「見たことない記憶のかたち 『なのに、なぜ、懐かしいの』。」若狭町の熊川宿若狭美術館に飾られている“白﨑徹 断片シリーズI 2020”【福井の或る場所のアート】

「見たことない記憶のかたち 『なのに、なぜ、懐かしいの』。」若狭町の熊川宿若狭美術館に飾られている“白﨑徹 断片シリーズI 2020”【福井の或る場所のアート】

こんにちは、ふーぽライターのcowbellrikoです。

福井の“とある人と場所”のアートを紹介するコーナー【福井の或る場所のアート】。

福井で制作をする美術作家さんのことや、こんなところで見つけたスゴイ作品のことなどすぐそばに、そこに或るアートを探して見つけてお届けします。

今回は、若狭町の熊川宿若狭美術館に飾られている“白﨑徹 断片シリーズI 2020”です。

熊川宿若狭美術館【若狭町】
View Somewhere ―何処かで見た景色― 白﨑徹展

ある鑑賞者から「窓から見た風景みたい」と感想を言われたそう。Photo:たとり直樹(スタジオ壱景)

 

見たことない記憶のかたち「なのに、なぜ、懐かしいの」。

誰も見たことがないのに、誰もが知っている風景を造形にする。

白﨑徹さんはそんな作家です。

「自分が創っていて気持ちの良いものをたどった時、記憶との関係が現れた」と白﨑さん。

彼の内側に潜むあいまいで、ごく私的な感情を形にしたという作品に、私は「知っていますよ、この風景」と足を留めてしまいました。

これを共鳴と呼ぶのかしら。


使われた流木、写真、錆びたトタンはどれも存在感のあるものばかり。

白﨑さんはそれらを触りながら「存在を消すか表すか」のギリギリのところを形にしています。


薄白い、グレイッシュな箱の中の世界。

福井の空気を詰め込んでいるのでしょうか。

 

開催中の企画展
『View Somewhere ―何処かで見た景色― 白﨑徹展』
【期間】2021年7月23日(金)~9月27日(月)

熊川宿若狭美術館

福井県三方上中郡若狭町熊川39-5-1
☎050-3565-5885
【営】10:00~16:30
【休】火・水・木曜
【入館料】 200円
ホームページ

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cowbellriko
writer : cowbellriko

エビとイチゴとワインが好き。
国内外問わず、よく人に道を聞かれます。
世界の美術館を巡ること、あちこちの芸術展を回ること、がライフワークです。
アート系ウエブメディア「芸術専門楽群(略してゲイセン)」の中の人です。

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