがモダンな空間が広がります。

店内には日本酒セラーも。常時13℃に保たれ、よりすぐりの銘酒が揃います

「八」をあしらった粋なのれんが目印。手前が酒店、左側の通路をたどると「やえまき」 

「お客さんの声を直接聞ける場を作りたくて」と店主の竹内重人さん。

県内各蔵元の日本酒を常時15種ほど揃え、グラス90mlかハーフ45mlかを選べます。

税込200~500円程度の小皿メニューも豊富で、さながら西欧のバルのよう。

 

天井が高く、開放感のある店内

 

夕食前にちょっと一杯。

旬の日本酒を軽やかに堪能できます。

\おすすめはこちら/

白岳仙純米吟醸「海松(みる)」はグラス90ml税込450円

ジューシーな味わい。「谷口屋の厚揚げ南蛮漬け」税込300円

揚げたて熱々をサーブ。「炭魚ほんだのサバコロッケ」税込400円

ヨリミチのみや やえまき

福井県福井市栄町12-4
☎0776-56-0102
【営】17:30~21:00
【休】日・祝日
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\店舗詳細はこちら/

ヨリミチのみや やえまき

おさけとワイン みずもと くるふ福井駅店

季節を感じる地酒を、駅ナカで味わい尽くす。

地酒とワインの販売店に併設された角打ちコーナーでは、県内すべての蔵元の日本酒をラインアップ。

定番だけでなく、季節を感じさせる限定酒も並び、来店のたび新しい酒と出合えます。

店内はL字型のスタイリッシュな空間。

カウンターで地元食材を生かしたおつまみとともに、スマートな立ち飲みが叶います。

\おすすめはこちら/

黒龍とコラボしたオリジナル限定酒「元(げん)」グラス45ml税込600円

日本酒3種の飲み比べにおつまみが付く「本日のおまかせセット」税込1,200円

「みずもとのポテサラ」税込400円などのおつまみは福井市内の仏料理店が手がけます

生ハムの下にチーズが添えられた、日本酒と相性のよい「ケークサレと生ハム」税込600円

おさけとワイン みずもと くるふ福井駅店

福井県福井市中央1-1-25 くるふ福井駅内
☎︎0776-29-7239
【営】12:00~22:00(角打ち21:30LO)
【休】くるふ福井駅に準ずる
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(えつ)-etsu-

夜の始まりは、よりすぐりの美酒で。

収益の一部を能登半島地震復興に役立てようと総菜などを販売する、9月29日までのポップアップ店。

併設の立ち飲みブースでは「新政(あらまさ)」をはじめ、今の酒造りをリードする県外蔵元の日本酒やワインを揃えます。

飲食街入り口に位置し、待ち合わせを兼ねたゼロ次会にも便利そう。

\おすすめはこちら/

栃木県さくら市の「仙禽(せんきん)オーガニック・ナチュールXスパークリング2024」。グラス税込840円

「炭火串焼き三種」税込652円などこだわりの惣菜もオーダーできます

(えつ)-etsu-

福井県福井市中央1-3-5 FUKUMACHI BLOCK MINIE内1階
☎︎なし
【営】11:00~20:30
【休】月曜
Instagram

浜町安文(はままちやすぶん)酒店

地元蔵元の思いが伝わる、飲み比べ。

老舗酒店が「個性豊かな地元の日本酒を知ってほしい」と始めた「福井の地酒飲み比べ」。

3種(税込770円)または10種(税込1,650円)の2コースで要予約。

試飲酒のラベルには「斗瓶取(とびんと)り」「生酛(きもと)造り」「無濾過(むろか)」など、作り手の こだわりを感じる言葉が踊ります。

酒の知識豊富な店主との会話も楽しんで。

\おすすめはこちら/

浜町限定販売の「梵浜町春霞(はるがすみ)」が味わえるのも嬉しい

浜町安文(はままちやすぶん)酒店

福井県福井市中央3-3-15
☎︎0776-21-4632
【営】10:00~19:00
【休】日祝、不定休あり
※来店時は要予約

\店舗詳細はこちら/

浜町安文酒店

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※本記事の情報は取材時点のものであり、情報の正確性を保証するものではございません。最新情報はお電話等で直接取材先へご確認ください。

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writer : ふーぽ編集部

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