疾走感たっぷりのオムニバス映画『RUN!-3films-』が本日から福井公開! 俳優・津田寛治さん & 篠田諒さんにインタビューしたよ。

疾走感たっぷりのオムニバス映画『RUN!-3films-』が本日から福井公開! 俳優・津田寛治さん & 篠田諒さんにインタビューしたよ。

こんにちは、アクションからマイナーまで、映画好きのともきです。


映画ファンのみなさま!


昨年2018年に数々の映画祭で受賞し、2017年の福井駅前短編映画祭で特別上映された『追憶ダンス』をご存知でしょうか?


当然知ってますよね、よね。

福井市出身の俳優・津田寛治さんも出演しており、かなり話題となりました。


本日11月8日(金)から15日(金)まで、福井市のテアトルサンクで、この『追憶ダンス』など3作品を含むオムニバス映画『RUN!ー3films』が公開されます。



なんと津田さんはこの3作品すべてに出演しています。

 

しかも!

明日11月9日(土)には、同じくテアトルサンクで福井駅前短編映画祭2019が開催され、津田さんのほか『RUN!ー3filmsー』の監督や、俳優さんたちが舞台挨拶に登壇しちゃうそうです。


ということで、津田寛治さんと「追憶ダンス」で主演を務めた若手俳優の篠田諒さんが10月に来福した際、インタビューを敢行。

今回の『RUN!-3films-』について、また2020年2月にNHK-BSで放送されるの福井発の地域ドラマについてお聞きしましたよ。

津田寛治(つだ・かんじ)
1965年福井県生まれ。
映画俳優を目指して上京後、北野武監督作品『ソナチネ』にて映画デビューを果たす。デビュー以後、数多くの映画やテレビドラマ、舞台、アニメーション作品での声優など幅広く出演を重ねている。「模倣犯」「トウキョウソナタ」「シン・ゴジラ」など多数の映画に出演。2018年NHK大河ドラマ「西郷どん」では郷土にゆかりの深い松平春嶽役を好演するなど、主役から悪役、コミカルな役から何でもこなす名バイプレイヤー。

篠田諒(しのだ・りょう)
1996年神奈川県生まれ
2015年映画「俺物語!!」、2016年映画「人狼ゲーム プリズンブレイク」、「武曲 MUKOKU」、TBSスペシャルドラマ「往復書簡・十五年後の補修」NHK「アシガール」などに出演。今後活躍が期待できる若手俳優。主演を務めた今回の映画「追憶ダンス」は、「FOXムービー短編映画祭2016」で審査員特別俳優賞、「SKIPシティ国際Dシネマ映画祭」で奨励賞、「山形ムービーフェスティバル」で準グランプリ&観客賞を受賞。

オムニバス映画『RUN!-3films-』とは?

 

ともき
こんにちは!今日はよろしくお願いいたします。

さっそくですが、『RUN!-3films-』はどんな映画なのか教えてください。

 

 

津田さん
こんにちは、こちらこそ宜しくお願いします。

今回の『RUN!ー3filmsー』ですが、こちらは3本の短編映画を1本にまとめたオムニバス映画になります。

別々に撮った3本の短編映画他県の映画祭で上映する際、1本にまとめてタイトルをつけることになったんです

 

ともき
なるほど! 元々1本の映画にするつもりで作ったんじゃないんですね

 

津田さん
そもそもは事務所が「まだこれからの若い俳優を世に出そう、1本撮ろう!」というところから始まったんですが、とにかくまだ無名の俳優たちに「お前歩いている場合じゃないだろう、走れ!」って言いたくて。

それで「RUN」というタイトルなんです。

 

ともき
タイトルの通り、俳優や監督たちの「熱」にあふれている映画だと。

撮影現場の雰囲気はいかがでしたか?

 

 

津田さん
まさに撮影中も走り抜けるような感じでした。

「追憶ダンス」の撮影中、特に篠田くんはカメラが回っていない時やロケ弁食べている時も、ずっと役に入り込んじゃってテンションがめちゃくちゃ高くて。それが僕らにも伝染しちゃいましたね。

 

篠田さん
「追憶ダンス」の現場では、どうにか寛治さんの熱量に負けないように毎日必死でした。

「津田寛治という半端ない熱量を持った怪獣が来るから(笑)、寛治さんに負けないようにしよう!」って他の俳優さんと言ってたくらいでしたし、寛治さんに引っ張られて、めちゃくちゃ熱い映画になっていると思います。

僕は映画作りという現場の熱は、確実に周りを巻き込むものを持っていると思うんです。

撮影の舞台となったコンビニのオーナーの方も感化されたりして、どんどん撮影に協力的になってくれたりしたんです。珈琲を差し入れしてくれたりとか(笑)。

この映画もそんな熱量溢れる映画なのでぜひ多くの方に見て欲しいですね。

 

 

津田さん
通常、短編映画ってなかなか観てもらえる機会が少ないのですが、今回3つの短編を1本にまとめることで映画館でも上映することが可能になり、広く一般のお客さんに観てもらえるようになりました。

これはすごくうれしいですね。

 

ともき
今回、津田さんの地元の福井で上映されることについて、どのようなお気持ちですか?

 

津田さん
いやー、故郷の映画館で上映されるのは、いつもうれしいですよ。

ハリウッドの超大作でもないちょっとマイナーな短編映画だけど、自分たちが一生懸命に作った映画を、こうやって映画館を通して、いろいろな人に見てもらえる。

僕はやっぱり、作品は映画館で上映されるという「イベント性」が大事だと思っているので、ぜひ映画館で見て欲しいですね。


\映画の予告編はこちらから/

 

『RUN!!ー3filmsー』
ゆうばり国際ファンタスティック映画祭、SKIPシティ国際Dシネマ映画祭、山形国際ムービーフェスティバル、しがショートムービーフェスなど数々の映画祭に招待され、グランプリなどを受賞。以下の3編の短編作品で構成される。

★「追憶ダンス」
深夜のコンビニを舞台に店員と強盗の記憶の掛け違いを巡る2人の戦いを描く(主演:篠田諒、木ノ本嶺浩/監督:土屋哲彦)、
★「VANISH」
人に言えない秘密を抱えた男たちの奇妙な関係を通して喪失を描いた作品(主演:松林慎司/監督:畑井雄介)、
★「ACTOR」
夢を捨てきれない売れない役者が現実と幻想の境界線を疾走する(主演:黒岩司/監督:土屋哲彦)

 

 

NHK福井発のドラマ「シューカツ屋」の撮影現場って?

 

 

ともき
そういえば、津田さんと篠田さんのお2人とも、2020年2月にNHK-BSで放映される地域ドラマ「シューカツ屋」にも出演されるんですね。

これはNHK福井放送局の制作ということですが、どんな撮影現場だったのですか?

 

 

津田さん
『シューカツ屋』は福井大学就職支援室をモデルにしたドラマで、僕は地元企業の社長役、篠田くんは就職活動中の学生の役を演じています。

現場はすごく楽しかったですね。

参加された役者同士のコミュニケーションも活発で、篠田くんら若い俳優さんたちの、リアルで魅力あるお芝居が光ってました。

それと、普段はなかなかお会いできない福井の地元の俳優さんたちと一緒に撮影に参加できたのも貴重でした。

今回、僕は福井出身のたたき上げの社長の役だったので、バリバリの福井弁が出せたのもよかったです(笑)。

でも僕の福井弁って40年前で止まってるんですよね。

だから意味が理解できるようにテロップ出さないとといけないかも(笑)。

 

 

ともき
テロップいいですね(笑)。ちなみに篠田さんは、福井の印象はどうでしたか?

 

篠田さん
福井は以前に2度、福井短編映画祭のために訪れたことがありましたが、今回は初めて長期で滞在させていただきました。

イメージとしては・・・、なんだかまちの中にお寺が多い印象でした。たしか浄土真宗が盛んな土地だとか。

あ、神社を散策していたら津田さんがNHKの大河ドラマで演じられていた松平春嶽公の銅像にも出会いましたよ。

今回は撮影のため長く滞在したことで、今まで知らなかった福井の良さに少しでもふれられてよかったです。

 

津田さん
ドラマの放送予定日は、2020年2月26日(水)。チャンネルはNHK BSプレミアムです。

福井の人に、ぜひ見てほしいです!!

 

いかがでしたか?

『RUN!!ー3filmsー』は、11月8日(金)から14日(木)まで福井市のテアトルサンクで上映されます。
(11/11(月)~11/14(木)はいずれも18:45から上映)

 

明日11月9日(土)には、同じくテアトルサンクで福井駅前短編映画祭2019が開催され、津田さんのほか『RUN!ー3filmsー』の監督や、俳優さんたちが舞台挨拶を行います。

なお、福井駅前短編映画祭では鯖江市出身の俳優・片山享さんがアイドルグループ「仮面女子」と製作した作品「つむぐ」や、津田寛治さんが監督として一般市民の方と共に製作した「ふくいムービーハッカソン」の作品なども上映されます。

福井駅前短編映画祭のチケットは、
前売り=1日券1,500円、1グループ券1,000円、
当日=同2,000円、同1,000円。
チケットは、同館チケット売り場のほか福井駅前のボクサーパンツ専門店「ラーナニーニャ」でも販売中。

福井の映画ファンはぜひこちらもチェックです!

ぜひこの機会に、疾走感溢れる『RUN!!ー3filmsー』を肌で体感してみてくださいね!!

 

※掲載内容に誤りや修正などがありましたら、こちらからご連絡いただけると幸いです。

※本記事の情報は取材時点のものであり、情報の正確性を保証するものではございません。最新情報はお電話等で直接取材先へご確認ください。

ともき
writer : ともき

ふくいの食に関することが大好きな、ふーぽ編集部おいしい「食」担当。
ふくいのおいしい情報を中心に、野菜ソムリエとしての視点も活かした記事をお届けしま す。 最近のマイブームは農家さんや漁師さんからの情報収集。ふくいの食は奥が深い!

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